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MIYADAI.com Blog (Archive) > 年末恒例の「渡辺靖×苅部直×宮台」鼎談2013年版、宮台発言の一部を抜粋 « メキシコ映画『父の秘密』について書きました。 | 【首都大学東京での、来年度学部ゼミのシラバス】 » 年末恒例の「渡辺靖×苅部直×宮台」鼎談2013年版、今週金曜日『週刊読書人』に掲載されます。宮台発言の一部を抜粋します。 【宮台】『小室直樹の世界』(ミネルヴァ書房)の刊行に携わり、小室先生に代表されるオーソドックスな近代理解が今でもどれほど通用するのか真剣に考えました。その視座から見て、今年は震災や戦争が起こっていないものの散発的ながら重要な出来事がありました。アメリカの個人情報大量収集問題やオバマケアをめぐる騒動、日本のヘイトスピーチ問題や特定秘密保護法問題。 技術・社会・文化・宗教など幾つかの切り口で語れますが、技術という括りが大切です。マックス・ウ
MIYADAI.com Blog (Archive) > 東京新聞11月7日夕刊文化面に、新国立競技場問題について執筆しました。 « 『読売新聞』で「恋するフォーチュンクッキー」を踊るブームにコメントしました | イベント告知 » ◎「生き物」としての東京を取り戻す/宮台真司 新国立競技場建設案を問題視する槇文彦氏は、六〇年代にヒルサイドテラスの設計を通じて東京・代官山の礎を与えた建築家だ。近隣に住む私は代官山の街づくりをめぐる活動に関わるが、この地が「匂いのある街」なのは氏の環境倫理学的な直観に負う。直観を学問的に補完してみよう。 日本人に縁の薄い環境倫理学は、生き物も快苦を感じるから苦痛を最小化せよと唱えるピーター・シンガーの〈功利論〉から、生き物も人と同じ道徳的義務の対象に数えよと唱えるトム・レーガンの〈義務論〉を経て、これらでは環境の一部しか最適化できないとするベアード・キャリコッ
MIYADAI.com Blog (Archive) > 『読売新聞』で「恋するフォーチュンクッキー」を踊るブームにコメントしました « 『小室直樹の世界』がミネルヴァ書房からまもなく発売されます。 | 東京新聞11月7日夕刊文化面に、新国立競技場問題について執筆しました。 » 数日前の『読売新聞』で「恋するフォーチュンクッキー」を踊るブームにコメントしました。確か夕刊だったような。コメントを依頼されたときに即席で(1時間)書いて記者に送った文章です。 追記:10月30日夕刊だったそうです。 〜〜〜 ―――――――――――――――――――――― 意外な人たちとつながれて幸せになれるのはいいね ―――――――――――――――――――――― 「女の子にしろ、システムにしろ、媚びが嫌だ」と公式にはAKB48嫌いの僕。でも「恋するフォーチュンクッキー」に限っては娘たち(7歳と4歳)と踊る。いろんな
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MIYADAI.com Blog (Archive) > 福島第一原発の汚染水問題と、4号機燃料棒取り出し問題について « 石井隆の映画は救いがないという「誤読」を却けました。晴佐久神父との対談で話題に。 | 『小室直樹の世界』がミネルヴァ書房からまもなく発売されます。 » 福島第一原発の汚染水問題と、4号機燃料棒取り出し問題について、元国会事故調査委員で、科学ジャーナリストの田中三彦さんとお話ししました。 例によって宮台発言の一部を抜粋。田中さんの発言を含めた全体は18日発売の『サイゾー』を御覧下さい。 宮台◇ (倒壊すれば「日本が終る」(どころか「北半球が終る」by ファイアウィンズ・アソシエーツのアーニー・ガンダーセン)かもしれない4号機からの燃料棒取り出しを東電に任せていいのかという疑問について)福島第一原発4号機燃料棒取り出しに東電以外の主体が関わると、責任の所在が変わります。国
