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今改めて歌詞を読んでみると、意外なほど本音(多分)がちりばめられていることに驚く。 本人が後に、「自分はその時々の状態が正直に曲に出る。」と語っている通りだ。 しかし、当時最初に聴いた時には、驚くほどそれが見えなかった。 「ラテンでレッツラブ」、そんなやけくそな冗談のような歌を一方で歌い。 しかしそうやってバランスをとらなくてはいけないほど、本音が出てしまっていたってことなんだろう。 そのバランスの取り方。 つっこまれたら全部冗談だと言えるような、逃げのうちかた。 「語る」ことはカッコ悪いとされた時だ。(「語る」って言葉も、そのカッコ悪さを敢えてやっていることに自覚的であることを示す言葉であったわけだし。) 主観的であるってことや自分のことを語るってことはカッコ悪いことだから、表現者はそのことに自覚的であればあるほど、何も言えなくなってしまう。 インタビューでは、自分のことを語るために、音
This site is ・・・ Deep but Cheap (深いゴミ) Cool but Fool (涼しい馬鹿) ~ by YO-TA
「eclectic」のちゃんとしたレビューへの要望を、いくつか頂いた。 自分としては、別項できちんとカタをつけたつもりだったのだが、どうやらごまかしきれなかったようだ。(当たり前だ。) 正直に言うが、とても、書きづらい…。 まず、歌詞が頭の中に残っていない。断片しか残っていない。「ジャコ・オノ」、「ウーゴコ・ウー」、「ア・アールー」、「カーガミ」とかそんなのだ。もう呪文のようだ。まず歌詞を把握しなくてはいけない。だが、あの読みにくい歌詞カードだ。非常に面倒である。 また、「eclectic」の背景となる情報を、僕は小沢健二と全く共有していない。過去の作品の頃、少なくとも僕は小沢健二と同じ時代の東京、あるいは東京近郊の風景を共有していた。しかし、「Eclectic」はニューヨークで書かれている。そんな所には行ったこともない。 さらに、今回は小沢健二のメディアへの露出が極めて少ない。だから、小
小沢健二の世界 構築にあたって… どんな言葉を重ねたって、全部「今さら」だ。全部どこかで語り尽くされていることだろうし、そこに新たに何かを付け加えることなんて僕にはできそうもない。小沢健二はすでに伝説になっているから。 でも、そうと分かった上で、敢えて書いてみる。 誰にだって、自分の体験ということだけは語れるわけだし。いや、好きな音楽を語るってことは、自分のことを語るってことと同じことで、元々とても個人的なことなのだ。 小沢健二は特別な存在だった。今になってそれがよりはっきりと分かる。 フリッパーズ、「犬」、「ライフ」、「球体の奏でる音楽」、そしてシングル・・・。それぞれの時代に小沢はいつも僕の予想を裏切り、僕はいつも小沢に振り回された。そして、悔しいけど、その全てに影響を受けた。それは小沢健二の前進の軌跡で、僕の成長の軌跡でもあった。 人に影響を与えられる真のアーティストの常として、小沢
人類が人類となった原因は「ネオテニー」であるとする説が割と有力らしい。 これはL・ボルクが唱えた説であり、岸田秀や今西錦司などもこれを支持している。 この説によると、人間は猿の胎児の「幼形成熟」であるという。 その証拠に人間の赤ん坊は無能力で、成人しても体毛が少ない。 人間とは、いわば子供のまま大人になってしまった単なる劣った猿なのである。 しかし、子供であるということは、成長し、学ぶ期間が長いということであり、その結果、人間は知能を飛躍的に発達させることができたという。 納得である。 そして、これは人種間にも当てはまることであり、黒人が最も「大人」であり、白人がその次、黄色人種は最も「子供」であるという。 これは人種の発生の順序と同じであり、身体的特徴からも納得できることである。 日本人は、他の人種に比べて体毛は薄いし、体も小さい。 顔も扁平であって凹凸が少ない。 これらは、「子供」の特
以下は、フリッパーズ・ギターのシングル「グルーヴ・チューブ」の、自分達で書いたライナーノーツである。(1991年4月号の「ロッキンオンJAPAN」より。) 「男女8人ティラミス食って石純カットでユーノス乗ってサンリオ・ランドに行く」(ポパイ) 「獣姦趣味者と老女裸体写真コレクターの異色デュオ。これグー」(宝島) 「このフリッパーズギターの史上最もパワフルなシングルは、激しく腰をシェイクするB'zのリズム。布袋を思わせるハードエッジなギター・サウンド。時にクールで、時には熱くハートを締めつけるヴォーカルは氷室のようだ。巷で噂のマンチェスター・サウンドの取り入れ方は、日本一のマンチェスター通ゴーバンズか電気グル―ヴか。どこかコミカルで裏がありそうな歌詞はユニコーンの『命果てるまで』と肩を並べ、それでいて骨太なところが往年のパンタを思わせるが、ロックという型におさまりきらないザ・ブームに通じ、大
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