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早産児に1日30分モーツァルトの音楽を聴かせると、安静時のエネルギー消費を減らし、成長を速める可能性のあることがイスラエルの研究で明らかにされ、医学誌「Pediatrics(小児科学)」オンライン版に12月7日掲載された(印刷版は1月号に掲載)。 1990年代、成人がモーツァルトのソナタを聴くと知能検査の成績が向上することを示す小規模研究が発表されて以来、数々の研究が実施されている。その中で早産児にモーツァルトの曲を聴かせると心拍数減少やストレスホルモン値低下などの“モーツァルト効果”が得られるほか、酸素濃度や体重の増加がみられることがわかっている。しかし、これまでの研究では、そのメカニズムに焦点を当てたものはなかった。 今回の研究では、早産で出生した健康な乳児20人を対象とする前向き無作為化試験をデザイン。経管栄養により同量の食物を与える乳児を、音楽を聴かせない群と、モーツァルトの音
最新のレビューによると、世界的に使用されているインフルエンザ治療薬タミフル(一般名:オセルタミビル)によって肺炎などの合併症を予防できるとのエビデンス(科学的根拠)はないという。このレビューは英国医師会誌「BJM」および「チャンネル4ニュース」により実施されたもので、同誌オンライン版に12月8日掲載された。「科学団体がその効果を判断できない薬剤の備蓄のために、世界各国政府が多額の費用を注ぎ込んでいる」と「BMJ」編集長のFiona Godlee博士は述べている。 2006年以来の更新となる今回の新しいレビューでは、タミフルの予防効果、治療効果および有害反応について検討した20件の臨床試験を分析。しかし、この作業は研究者やロシュ社(タミフル製造企業)からの“良質なデータの不足”によって阻まれたという。著者らは、完全には公表されなかったこの8件の重要な試験の結果を検証することができず、この8
血液型を決定する遺伝子が膵癌(がん)リスクの高さに関連していることが、米国の研究グループによって報告された。 今回の研究では、膵癌患者4,300人強および非膵癌者4,500人強のゲノムを分析。その結果、血液型A、BないしAB型を表すABO遺伝子の変異体を有する人は膵癌リスクが高いことが判明。O型では膵癌リスクの増大はみられなかったという。この報告は科学誌「Nature Genetics(ネイチャー遺伝学)」オンライン版に8月2日掲載された。 米国立癌研究所(NCI)によると、今回の結果は、血液型がA、B、AB型の人は膵癌および胃癌のリスクが高いことを示した過去の研究に一致するものだという。「さらに研究を重ねる必要があるが、この知見が切実に求められる診断と治療の向上につながる可能性がある」と、研究著者の1人であるNCIのPatricia Hartge氏は述べている。 膵癌は米国で癌によ
膝が痛くなるとどうしても足を動かさない、運動しない、といった状態になりがちです。すると足の筋力は落ちてしまいます。関節の曲げ伸ばしをすることも少なくなるので、関節の可動域が縮まり柔軟性も低下していきます。痛みは相変わらず続いているので、ますます運動するのを避けるようになり、膝の機能はどんどん低下するという悪循環が生じてしまいます。人間の体というものは、使わなければ使わないほどその機能が衰えていく性質を持っているのです。 このような状態にならないように、まず何より予防が第一です。ふだんから足の筋肉を鍛え、柔軟性や可動域を低下させないように運動をするなど日常の心掛けが大事です。また医師の治療を受けているような場合でも、痛くない範囲で自分にあった運動を見つけ「治すんだ」という強い意志で、運動を毎日実行し続けることが大切なのです。 膝をけがをしたり、慢性の膝痛に苦しんでいる人に多いのが、膝の周