MIYADAI.com Blog (Archive) > 憲法についてのアンケートに答えました。800字制限でしたのでタイヘンでした。 « 廣松渉先生について語りました。前半部分だけ掲載します。やがて『情況』に全体が掲載されます | 石井隆の映画は救いがないという「誤読」を却けました。晴佐久神父との対談で話題に。 » 憲法についてのアンケートに答えました。800字制限でしたのでタイヘンでした。でも30分で書きました。そのグルーヴ感が出ているでしょう。 設問 (1)現行憲法で好きな条文、嫌いな(あるいは、おかしいと感じる)条文についてお聞かせください。 (2)憲法改正の議論が浮上しています。この議論は、いままさにされるべきであるとお考えですか。 (3)自主憲法に改めるべきだと思いますか。 (4)自由民主党が掲げる改憲草案が話題となっています。どのような評価をなさいますか。 (5)9条は改正さ
MIYADAI.com Blog (Archive) > 廣松渉先生について語りました。前半部分だけ掲載します。やがて『情況』に全体が掲載されます « 「『サブカルチャー神話解体』から20年、オタク研究の停滞」(仮題)の前半だけアップ | 憲法についてのアンケートに答えました。800字制限でしたのでタイヘンでした。 » <広松渉との交友> 宮台 廣松渉さんとの出会いから。お顔を拝見したのは一九七八年。東大・駒場キャンパスに通っていて、当時の2号館で廣松先生の講義を拝聴しました。授業は大人気で立ち見状態。教壇の前まで立ち見が埋まり、廣松さんが「まるで立ち会い演説会ですね」とおっしゃったのを覚えています。 廣松さんを意識したのはそれに先立ちます。僕は中二で若松孝二と足立正生の映画にハマりますが、映画批評家で第四トロツキスト同盟元活動家の松田政男さんの本がきっかけです。麻布中の図書館にあった松田
MIYADAI.com Blog (Archive) > 「『サブカルチャー神話解体』から20年、オタク研究の停滞」(仮題)の前半だけアップ « 『愛のキャラバン』の冒頭、ナンパを始めたキッカケを語ったパートの後半部分です | 廣松渉先生について語りました。前半部分だけ掲載します。やがて『情況』に全体が掲載されます » 「『サブカルチャー神話解体』から20年、オタク研究の停滞」(仮題)の前半部分だけアップロードします。 まもなく『Fandom Unbound: Otaku Culture in a Connected World』の日本語版が出ます。この日本語版には、英語版には収録されていない僕の論文が含まれています。 元々この英語本に収録する予定だったのですが、東浩紀君との米国講演旅行を契機に学術的(査読あり)定期刊行物『Mechademia』に掲載されることになったので、英語本への収録
MIYADAI.com Blog (Archive) > 電子書籍『宮台真司・愛のキャラバン』に寄せた「あとがき」です。 « 東京新聞「政府2トップ(安倍と麻生)のトホホな見識」に登場しています | 『宮台真司・愛のキャラバン』の質疑応答で過去40年の性愛史に言及した部分です » 電子書籍『宮台真司・愛のキャラバン』に寄せた「あとがき」を掲載します。 購入サイトはこちらです。http://www.amazon.co.jp/dp/B00ECHGFDI 宮台真司による「あとがき」 1.ちまたの「ナンパ塾」への違和感 このイベントの開催に至る経緯や動機を説明させていただく。昨今は「ナンパ塾」的なものがブームで、ナンパブロガーたちにも注目が集まる。第一の動機は、これらへの違和感だ。違和感の中身は、第一に「自己啓発」に意識が集中しがちな点。第二に、女性を「物格化」しがちな点。両方は結びついているが、
東京新聞「政府2トップ(安倍と麻生)のトホホな見識」に登場しています 本日、東京新聞2013年8月8日(木曜日)が「こちら特報部」で『政府2トップのトホホな見識』という特集記事を掲載しています。昨日はこの記事についての突然の取材申し込みが東京新聞からあって、いろんな用事が立て込んでいたので、たいへんな一日になりました。 安倍総理のトホホぶりについては、僕がコメントしています。 麻生副総理のトホホぶりは、ファシズム研究で著名な池田浩士京大名誉教授がコメントします。 僕の安倍へのコメントはいつもの通りなので簡略にスルーし、池田先生のコメントをご覧ください。 麻生支持者の一部に、《いつの間にかナチス憲法に変わっていた。誰も気が付かない間に変わった》という麻生発言と、内閣が作文した《喧騒にまぎれて…進んでしまった悪しき例として》ナチスをあげたという釈明発言との矛盾を、「喧騒の中で静けさのことだ」な
