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情報って何だろう? 1.はじめに 情報化社会,情報技術(IT),気象情報,株価情報-----,世の中に“情報”という言葉が溢れていますね.「情報」って一体何でしょう.辞書(広辞苑)には, ① あることがらについてのしらせ. ②判断を下したり行動を起こしたりするために必要な,種々の媒体を介しての知識. と説明されていますが漠然としていて判りにくいですね.「情報」を科学的に取り扱うには,どうすればよいでしょうか. シャノンは1948年にA Mathematical Theory of Communication(通信の数学的理論)という論文を発表しました.その論文では,「情報」のある一つの側面に着目して情報量を定義し,それをもとに情報理論と呼ばれている学問を構築しています.今回の講座では,シャノンの情報理論のアウトラインを紹介します. 2.シャノンの情報量 シャノンは情報量を確率の関数と
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Bison 1.25 マニュアル 目次 まえがき 日本語訳にあたって Bisonの利用条件 GNU一般公有使用許諾書 はじめに 和文文書自体の再配布に関して あなたの新しいプログラムにこれらの条項を適用する方法 Bisonの概念 言語と文脈自由文法 形式規則からBisonの入力へ 意味値 意味アクション Bisonの出力――構文解析器ファイル Bisonを使う手順 Bison文法の全体像 例 逆ポーランド記法電卓 rpcalcのための宣言 rpcalcのための文法規則 inputの説明 lineの説明 exprの説明 rpcalc字句解析器 制御関数 エラー報告関数 構文解析器を生成するためにBisonを実行 構文解析器ファイルのコンパイル 中間記法電卓:calc 単純なエラー回復 多機能電卓:mfcalc mfcalcのための定義 mfcalcのための文法規則 mfcalcの記号表 練習
並列処理でコンピュータを高速化するには? 藤本典幸 大阪府立大学 大学院理学系研究科 情報数理科学専攻 1 はじめに コンピュータの中にある様々な電子部品のうち,コンピュータの頭脳にあ たる部品を「プロセッサコア」(以降,単に「コア」)と呼びます.コアを1 つだけでなく複数搭載した「並列コンピュータ」を作って計算を高速化する ことを「並列処理する」と言います.逆に1つのコアだけで計算することを 「逐次処理する」と言います.また並列処理を行うプログラムを「並列プログ ラム」,逐次処理を行うプログラムを「逐次プログラム」と言います.並列処 理は,人間が1つの大きな仕事をするときに,何人かで協力してやれば,1 人でやるよりも早く仕事がかたづくという発想と同じです. 2008 年 11 月時点での世界最速のコンピュータはコアを 12 万 9600 個搭載 しています.最近ではパソコンでもコアを2
数理論理学(命題論理と述語論理) (平成19年度版) ÓÒØ ÒØ× ½ 命題論理 Ä ½º½ Ä の記号と命題 º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º ½º¾ ½º¿ ½º ½º ½º 命題の真偽値(命題の意味的側面) º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º ½ ½ ¿ Ä での推論(命題の記述的側面) º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º Ù Ø ÓÒ 定理 º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º 無矛盾と矛盾 º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º º
15年度 情報システム工学実験III コンパイラ・コンパイラ 実験書 実験日: 5月7日, 5月14日, 5月21日 (5月8日追加) 課題0の解答例と講評 実験テーマ全体に関する注意 課題0 flex と bison を使ってみよう 課題1 flex の応用: C ソースプログラム整形ツール 課題2 bison の応用: 簡易電卓 中間報告・レポートについて 中間報告要領 レポート作成・提出要領 実験の手引き flex と bison 課題0.1の手引き (文字列置換プログラムの生成) 課題0.2の手引き (C ソースプログラム整形ツールの生成) 課題0.3の手引き (簡易電卓の生成) 課題1のヒント 課題2のヒント インターネット上の参考文献 flex の説明 bison の説明 flex と bison を同時に使う オンラインマニュアル flex のマニュアル bison のマニュ
