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iPhone向けのメモアプリ ZeptoPadを購入してみた。 ベクターベースの描画機能と文字入力ができるソフトで、記録よりも思考を助けるためのツールとして位置づけているようだ。デモではマインドマップなどが動画で紹介されている。 ある意味、非常に新しいことを目指したソフトであろう。 だが、非常に残念なことにソフトの完成度、特にユーザーインターフェイスの脆さがすべてを台無しにしている。 「あなたのiPhoneに紙ノートに匹敵する自由度を 与えます」とある。このユーザーインターフェイスは不自由しかもたらさなかった。30年前の文具だってもうちょっとスマートだったはずだ。 いくつも不具合があるが、 文字以外一度書いた線は消すこともカット&ペーストもできない。これでは何のためのベクター方式か。 これが意図した仕様だというから驚く! 拡大縮小できることはベクター方式の強みではあるが、逆にいうと頻繁
XCodeにはUnit TestのFrameworkであるSenTestingKitが添付されている。SenTestingKitでのテスト方法を簡単にまとめておく。 以下のようなクラス Circleがあった場合、 #import <Cocoa/Cocoa.h>#define PI (double)3.14159 @interface Circle : NSObject { double _radius; } +(id)circleWithRadius: (double) raidus; -(id)initWithRadius:(double)radius; -(double)diameter; -(double)dimension; -(double)circumference; @property(readwrite) double radius; @end まず、テスト用の新規ターゲッ
最近はJavaをまずプログラム言語として始める人が多いだろうから、Objective-Cを使いだした際メモリー管理でつまずくことが多いだろう。わたし自身もすっかりJavaな人になっていたので同様に最初のころハマった。一応メモリー管理についてまとめておこう。 Objective-Cでは10.5からは今時の言語っぽくGabage Collectionが導入されので、Java同様あまりメモリー管理を気にする必要はなくなった。 だが、パフォーマンスの問題からなのかXCodeのデフォルトの設定ではオフに なっていたりするので、一応レガシィなメモリー管理のお手前も知っておこう。 リファレンスカウンタ、retain/release さすがに大昔のC++のようにnew/deleteで自身で管理ということはなくて、リ ファレンスカウンタという割と一般的な手法でメモリー管理はなされている。 これはある変数につ
Macのバックアップソフトをいくつか試していたが、どれもうまくバックアップが取れなかったりスケジュールがうまくいかなかったりで、なかなかこれというソフトが見つからなかった。 最近見つけたソフトがこれ、SuperDuper!。外部ディスクも安価になった昨今「丸ごと最新の状態をバックアップして、クラッシュしたらバックアップから起動して復旧」というシンプルな思想で作られているところがよい。複雑なプロセスや難しいバージョンなどの概念を極力排している。ただし、凝ろうと思えば、バックアップ対象ファイルをフィルターで選択できるし、DiskImageにバックアップを作成することもできる。インターフェイスもシンプルであるが、今どういう動作をしていてこれから何が起こるかを明快に理解できるよく出来たインターフェイスだと思う。手動で決め打ちのバックアップならばフリー版でも可能。 わたしの場合は、ディスクがひっ迫し
今や自宅のオーディオ環境の中心はiTunesになりつつあり、Macから離れた部屋でもiTunesからAirMac Expressに音を飛ばしてパイオニアのプリメインアンプA-D5a-PMを鳴らしている。iTunesには古い曲と最近の曲をシャッフルしても自然なように、LimiterとEnhancerとして働き音圧をそろえてくれるVolume Logic for iTunesというプラグインを導入している。しかし、iTunesからAIrMac Expressに音を飛ばすとき、これらのプラグインの処理を経ずして生音が飛んでいく。 そこで発見したのが、Rogue Amoeba の Airfoil for Mac OS Xというソフト。 このソフトはMac上のあらゆるソフトウェアの音をCaptureして、AirMac Expressに送ることができるソフトウェア。先の例でいうとiTunesではMac
iTumesで聴感上のボリュームが均一となるようボリュームの設定を調整してくれる iVolumeがバージョンアップされていた。 以前書いたようiVolume 1.xのころからiTunesのサウンドチェック機能よりもかなり自然な音量にしてくれていたが、今回はメジャーバージョンアップでこのボリューム補正の方針が大きく変えられたようだ。音楽ファイルをスキャンして聴感上の聞こえ方から音量を設定してくれるところは大きく変わっていない。が、音量の補正の方法が変更されている。 メジャーバージョンアップで有償だけれど、それだけの内容はある。 1.xのころは音量の補正を曲情報のオプションにある音量調整のスライダーに結果が反映されていた。2.0からは音楽ファイル自体のボリューム情報に書き込まれるようだ。同じく曲情報の概要のところにある「ボリューム」で確認することができる。この変更に応じて、いままではサウンドチ
『キーボード配列QWERTYの謎』という題名に惹かれて手に取った本。 わたしの世代だと、Apple IIcが発売されたときに「Dvorakという効率のよいキーボード配列がサポートされる」という記事をよく目にした。そこに必ず書かれていたのは「現在のQWERTYキーボードは、タイプライター時代に高速タイプでアームが引っかかるという問題のためわざとタイプ効率を下げるよう配列されている」という内容。もうこれは刷り込みに近く長年信じていた。この説は日本でも坂村健や石田晴久あたりが引用したので、今でも信じている人が多いのではないだろうか。 この本を読むと、歴史的にQWERTY配列は決してそんな出生ではあり得なかったこと、上記のようは誤解はDvorakの信者たちの布教活動と一部の経済学者たちの「市場の失敗」例としての恣意的な取り上げ方によるものであることよくわかる。こういった誤解が解けたのはこの本を読ん
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