MIYADAI.com Blog (Archive) > 小室直樹先生の命日(9月4日)あたりに上梓される小室直樹シンポ本の後書きです « 「八ッ場ダム」建設の続行について原発立地問題に詳しい中澤秀雄さんとお話ししました | 東京新聞「政府2トップ(安倍と麻生)のトホホな見識」に登場しています » ―――――――――――――――――――――― 小室理論の限界は小室的方法でしか越えられない 宮台真司 ―――――――――――――――――――――― 【シンポジウムで禁欲した発言】 この本の中で、私は、シンポの発言(とりわけ第4章に収録された第2部)と橋爪さんとの対談における発言(とりわけ後半)を通じて、小室直樹先生についてどうしても述べて置かなければならないと思い定めていたことについて、十分に述べきれたと感じている 近代の理念型に準拠して日本(の歴史)を眺めるのが小室先生のやり方だった
MIYADAI.com Blog (Archive) > 「八ッ場ダム」建設の続行について原発立地問題に詳しい中澤秀雄さんとお話ししました « 13.06.30世田谷区基本構想シンポジウム冒頭の基調講演 | 小室直樹先生の命日(9月4日)あたりに上梓される小室直樹シンポ本の後書きです » 民主党政権下で掲げられた「コンクリートから人へ」という標語を裏切った、一度は中止するとされた群馬県の「八ッ場ダム」建設の続行について、原発立地問題に詳しい中澤秀雄さんとお話ししました。例によって宮台発言の一部のみ抜粋します。全体は今月18日発売のサイゾー8月号! 〜〜〜 宮台◇ 僕は「原発をやめること」より「原発をやめられない社会をやめること」が大切だと言ってきました。日本は「やめられない社会」。東京裁判で、天皇と国民から戦争責任を免罪すべく罪をかぶって処刑されたA級戦犯らが「内心忸怩たる思いはあったが、
昨日2013年6月29日土曜日13時00分より、世田谷区区民会館大ホールにて、世田谷区基本構想シンポジウムが開催され、冒頭20分間、宮台が基調講演を行わせていただきました。 実は私としては生まれて初めて、予め用意した原稿を読むということをやりました。パワポでも講演原稿を誰もが読めるように大きな文字で映写する形に致しました。以下に、パワポで映写した原稿の全文(誤字修正)を掲載致します。 〜〜〜〜〜〜 13.06.29 世田谷区基本構想シンポジウム 基調講演「参加と包摂に向けて」(20分間) 世田谷区基本構想審議会座長代理 首都大学東京 教授 宮台真司 〜〜〜〜〜〜 【基本構想とは何か】 みなさん、こんにちは。楽しい週末にこのようにたくさんお集まりいただいたことに感謝申し上げます。私は、世田谷区基本構想の素案をまとめた世田谷区基本構想審議会の、座長代理を勤めて参りました、首都大学東京・都市教養
注意:ネタバレがないように注意していますが、敏感な読者にはそれでもネタバレとなります。 ―――――――――――――――――――――― 土屋豊作品がいよいよ社会的実践へと昇格した 〜映画『タリウム少女の毒殺日記』に寄せて〜 ―――――――――――――――――――――― 【土屋作品に共通するモチーフとは】 ■土屋豊監督の諸作品における共通のモチーフは、この〈社会〉を如何に耐えて生きるのか、ということである。『新しい神様』ではバンド活動や右翼活動がもたらす祝祭が、『ピープTVショー』ではカメラを通じた窃視が、耐えて生きるための知恵を与えていた。 ■耐えると言ったが、何を耐えるのか。特殊な工夫なくしては耐えられないという場合、何に耐えられないのか。土屋豊はそのことについて語らない。これから述べるが「語らない」ことが極めて重要だ。なぜなら耐えられなさをもたらす何かが極めて抽象的だからだ。 ■この抽象
