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ブラシやくしを使って猫の毛をとかしてあげることをブラッシング(brushing)と言います。猫が自発的に行うグルーミング(grooming)を人間が肩代わりしてあげたものと考えれば分かりやすいでしょう。猫に対するブラッシングには以下のような効果があります。頻度としては、スキンシップを兼ねて毎日行うのが理想です。 猫の毛は成長→休止→脱毛という毛周期に沿って常に成長と脱毛を繰り返しています。1週間前にコロコロをかけたばかりの猫のベッドにびっくりするほど抜け毛が溜まっていることからも、いかに猫の脱毛サイクルが早いかがうかがえます。飼い主が日常的にブラッシングしてあげれば、自然脱毛する毛を事前に減らすことができ、カーペットやベッドにまとわりつく抜け毛を減らせます。猫の毛 猫は自分の体をグルーミングしたり、他の猫の体をグルーミングしてあげる際、口の中に入った毛を人間のようにペッと吐き出すのではなく
ネコ科動物とは、体の大きなライオンから、体の小さなイエネコまで、37種を含むグループのことです。この動物たちの祖先を可能な限り古い時代までさかのぼっていくと、たった1種類の動物に行き着くと考えられています。以下は、猫と人間とが関わり合うはるか以前におけるネコ科動物たちの系統樹です。 Prehistoric Cats and Prehistoric Cat-like Creatures ミアキス (Miacids or Miacis) は、約6,500万前~4,800万年前(暁新世から始新世中期)に生息した小型捕食者です。現代のイヌやネコ、アシカなどを含む食肉目の祖先、あるいは祖先に近縁な生物と考えられています。 体長は約30cmで、胴は長くほっそりしており、長い尾、短い脚などから、イタチあるいは、現在マダガスカルのみに生息するフォッサなどに似た姿であったと推定されています。後肢は前肢より長
ネコ科動物(ヤマネコ)は警戒心の強く、本来なら外敵である人間には近付こうとしません。では、現代の人懐こい「イエネコ」はどのようにして人間と接点を持つようになったのでしょうか?考古学的な発見などから猫と人との共生関係について考えてみましょう。 最新の研究により、現在世界中に存在しているイエネコ(人間と共生する猫)の祖先は、約13万1000年前(更新世末期=アレレード期)に、中東の小アジア(アナトリア)あたりに生息していたリビアヤマネコである公算が大きいということがわかりました(→猫の進化の歴史)。そしてこのリビアヤマネコは、今から9,500年~4,000年前のどこかの段階で、人間と接点を持つようになったと考えられています。 2004年8月、およそ9,500年前のキプロス島のシルロカンボス遺跡(shillourokambos)から、人間と共に埋葬されたネコ科動物の遺骨が発見されました。上の地図
ワクチン(vaccine)とは毒性を無くしたか弱めた病原体のことです。ワクチン接種とはワクチンを動物の体内にあらかじめ注入することで抗体(病原体を攻撃する防御システム)を作っておき、感染症にかかったときの症状を軽減することを意味します。 人間においては予防接種法が定められており、重要度が高い病気に関しては予防接種を受けることが推奨され、なおかつ行政が費用を負担してくれることもあります。例えば麻疹(はしか)、風疹、結核、水痘などです。かつては「義務」として必ず受けることがルール化されていましたが、近年は「努力義務」となり、なるべくなら受けることが望ましいという位置づけに変わっています。このようにコロコロと行政の態度が変わる理由は、医学的な知識の発展に伴いワクチンの必要性に疑問が出てきたり、ワクチンによる重大な副作用事例が報告されるようになってきたからです。 猫におけるワクチン接種は、犬の狂犬
猫の寿命はせいぜい10~20年程度で、ほとんどの場合は飼い主よりも先に天国に召されてしまいます。猫はぬいぐるみではありませんので、老境に入り、弱った体や頭を飼い主がサポートしながら、猫の老後をケアしていく必要があります。では具体的に、老衰に伴ってどのような変化が現れるのでしょうか? 2023年に公開されたペットフード協会の統計データ「全国犬猫飼育実態調査」では、完全室内飼いの猫と屋外へのアクセスができる猫との間で、平均寿命に大きな格差があることがわかります。屋外には感染症、迷子、虐待、交通事故など危険がいっぱいですので、猫に長生きしてほしかったら完全室内飼いを徹底する必要があります。 猫を放し飼いにしてはいけない理由 ちなみに最も長生きした猫としてギネス記録に残っているのは、アメリカ・テキサス州に暮らしていたクレームパフという猫で、年齢は38歳と3日(1967~2005)です。これは人間の
日本では毎年数万頭の猫たちがひっそりと殺処分され続けています。こうした殺処分の背景には一体何があるのでしょうか?そして、処分数を減らすために私たちにできることがあるとすれば、それは一体どのようなことなのでしょうか?(🔄最終更新日2024年2月) 猫の殺処分(さつしょぶん)とは、保健所や動物愛護センターに収容された猫の命を人間の意志によって断つことです。 犬の場合は「狂犬病予防法」の規定により、飼い主のいない野良犬や野犬がいた場合は行政機関が捕獲しなければなりません。一方、猫を捕獲しなければならないという法律はありませんが、一般市民が「拾った」とか「怪我をしていたところを保護した」といって持ち込んだ場合は引き取る義務があります。また飼い主のいるペット猫の場合は「動物愛護法」の規定により、所有者から引き取りを求められたときは、これを引き取らなければなりません。 このようにして行政機関に収容さ