癌(がん)患者へ “新鮮”な赤血球を輸血することにより、癌の再発を回避できる可能性が高くなり、長期生存の確率(オッズ)も向上することが新しい研究で示された。 特定の癌の手術中に輸血を行うと、再発率が高くなり、生存率が低下するというマイナスの効果をもたらすことがある。イスラエル、テルアビブ大学のShamgar Ben-Eliyahu氏らによる今回の研究は、この問題を解明しようとしたもの。白血病および乳癌を発症させたラットモデルを用いた試験の結果、研究グループは、使用する血液が9日以上保存されたものであった場合にのみ、輸血が(生存確率の)オッズを損なうことを突き止めた。 この研究は、ヒトを対象とした重要な研究への扉を開く可能性があるという。「動物モデルで輸血が癌再発の独立した危険因子(リスクファクター)となることが明白に示されたほか、さらに2つの驚くべき知見が得られた」とBen-Eliyahu
ヒトの胃によくみられるヘリコバクター・ピロリ菌(H. pylori)に、一部の食道癌(がん)を防ぐ作用のあることが新しい研究で示された。ピロリ菌のCag A遺伝子陽性株を有する人は、食道腺癌になる比率が約半分であるという。 研究著者の一人で米国立癌研究所(NCI)研究員のFarin Kamangar博士によると、ピロリ菌CagA陽性株は、胃酸の産生を低下させることによって食道への酸逆流を抑え、腺癌リスクを軽減させる。さらに、胃から分泌され食欲を刺激するホルモンであるグレリンghrelinの産生を低下させることによっても効果を発揮するという。グレリンの値が低下すると、腺癌の重要な危険因子(リスクファクター)である肥満が軽減されるためである。この知見は、医学誌「Cancer Prevention Research(癌予防研究)」10月号に掲載された。 ピロリ菌は世界人口の約半数がもっている
耳垢(じこう=耳あか)は取り除かずにそのままにしておくのが最もよい、とする米国耳鼻咽喉科・頭頸部外科学会(AAO-HNS)の新しいガイドライン(指針)が発表された。耳垢は分泌物、毛および死んだ皮膚細胞が混ざったものだが、潤滑作用と抗菌性をもち、耳を保護する働きがあると、米テキサス大学サウスウェスタン・メディカルセンター(ダラス)のPeter Roland博士は述べている。 このガイドラインは、耳垢が詰まった患者を特定し、適切に治療するための初めての総合的な臨床的勧告であり、科学的研究のレビューおよび専門家の意見に基づいて作成された。Roland氏によると、「単に耳垢があるだけなら何もする必要はない」という。綿棒を使って耳を掃除したくなるが、そうすると耳垢の分泌がさらに過剰になってしまい、医療機関での除去が必要になることが多いという。耳垢の状態に特に注意すべき人もいる。補聴器を使用する人は
発音や綴(つづ)りが似ていることによる薬剤の取り違えや、単純な言い間違いによる問題が、医師や薬剤師の間に蔓(まん)延しているという。時に笑いを誘うものもあるが、場合によっては人の命にかかわるものもある。 米国薬局方(USP)のMarilyn Storch氏は「発音を間違えれば、間違った薬剤を投与することになる可能性もある」と述べる。医薬界には常に新たな用語が入ってくるため、薬剤の数が増え、なじみのない名称が増えるにしたがって状況はますます悪化すると専門家はいう。また、医師らが学校で発音や処方の仕方を学んだ薬剤の多くが、現在は使用されていないことも忘れてはならない。 抗うつ薬Celexaと関節炎治療薬Celebrexは誤りやすい典型的な例である。このほかにも、胃腸薬Losecは利尿薬Lasix(日本での商品名:ラシックス)とよく混同されるためPrilosecと改名されたが、今度はProz
生徒が数学を学ぶときに、「現実世界」の具体的な例を用いることは有用でないことが米オハイオ州立大学の研究によって示され、米科学誌「Science」4月25日号で報告された。具体例を用いて数学的概念を学んだ大学生は新しい状況にその知識を応用することができなかったのに対し、抽象的な例で同じ概念を学んだ学生は、異なる状況に応用できることが多いことがわかったという。 この論文の著者の一人、同大学認知科学センター教授のVladimir Sloutsky氏は「この知見は、教育界で長い間信じられてきたことに疑問を投げかけるもの。具体例の利用が有効であるとの信念は深く浸透しており、これまで疑問視されることも、検証されることもなかった」と述べている。 よく出題される文章題としては、2つの列車が別の町を互いに向かい合って出発し、異なる速度で走るといったものがあるが、筆頭著者のJennifer Kaminsk