MIYADAI.com Blog (Archive) > 6月18日火曜日の朝日新聞オピニオン面に掲載された宮台発言の、元原稿 « まもなく上梓される幻冬舎からのハードカバー本の「あとがき」 | 土屋豊監督の奇蹟の映画『タリウム少女の毒殺日記』に寄せて » 2013年6月18日火曜日の朝日新聞朝刊のオピニオン面に掲載された宮台発言の、元原稿をご参考までに掲載します。 掲載されたものは、元原稿の8割程の分量に短縮されているので、若干文脈を補完する意味があります。 〜〜 ◇耕論■宮台真司(みやだい・しんじ)さん■■社会学者 ■共同体自治の動きの一つとして道路建設計画を巡る小平市の住民投票に注目しましたが、投票率35%は低すぎます。 ■投票率50%の成立要件を批判する向きもありますが、投票率が低いと「住民投票=異議申し立て」という色が付きます。 ■住民投票は、異議申し立てでなく、住民自身による決
まもなく幻冬舎から宮台のハードカバー本『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』が上梓されます。告知をかねて、あとがきをご覧に入れます。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 あとがき:誰が誰のために何をするのか 【グアンタナモ収容所という出鱈目】 オバマ大統領は、2013年5月30日の会見で、2001年の同時多発テロ事件の後、テロとの関係が疑われる外国人を、令状なしに拘束しているキューバ隣接地のグアンタナモ収容所について、「アメリカを安全にするには収容所は必要ない」と述べ、議会に対して収容所閉鎖を認めるように求めていく方針を強調した。だがこれは真意の疑わしい表明だ。 国際世論はグアンタナモ収容所で人権侵害が行われているとの批判を浴びせてきた。オバマは2009年の就任当初、収容所内の特別軍事法廷での審理を停止、1年以内の収容所閉鎖を打ち出した。だが「収容者を国内移送すればテロの標的になり、収容所
MIYADAI.com Blog (Archive) > 映画監督ジャン・ユンカーマン監督と改憲の国際的意味を検討しました。宮台発言抜粋 « 「食」をテーマにした映画についてマル激で議論しました。宮台発言の一部です。 | まもなく上梓される幻冬舎からのハードカバー本の「あとがき」 » 映画監督ジャン・ユンカーマン監督と改憲の国際的意味を検討しました。監督は『映画 日本国憲法』で歴史学者ジョン・ダワーや言語学者ノーム・チョムスキーや24条(家族における個人の尊厳と両性の平等)草案を執筆した故ベアテ・シロタ・ゴードン氏など知識人12人にインタビューをしました。宮台発言の一部を抜粋します。全体はサイゾー7月号で。 宮台◇ 96条改正からの着手は、考えられたやり方です。憲法をどういう方向に変えるかという「内容」を議論すると面倒なので、改正手続きという「形式」に集中する。「形式」だけと言いつつ、改正
MIYADAI.com Blog (Archive) > 「食」をテーマにした映画についてマル激で議論しました。宮台発言の一部です。 « まもなく刊行される小室直樹先生追悼イベント第Ⅰ部の宮台司会部分の抜粋です | 映画監督ジャン・ユンカーマン監督と改憲の国際的意味を検討しました。宮台発言抜粋 » 「食」をテーマにした映画についてマル激で議論しました。宮台発言の一部です。全体は5月18日発売の『サイゾー』を御覧ください。 宮台◇ [TPPと食の安全への無関心は]原発の放射能と同じです。「自分はそれどころじゃない問題」に押しのけられて雲散霧消しました。昨年末の総選挙でも、原発問題を単独で訊ねると再稼働反対が7割でも、選挙の争点として考慮する人は17%。やはり景気対策・雇用対策・福祉政策の関心が圧倒的でした。 僕が原発都民投票条例の制定を求める直接請求の署名活動をしていたときも同じです。生活の
