プログラムの中で一定時間でちょっとした処理を繰り返したい、という時にはタイマを使用して指定ウインドウに一定時間毎にメッセージを送るようにすると手軽に実現できます。ただ、このタイマは精度が低いため、本当に時間(周期)をあまり気にしない処理にしか使えないのが難点ですね。 今回は、この通常のタイマより精度が高いマルチメディアタイマを使ってみることにします。また、このマルチメディアタイマの精度を計るために、マイクロ秒(環境によってはナノ秒?)単位で時間を測定できるPerformanceCounterも試してみました。 マルチメディアタイマは、起動されると指定した時間ごとにコールバック関数を呼び出します。コールバック関数は別スレッドで呼び出され、(後ほど測定しますが)周期はかなり安定しているようです。ほぼ1ミリ秒(以下)単位の精度が得られることが多いので、用途としてはゲームのBGM演奏などが考えられ