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“有害マンガ家”と申せば、あああのヒト、と思っていただけるでしょうか。今回は、山本直樹がどんなに有害でエロくって女性の人権を無視して偏見に満ち満ちた俗悪なマンガ家か、を皆さんにお訴えします。 もともと山本直樹は森山塔名義でエロマンガを描いていた人です。今はメジャー誌でも作品が読めます。山本直樹名義で『ビッグコミックスピリッツ』に連載した『はっぱ６４』『極めてかもしだ』『あさってＤＡＮＣＥ』など青少年の期待を裏切らないイヤラシサで人気がありました。 この３作は、設定こそ違え、青少年の妄想と現実のイタチごっこというか、思い切りの悪い男の子と物おじしない女の子のエンドレスな隠れんぼというストーリーでした。山本直樹描くところの、性行為に疚しさを感じてしまいつつも、せいしゅんと言えばりっしんべんになってしまうモラトリアムな心弱き青少年は、クラスの中で心ならずも“その他大勢”に属してしまうようなフツー