英国の病院で、院内感染を管理する取り組みの一環として、医師の伝統的な白衣の着用が禁止される。白衣以外にも、宝石類や時計、ネクタイ、付けづめ、長袖の服も着用禁止の対象となっている。 禁止される品目はいずれも、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)などの病原菌が潜伏する可能性があるもの。MRSAは、ほとんどの抗生物質に耐性をもつ「超強力菌」として知られる。 英国保健省は、新しい服装規定「bare below the elbows(肘から下を露出)」の中で、「ネクタイは毎日着用するにもかかわらず、まれにしか洗濯されない。患者のケアに役立つ機能はなく、病原菌が住み着きやすいことが示されている」と述べている。この新しい規則は、来年(2008年)にも施行される予定。 AP通信によると、2004年の研究により、米ニューヨークの病院で医師が着用するネクタイの約半数が、1種以上の病原菌に汚染されてい
膣を通して胆嚢(のう)を摘出する新しい技術を用いたフランスでの手術施行例が、医学誌「Archives of Surgery」9月号で報告された。今年(2007年)3月には米コロンビア大学(ニューヨーク)、さらに9月に米カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD、サンディエゴ)の医師らが同様の手術を実施しており、虫垂切除にもこの技術が応用されている。 今回の報告では、仏ルイ・パスツール大学(ストラスブール)のJacques Marescaux博士らが、30歳女性の胆嚢を切除した。膣後部を小さく切開し、そこへ特別にデザインした器具を挿入して胆嚢を摘出。3時間の手術の間、出血や肝液の漏出はなかったという。術後の痛みや傷もなく、当日退院も可能であったが、初めての手術だったため2日間入院させた。10日後の診察では通常の状態に回復しており、出血、分泌物、不快感などはみられなかった。 研究グループ
湿気が多くカビの生えた家に住む人はうつ病リスクが高いことが示され、米医学誌「American Journal of Public Health」10月号で報告された。 カビは真菌類に属するどこにでもいる微生物で、数万から数十万種が存在、毒性の高い代謝産物を作るものも多い。米国疾病管理予防センター(CDC)によると、カビの胞子は室内、野外ともに一年を通してみられ、暖かく湿気の多い場所で急速に増殖する。通常は石鹸や漂白剤によるこまめな清掃で防げるが、水害により深刻なカビ被害が生じることもある。 米国では、住居内のカビの許容量についての指針はないが、カビの胞子を吸い込むと呼吸器のアレルギー反応が誘発されたり、喘鳴(ぜんめい)、息切れ、肺感染症のほか、鼻詰まり、咳(せき)、頭痛、皮膚や喉、目の炎症が生じたりするという。特に、アレルギーや喘息患者、癌(がん)の化学療法中などで免疫不全状態にある人
人が見る夢の8%が性的な場面に関するものであることがカナダの研究で示され、米ミネアポリスで開催された睡眠専門家協会(APSS)年次集会で発表された。 男性は架空の人物と、女性は現在または過去のパートナーや有名人とのセックスの夢を多く見る傾向があるという。同様の研究は1960年代以来とされているが、前回の研究では男性が女性の2倍の比率で性的な夢を見ると報告されていたのに対し、今回の研究では男女差がみられなかった。女性が性的な夢を見る回数が増えたか、それを報告する頻度が増えたということであるが、どちらにしても興味深いと、研究を行ったモントリオール大学心理学准教授のAntonio Zadra氏は述べている。 今回の研究では、公募に対して回答を寄せた20〜89歳のカナダ人の女性109人、男性64人を対象に、1カ月間の夢の記録を検証した。夢の数は総計3,500以上。被験者の性的指向についてはデー