まもなく、昨年行われた小室直樹先生の業績を回顧するトークイベントが、ミネルヴァ書房から書籍化されます。第Ⅰ部が理論編で、第Ⅱ部が実践編ですが、第Ⅰ部の司会を宮台が担当しました。宮台発言部分を抜粋させていただきます。 【第Ⅰ部 前半】 宮台 みなさん、おはようございます。これから「小室直樹博士記念シンポジウム――社会科学の復興を目指して」を開催させてさせていただきます。私は、小室ゼミナールに所属していたことのある、社会学者の宮台真司と申します。宜しくお願い致します。 本日のシンポジウムは、第Ⅰ部と第Ⅱ部に分かれております。第Ⅰ部が理論編、第Ⅱ部が応用編ないし実践編。そうした構成になっております。壇上にお並び頂いているのでは、第Ⅰ部の登壇者の方々で、みなさん小室先生の薫陶を受けていらっしゃいます。それでは、みなさんの自己紹介を、短くて構わないのでお願い致します。橋爪さんからどうぞ。 宮台 いま
MIYADAI.com Blog (Archive) > 今からちょうど十年前、寺山修司没後20周年記念に書いた文章を、十年ぶりでアップします « 橋爪大三郎教授と、共通の師匠である小室直樹博士について語り合いました | まもなく刊行される小室直樹先生追悼イベント第Ⅰ部の宮台司会部分の抜粋です » 今からちょうど十年前、寺山修司没後20周年記念に書いた文章を、十年ぶりでアップします 寺山修司『藁の天皇』新訂版(青林工藝社)解説 【高度成長経済、学園闘争、寺山修司】 ■二十年以上前に他界した寺山修司をリアルタイムで体験していたのは、僕のような年齢 (2003年現在44歳)の人間まででしょう。たぶん僕前後が最後の世代です。寺山が他界 したときに僕は23歳で、それまで約十年間、リアル寺山を体験できました。 ■僕の寺山体験は映画から始まります。麻布中学に入学したのが71年で、人力飛行機舎が 出来た
MIYADAI.com Blog (Archive) > 橋爪大三郎教授と、共通の師匠である小室直樹博士について語り合いました « 『おどろきの中国』についての宮台発言@読書人最新号から抜粋します。 | 今からちょうど十年前、寺山修司没後20周年記念に書いた文章を、十年ぶりでアップします » 橋爪大三郎教授と、共通の師匠である小室直樹博士について語り合いましたので、宮台発言の一部だけ、抜粋いたします。 この対談をごく一部として含む全体は、昨年の追悼イベントの記録と合わせて、ミネルヴァ書房からまもなく刊行されます。 1 終生貫いた想い 出発点にある動機 宮台:小室先生にとって、学問は大きな目的に対する手段という関係にあると思います。大きな目的あるいは出発点にある動機は、日本は戦争に負けたので、二度と戦争に負けたくない、もういちど戦争するのであれば、是非勝ちたい、という非常に強い想いだと思いま
MIYADAI.com Blog (Archive) > 『おどろきの中国』についての宮台発言@読書人最新号から抜粋します。 « 2月23日、宮台による朝カル見田関連レクチャーの前半部分についての、ツイート再現 | 橋爪大三郎教授と、共通の師匠である小室直樹博士について語り合いました » 3月7日の『おどろきの中国』記念イベントで、橋爪さんと大澤さんのトークショーが池袋のリブロでおこなわれました。宮台も出席予定でしたが、別の外せない予定が入って欠席させていただきました。このイベントが週刊読書人の最新号に掲載されます。宮台は補足インタビューという形で参加して、疑似的な鼎談にすることにしました。宮台部分を抜粋します。大変に面白い全体は、週刊読書人の最新号(3月22日金曜日発売)に掲載されます。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 【宮台】僕の親族は元々
MIYADAI.com Blog (Archive) > 2月23日、宮台による朝カル見田関連レクチャーの前半部分についての、ツイート再現 « イベント「希望のない社会の幸福学」の口上文です。 | 『おどろきの中国』についての宮台発言@読書人最新号から抜粋します。 » 2月23日土曜日の朝日カルチャーセンター新宿で行なった、宮台真司による見田宗介全集刊行記念の講義について、何人かの方々のご要望に答える形で、以下にその前半部分のみをテープ起こしをベースに再現します。後半は「宮沢賢治に見る右翼の真髄とは何か」をめぐる込み入った議論に。別の機会に。 見田宗介先生は当初、公刊された修論『価値意識の理論』の如く日本人の価値意識を実証&理論的に探る仕事をした。社会意識論(社会構造が社会意識を規定するというマルクス的上部構造論に依拠した枠組)に相当。南博ばりに「社会心理学者」を名乗ることも。上部下部構造