西村治道(大阪府立大学理学系研究科情報数理科学専攻) 1. はじめに インターネットの掲示板って,お互い顔も名前も知られることなく匿名で自分の興味あることについて誰かと議論できるのが長所の1つ ですよね.でもしばしば匿名なためか終わりのない罵りあいになってしまうことも…迷惑ですよね, 他の利用者にとっては.こういうとき,実社会ならじゃんけんなどで最後に意見できる方を決めてしまえるんですが… 2. 対立する2者間での優劣の決定 私たちはしばしば「対立する2者に優劣を付ける」必要のある局面に遭遇します.例えば, どっちが先に始めるかを決めなきゃいけない場合(例:サッカーのキックオフ) 散々戦いあった挙句決着がつかずそれでもなお勝ち負けを決めなければならない場合(例:ラクビーで同点でノーサイドを迎えた場合) こういうとき,比較的個人個人の得意不得意に関係なく「運任せ」で行える方法といえば,
証明を理解するための考え方 嘉田 勝∗ (数学セミナー 2009 年 5 月号掲載記事)† 1 はじめに いきなりですが,読者の皆さんは,次の問題にど う答えますか? 問題 1 次の命題は偽であることを証明せよ. 「すべての実数 x について x2 − 5x + 6 0」 高校や大学入試での数学に慣れた皆さんの中に は,次のような「証明」を書く人が多いと思います. そして,高校の試験や大学入試模擬試験では,この 答案で満点をもらえることでしょう. 解答 1–1 x2 − 5x + 6 = (x − 2)(x − 3) だから, 2 < x < 3 のとき x2 − 5x + 6 < 0 が成り 立つ.したがって,「すべての実数 x について x2 − 5x + 6 0」は偽である. しかし,私が採点者なら,この答案は 0 点です! 解答 1–1 の「証明」は,命題「すべての実数 x につ
嘉田 勝 / Masaru KADA A tentative English version is available. 大阪府立大学 大学院理学系研究科 情報数理科学専攻 講師 研究分野: 数理論理学(特に公理的集合論),集合論的位相空間論 2009年8月から2010年3月まで,ボイジー州立大学数学科(アメリカ) 訪問研究員(大阪府立大学在外研究員) 研究プロファイル 授業情報 卒業研究・修士論文テーマ オフィスアワー 出前講義情報 論理と集合から始める数学の基礎(日本評論社)(2008年12月刊行) 正誤表(2009年6月26日現在) 証明を理解するための考え方(数学セミナー2009年5月号:日本評論社) 数学短編小説「博士の愛したNP完全問題」(情報数理科学講座) 情報数理談話会 (学部学生,大学院生,教員向け) 関西集合論セミナ(研究者向け) 数学基礎論若手の会 過去の情報 Ma
★コンピュータってどんなもの? コンピュータはどう考えても機械ですね。しかし、その能力は今までの機械と ちょっと違うようだという印象を持っている人も多いのではないでしょうか。 コンピュータと同じように感じられるものに電卓があります。電卓を使うと、 面倒な掛け算や割り算がボタンを押すだけでできてしまいます。一方、コン ピュータは、チェスをしたり、マージャンをしたり、乗物の座席予約をしたり、 銀行の口座管理をしたり、建物や飛行機などの設計でも使われているようです。 最近では身近になったワープロ(ワードプロセッサ)やインターネットでも、コン ピュータが主要な役割を果たしています。そう言えば、コンピュータは「電子計 算機」と呼ばれ、電卓は「電子式卓上計算機」と呼ばれています。電卓には「卓 上」が付いているだけですが、どこが違っているのでしょうか。 実は、これらの違いは「操作の自動化」とい
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ここでは,量子コンピュータを研究したい,または勉強したいと思っているが 何から始めればいいのか分からない学生さんにスタンダードなテキストや代表的な論文を 薦めておきます.但し,私は量子計算量理論,すなわち 量子コンピュータはどんな問題を解くのが得意かを数学的に研究する理論を研究対象と しているので,薦める本や論文もその立場であること(さらに私の主観が入ってること) を断っておきます. テキスト 量子コンピュータの基礎を学ぶ上でも,ある程度の全体像を学ぶ上でも 現存するテキストの中で一番良いのではと思われるのが, [NC00] M. A. Nielsen and I. L. Chuang. Quantum Computation and Quantum Information. Cambridge University Press, 2000. かと思われます
大阪府立大学理学部情報数理科学科 山崎武 1. はじめに 私たちは現在,様々なことをコンピュータで計算しています. コンピュータ技術のこれまでの発達を考えると, どんな問題でもコンピュータで解くことができそうです. しかし,コンピュータの計算は実際にはとても簡単で具体的な操作を繰り返し行っているにすぎません. そう考えると,どうしてもコンピュータでは解けない問題がありそうです.どちらが正しいといえるでしょうか.また,もし絶対に解けない問題があるとすれば,どのようなものがあるのでしょう.今回は計算可能・不可能という視点から簡単に説明します. 2. 計算可能な問題 私たちは小学校以来,四則演算をはじめさまざまな計算を学んできました. また,私たち自らの手と頭?による計算ばかりでなく,コンピュータによる計算も多く学んでいます. 例えば,コンピュータによる計算というテーマにかぎったとし
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