テレビゲームをなかなか止められないのは、単に楽しいというだけではなく、根本的な心理的要求を満たしてくれるからだという知見が、心理学誌「Motivation and Emotion」1月号に掲載された。 今回の研究は、米ロチェスター大学およびImmersyve社の研究チームが、ゲーム愛好者1,000人を対象に、テレビゲームを続ける動機について調べたもの。被験者を4つのグループに分けて各群に異なるゲームをしてもらい、その前後にアンケートを実施。このアンケートに基づいて、プレーヤーの興味を刺激し、ゲームを続ける潜在的な動機とそこから得られる満足感を調べた。 その結果、テレビゲームにより達成感、解放感、他のプレーヤーとの連帯感などを感じる機会がもたらされ、浅い意味での楽しさを上回る利益の得られることが判明した。プレーヤーの好感度が最も高かったのは、自分の実生活にも結びつく前向きな体験や手ごたえ
男性の方が心的外傷をもたらす出来事を多く経験しているにもかかわらず、心的外傷後ストレス障害(PTSD)であると診断される比率は、男性よりも女性で高いという知見が、米国心理学会(APA)発行の「Psychological Bulletin」11月号に掲載された。 PTSDとは、性的暴力、事故、戦争体験や他の暴力行為の目撃や被害といった出来事によって生じる不安障害で、追体験、感情の麻痺(まひ)、対人関係での困難、睡眠困難などの症状がある。米Institute of Living(コネチカット州)不安障害センターのDavid Tolin氏によると、男性と女性とでは心的外傷に対する反応が大きく異なり、現行の診断方法では、女性の症状の方が認められやすいという。ただし、PTSDの診断については検討が重ねられており、DMS(精神疾患の診断と統計の基準)でも版ごとに改定されている。 今回の研究では、T
「love hormone(愛のホルモン)」と呼ばれるオキシトシンに、夫婦げんかを鎮める効果があるという。オキシトシンは、人間関係や他人との心理的境界を健全に保つ能力に関係があると考えられているが、緊迫した状況でのストレスを軽減させるはたらきもあることが示され、ピッツバーグで開催された国際神経内分泌学会で報告された。 米エモリー大学(ジョージア州)精神学行動科学のBeate Ditzen氏らは、50組のカップルのうち半数にはオキシトシンの含まれる鼻腔スプレー薬を投与し、残りにプラセボ(偽薬)を投与した後、それぞれの抱える未解決の問題について模擬的に口論をさせた。唾液中のコルチゾル(ストレスの多い条件下で増大するホルモン)の濃度が測定され、カップルは自分たちの関係を評価するアンケートに回答した。 この結果、オキシトシン群では、プラセボ群に比べコルチゾル濃度に有意な減少がみられたという。さ
パロキセチン(商品名:パキシル)、fluoxetine (同:Prozac)、sertraline(同:Zoloft)などの抗うつ薬がうつ症状を消散させるのは、新しい脳細胞の成長を促す作用がある可能性が専門家らの間で長年考えられてきていた。今回、米コールドスプリングハーバー研究所(ニューヨーク州)助教授のGrigori Enikolopov氏らの研究で、その仕組みが明らかになり、米国科学アカデミー発行の「Proceedings of the National Academy of Sciences(PNAS)」オンライン版5月15日号に掲載された(編集部注=日本国内未承認薬は英文表記)。 研究チームは、特殊なマウスモデルに抗うつ薬Prozacを投与し、幹細胞(特定の細胞に分化する未分化細胞)がニューロン(神経細胞)になる過程を追跡した。この過程にはいくつかの段階が含まれるが、「Proza
チョコレート好きにはうれしいニュースである。ココアの摂取によって高齢男性の血圧が降下し、死亡リスクも低下するという研究が、米医学誌「Archives of Internal Medicine」2月27日号に掲載された。ココアが心臓によいとは1700年代からいわれていたが、科学的に裏付けられるようになったのはごく最近のことだという。 この研究は、オランダ国立公衆衛生環境研究所(Bilthoven)のBrian Buijsse氏らが、65〜84歳の男性470人を対象としてココアと心血管疾患の関連を調べたもの。対象者は1985年に身体検査と食生活についての問診を受け、その後1990年と1995年に同じ調査を受けた。この結果、日常的にココア(チョコレートを含む)を摂っている男性は、そうでない人に比べ血圧が有意に低いことがわかった。 また、ココアの摂取量が特に高い男性は、心血管疾患による死亡率が