■社会学の基礎概念を紹介する連載の第一五回です。前回は「役割とは何か」を説明しました。「役割」とはヒトに付与されるカテゴリーのことです。例えば私は、男として、宮台真司として、都立大教員として認識されます。因みにヒトとは心を持つ存在のことです。 ■ヒトとは(1)内側から世界を分節していると想像され、(2)その分節がエンパシー可能だと信じられる存在です。前回を補えば、コミュニケーションの相手となり得る存在のことです。原初的社会では万物がコミュニケーション可能ですから、ヒト概念は拡がり得ます。 ■役割の中で最も重要なのが「個人役割」と「制度役割」です。前者は、固有名で呼ばれうる「その人」性のことで、後者は、医者や都立大教員など資格該当が制度的に決まったカテゴリーです。「制度的」とは、任意の第三者がそう認定すると、予期できることです。 ■この他に行為ならびに体験を割り振られた当体のカテゴリーとして
MIYADAI.com Blog (Archive) > 年末恒例の「渡辺靖×苅部直×宮台」鼎談2012年版が『週刊読書人』に掲載されます。中心的主題は民主制。 « 「私はこうして冤罪をつくりました」という帯のかかった『検事失格』を書かれた市川寛さんと議論しました | コミュニティスペース&駆け込み寺「Liver邸」に寄せたメッセージ » 皆さんお待ちかね、年末恒例の「渡辺靖×苅部直×宮台真司」鼎談2012年版が『週刊読書人』に間もなく掲載されます。例によって宮台発言の一部をピックアップしておきます。今回は民主制の危機が中心的な主題でした。 〜〜〜〜〜 【宮台】『熟議が壊れるとき』は重要です。サンスティーンは「集団的極端化」を論じます。みんなで決めることでかえって極端な議論になること。ネトウヨ化現象やアメリカのティーパーティ運動を含めた共和党化現象が好例です。彼は集合的極端化が起こるのは二
MIYADAI.com Blog (Archive) > 「私はこうして冤罪をつくりました」という帯のかかった『検事失格』を書かれた市川寛さんと議論しました « 『電通と原発報道』(亜紀書房)の著者本間龍さんとトークしました | 年末恒例の「渡辺靖×苅部直×宮台」鼎談2012年版が『週刊読書人』に掲載されます。中心的主題は民主制。 » 皆さんは「私はこうして冤罪をつくりました」という帯のかかった『検事失格』(毎日新聞社)を本屋で御覧になりませんでしたか。この本を書かれた市川寛さんは、01年の「佐賀市農協背任事件」において主任検事として不当な取り調べを行ったことを法廷で証言されました。市川さんをマル激にお呼びして、検事が犯罪をデッチあげる本当の理由を議論しました。 例によって、宮台の発言の一部を抜粋します。 〜〜〜〜〜 宮台: [略]⋯一度事件を見立ててしまえば、その見立て通りに調書を作れ
■米国の憲法学者ローレンス・レッシグは『コード』という本で、興味深いことを言う。 合衆国政府は、合衆国憲法修正十箇条を作った始祖の精神に立ち返り、国民の自由を守た めに、民間企業によるネット上での収益活動を規制する義務を負わねばならない、と。 ■これを読んだとき、その意味が分かる日本人がどれだけいるのだろうと思った。という のは、右の命題を理解するには憲法とは何かについての基本的理解が必要なのだが、残念 ながら私たち日本人の多くは理解を欠いているからだ。では、必要な理解とは何か。 ■第一に、憲法が統治権力への命令であること。詳しく言うと、(1)憲法が国民から統治権 力への命令で、(2)法律が統治権力から国民への命令で、(3)憲法が法律に優越するとは、 国民からの命令の範囲内でのみ統治権力は国民に命令しうるということだ。 ■というと必ず出る疑問が義務教育(26条)や納税義務(30条)の規定。
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