猫のしっぽ(尻尾)について、構造・タイプから動きのしくみまでを写真や図を用いて解説します。気持ちの読み方がわかれば、猫マスターになれるかもしれません。 猫のしっぽには色々な種類があります。一般的には18~23個の尾椎(びつい=しっぽを支える骨)と、しっぽを前後左右に動かす4つの筋肉、及び細かな動きをつかさどる8つの筋肉から構成されますが、長い尾をもつ種から全くしっぽの無いマンクス、短いしっぽが特徴のジャパニーズボブテイルまで様々ですので一概には言えません。 ちなみにギネス世界記録で最も長いしっぽを持つ猫として認定されているのは、ミシガン州の「シグナス」というメインクーンで、記録は44.66 cmでした。これほど長い尻尾を持っているにも関わらず、先端だけを器用に動かすことができます。 以下では一般的な猫のしっぽの断面解剖図、及び筋肉の種類を動きとともに示します(:Wada, 1994)。 1
当サイトは猫のしつけ方から里親募集まで、猫に関する情報が満載です。ペットとの幸せな共同生活を実現する際の参考やヒントにして頂けると幸いです。なお新型コロナウイルスの注意点に関しては「猫の飼い主のための新型コロナウイルス対策」でまとめてあります。
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猫の種類をメジャーとマイナーに分けてご紹介します。合計103種を写真一覧、五十音順一覧、タイプ別一覧で網羅していますので、お好きな項目からご覧ください。
猫に必要な栄養は、私たち人間と同じ「六大栄養素」(炭水化物・脂質・タンパク質・ビタミン・ミネラル・水)です。ただし「完全肉食動物」であるため各栄養素の適正量がかなり異なります。まずは栄養学の基礎をマスターし、欠乏症(失調症)や過剰症が起こらないようしっかりと食餌管理をしてあげましょう。 「炭水化物」(たんすいかぶつ, carbohydrate)とは単糖と呼ばれる炭素を含んだ分子を構成成分とする有機化合物の総称です。体内で分解されエネルギー源となる炭水化物を「糖質」、分解されず腸内細菌の発酵作用を受ける炭水化物を「食物繊維」と呼び分けることもあります。 糖質の方は主として脳や筋肉に取り込まれてエネルギー源として活用されます。余った分はインシュリンというホルモンの働きで脂肪細胞や筋肉細胞に蓄えられ、逆に空腹時は体内のタンパク質(筋肉)や脂質(脂肪)が分解され、、糖質の最小単位である「グルコース
猫の足をよくよく観察してみると、驚くほど繊細で高い機能をもっていることがわかります。少しの間だけ猫の手を借り、前足や後ろ足の骨格・肉球・爪などを動画や画像を用いて詳しく見ていきましょう!(🔄最終更新日:2022年10月) 猫の指は左右の前足に5本ずつ、左右の後ろ足に4本ずつ、合計18本付いています。人間に置き換えると足の親指が2本足りないという計算です。前足の上の方についてる指は、英語圏では「狼爪」(ろうそう, dewclaw)などと呼ばれますが、日本では馴染みがないので普通に「手の親指」と言った方がわかりやすいでしょう。 猫の指は基本的に全部で18本ですが、カナダの東部やアメリカの北東部には前足や後ろ足の指の数が多い猫がたまに見られます。これが「多指猫」(Polydactyl Cat)と呼ばれる猫です。 指の合計数にはバリエーションがあり、最も多いのが前足の指だけが左右一本ずつ多い合計
猫の骨格は、同じネコ科動物に属(ぞく)するライオンとほぼ同じで、違うのは大きさだけだと言われています。言い換えれば、肉食動物として獲物を捕獲するために都合よく進化した骨組みをしているともいえます。以下では猫の骨について詳しく解説していきます。 イエネコの骨格は、ライオンやトラなど大型のネコ科動物とほぼ同じで、違うのはサイズだけです。 いわゆる猫背という言葉がありますが、猫は完全肉食性のため、他の動物に比べて比較的腸が短くても生きていけます。ですから脊柱が腸を始めとする内臓を支える必要性が低く、そのかわり柔軟性に富んでいるのです。この柔軟性が「猫背」を可能にし、すばやく走るときのチーターのような走行フォームを実現させています。 また骨と骨をつなぐ靭帯(じんたい)や背骨と背骨の間にある椎間板(ついかんばん)と呼ばれるクッションは非常に柔軟で、背中や自分の顔以外は、体をねじって自分でなめることが
猫に関する総合情報サイト「子猫のへや」のサイトマップです。大見出しをクリックすると小見出しが開きます。閉じるときはもう一度クリックしてください。なお新型コロナウイルスの注意点に関しては「猫の飼い主のための新型コロナウイルス対策」でまとめてあります。
実は猫たちと私たち人間が見ている世界は少し違います。では猫たちは一体どのような景色の中で生きているのでしょうか?猫の目や視覚について、色・視力・色覚・視野などに分けながら写真付きで解説していきますので詳しく見ていきましょう(🔄最終更新日2019年12月)。
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