● 無症候性の頸動脈狭窄症には手術は不要 ● 若年女性の早期乳癌(がん)の再発リスクは高くない ● COPD治療に用いられる吸入用抗コリン薬に心血管疾患リスク
喫煙者に関節リウマチ(RA)発症率が高いことは以前より知られていたが、喫煙によってある種の遺伝形質をもつ人では、免疫系が自己を攻撃するきっかけとなることがスウェーデンの研究で明らかになり、英医学誌「Arthritis & Rheumatism」1月号に掲載された。 関節リウマチは関節部の炎症に起因する疾患であり、症状が消失することはなく、時に突然増悪を来す。カロリンスカ研究所(ストックホルム)の研究チームは、スウェーデンの早期リウマチ患者930例とリウマチの発症をみていない人383例の血液を採取し比較検討した。 その結果、ある遺伝形質が認められる喫煙者に、関節リウマチの発症をみる頻度が高いことが判明した。HLA-DRの共有エピトープ(SE)遺伝子のコピーが2個認められる喫煙者は、こうした遺伝子が認められない非喫煙者と比べて関節リウマチの発症率が21倍であった。 米国関節炎財団最高責任
もし誰かに、「日本を一言で説明すると?」と尋ねられたら、まず何を思い浮かべますか?ギャンブルではないでしょう。桜や侍、テクノロジー、漫画といったところでしょうか。しかし、多くの外国人が考えているほど、ギャンブルは私たちにとって不思議なものではありません。この楽しくて、時に危険なアクティビティは日本では厳しく規制されていますが、決して日本人には馴染みがないというものではありません。それどころか、日本における最初のギャンブルの痕跡は7世紀にまでさかのぼります。 将来的に、ここ日本ではギャンブルがより充実すると予測されているので、運次第のゲームが好きな人はそれを心待ちにしているかもしれません。では、私たちの国、日出ずる国のギャンブルを改めてチェックしてみましょう。 宝くじ 宝くじは世界各地の多くの国で人気がありますが、それには理由があります。宝くじは安価に購入できて、大金を失うことはありません。
脳卒中について知っておこう 最終回 脳卒中を予防するには? 脳卒中を防ぐ日常生活について、以下に注意事項をまとめてみました。 (1)高血圧の管理 脳卒中の危険因子のナンバーワンに挙げられるのが高血圧です。血圧が高いというだけで脳卒中発生の直接の原因になるうえに、加齢とともに進む動脈硬化をさらに促進させるわけです。
お金で幸せを買えないことは誰もが知るところだが,知能でも幸せは保証されないことを示す研究が,英国医師会誌「BMJ」7月16日号に掲載された。 この研究は,英エジンバラ大学のAlan J. Gow博士らが,1921年生まれのスコットランド人550人を追跡調査したもので,このテーマについての最も長期にわたる研究の1つである。調査への参加者は11歳時と79歳時に知能テストを受け,さらに「人生の満足度」テストも受けた。 「人生の満足度」テストは広く用いられているもので,例えば「ほとんどの点で私の人生は理想的なものに近い」,「もし人生をやりなおせるとしても,ほとんど何も変えない」などの質問に対して,「大いに同意する」から「全く同意しない」の範囲で答えるものである。その結果,80歳時点での人生への満足度と,11歳あるいは79歳でのIQ(知能指数)の相関関係は統計的に有意でなく,知能が幸福とは関係し
2008/09/29 簡便な血液検査でアルツハイマー病リスクが判明 簡便な血液検査によって、アルツハイマー病リスクをもつ人の特定が可能になる日も近いと、米コロンビア大学メディカルセンター(ニューヨーク)の研究グループ・・・
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