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参考文献紹介 江戸と中国の印刷・出版に関する読書案内 『江戸の本屋さん』 今田洋三著 NHKブックス 一九七七年 活字印刷を始めた京都の書商たちが、夷子講をはじめとするいくつもの講組織をもっていたことも書いている。富田林の杉山家が江戸時代にどんな本を読んだか、河内の俳諧グループがどのような範囲をもっていたか、実地調査もしている。江戸の出版の中で、とりわけ須原屋市兵衛に筆をさいていることも、面白い。私は蔦屋とその活動にも関心があるが、最初は須原屋市兵衛を追っていた。この人は利益を度外視している。思想をもった版元なのだ。須原屋市兵衛の店があったことで、江戸の人間たちはどれほど、世界に開かれた眼をもてたかしれない。そうやって見てみると、『江戸の本屋さん』の魅力とは、本をメディアとしてのみ見ていることではなく、そこに関わる人間をみつめている、その視線が魅力的なのだと気づいた。網羅してい
この図版は、日本の印刷・版画の歴史的トピックから選んだものである。時間的順序で言えば、この図版の前に、「本の歴史――国会図書館・ディジタル貴重書展」で見られるような歴史があり、それから、ここで見せる江戸時代特有のヴィジュアル本の文化がある。時間的な順序を追って見る場合は、まず本の歴史――国会図書館・ディジタル貴重書展を見た上で、この図版を見た方が、よりわかりやすい。 流れが分からない場合は、年表を見るとよい。 以下の図版は様々な資料から写したものだが、講義用に使う図版なので、クレジットは入れなかった。個人の学習以外に、出版物への掲載や営利目的に転載しないでほしい。使いたい場合は、所蔵者をこちらに問い合わせるように。 図版は、クリックすると大きくなる。 黒本『煙草恋中立(けむりぐさこいのなかだち)』(1725〜60) 黒本は江戸に起こった絵本。ここに見えるような煙草とキセルの抗争
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