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キャメロンの最新作、「アバター IMAX 3D」(字幕)を観てきた。109シネマズ川崎(◇座席表PDF)の最前列(E列)中央という、希望通りの場所で鑑賞することができたが、結論から言うとわりと見上げる形になり、首が疲れた。あの距離で、画面中央の高さで観られたら最高なのに。個人的にはG列の中央をお勧めしておきます。最前列も楽しいですよ。少なくとも見づらいという感じはなかったし、3Dも美しく、大画面の迫力を満喫できた。 キャメロンの3D映画に対する理解と技術が前面に押し出された映画であった。凡庸だが視覚的に見所の多いストーリーは、3Dを前提に結果的にたぐりよせられたものではないか。パンフレットを見たら「ちがう」みたいなことがわざわざ書いてあったが、それは多分見栄である。 おそらく最初にあったのは、「俺が3Dで撮るべき長編映画はSFアクションで、舞台は宇宙だろう」という直感で、たしかキャメロンは
昨日の話。テレビを見ていたら、NHKの爆笑問題の番組に、坂本龍一が出演していた。 坂本龍一という人を、つい先日まで自分は誤解していた。正直に言えばあまり好きではなかったのだが、一昨日ぐらいに偶然「B-2 Unit」という1980年に出たCDを初めて聴いて、自分の不見識を呪いに呪っていたところだった。いや、恥ずかしながら、聴いたことがなかったのです。 自分にとっての坂本龍一とは、YMOと映画音楽の人であり、千のナイフの人であり、最近では商業的ピアノ・インストとCM音楽の人であり、西洋音楽の英才教育を受けた天才の類なのだろう、ということは存分に了解しつつも、そんな持てはやすほどの人なのか、などと思っていた。YMOは細野晴臣の音楽的野心と高橋幸宏のポップさの賜物であって、坂本龍一の役割は、多分鍵盤が上手いということだ、とか、何しろファンによる「教授」というニックネームが気持ち悪く、またアカデミッ
見てきた。最近の宮崎駿は何だか凄いことになっているので、相当な期待を持って見に行ったのだが、やはり何だか凄いことになっており、驚嘆した。世界的に見ても最高の映画作家の一人であることはもはや疑いようがなく、ことアニメ映画においては追随者がいない。コンセプチュアルな短編アートアニメでしか成立しないような野放図な想像力の炸裂が、コンセプチュアルな短編アートアニメでしか成立しないような緻密な動画で描写され、それが家族向けの夏休み映画としてパッケージされ、超拡大でロードショーにぶちこまれ、当然のように観客を満足させ、国民的なヒットを飛ばすと言う現在の状況は、60年代以前の黄金時代を含めても日本映画史上類をみない異常事態なんではないかと思う。近い将来、驚嘆を伴って回顧される出来事となるだろう。 前作の「ハウルの動く城」において宮崎駿は、ソフィーが魔法を使っていることを劇中で一切説明しないという凄まじい
「働きマン」と言う不快な漫画がある。登場人物が全員カルトか脱会信者にしか見えないと言う奇矯な作品で、いつか全員を射殺してくれるプロのスナイパーでも登場すれば素晴らしい大団円になると思う。「これが本当の仕事ってやつか・・・!」などと感心しながら死ねれば彼らも本望でしょう。
見てきた。とにかく何よりもまず、その美術の凄まじいこと。それはもう異常と言って良さそうなクオリティで、見ている間ずっとたまげていた。偏執狂的に作り込まれたテクスチャーが、目にもとまらぬ速度で通り過ぎていく。これは一見の価値があるよ。 映画の内容ですが、原作の青臭さも鬱陶しさも何もかも省略せずに全てやり切っているため(そして原作にない説明は当然のように省かれているため)、個人的についていけなくなる部分が多々あった。原作同様プロットはいたるところで意味不明だし、映画として完成しているとは到底思えない出来栄えである。随所に挿入される(しかもやたらと長い)イメージシーンはワンカットあれば事足りると思うし、その分アクションを増やした方が多分良かった。が、この映画に注がれた情熱や執念、そして映画が完成するまでに下されたであろう選択や決断の前には、これらは野暮な感想かも知れない、とも思う。原作同様、嫌い
同居人が「この番組の漫才は実に面白いので見るといい」と言うので試しに眺めてみた。普段テレビを見ないので全く知らなかったが、こんな醜怪な漫才は生まれて初めて見ましたよ。あまりに酷いので怒りにぷるぷる震えていたところ、同居人に「まだまだだな」とたしなめられた。確かに修行が足りないのかも知れない。テレビって恐い。 美輪大明神と気味の悪い狸とコロボックルの三人が安いパワープレイを駆使して不条理の袋小路に出演者を追い詰めると言う珍妙な番組で、蒙昧な確信が知性を屈服させ、恐怖が理性を麻痺させていく有り様は、もはや悪趣味を超えてグロテスクそのものであった。美輪明宏はもうちょっとマトモな人だと思っていだけに本当にガッカリした。あれはもう権威主義を権威主義と自覚できなくなった悪意あるキチガイでしかない。 犠牲者のオダギリジョーは若者らしい理性でもって必死に抵抗を図っていたが、3対1と言う数的不利、美輪に対す
毎月20日は「アサヒカメラ」「日本カメラ」の二大写真誌の発売日で、老年層を中心としたカメラファンは待ってましたとばかりにノコノコと本屋に足を運びます。僕もやっぱり足を運びます。両誌は内容的にはあんまり大差がなく、文字通り兄弟誌みたいなことになっているんですけども、一般的には戦前からの歴史を持つ「アサヒカメラ」の方が若干格上と見られており、どっちか一方しか置いてない本屋さんの場合は大体アサカメ、みたいな勢力関係です。しかし今年の「日本カメラ」は一味違う。アサカメなんて置いてる場合じゃないよ本屋さん。本当に、何が凄いって金村修が凄いのです。 両誌ともに、年間を通じて読者による誌上コンテストを行っておるのですが、「日本カメラ」の方でモノクロ写真部門の選評を行っているのが問題の金村修です。こうした地味な写真雑誌って、大体は年寄りとか俺みたいな駄目な写真ファンが買うものと相場が決まっているので、コン
http://www.hotexpress.co.jp/interview/komurotetsuya/index.htm http://www.oricon.co.jp/music/business/050808/int_01.html 僕が青春時代を過ごしたような田舎の中学・高校の男子の間で流行るのはハードロックにヘビメタに速弾きギタリストのソロと相場が決まっておりましたので、必然的に小室哲哉は罵声の対象でしかありえませんでした。我々がハードロックやヘビメタや速弾きギタリストの音楽に耳を毒されていた事情を差し引いて考えても、当時の小室哲哉の音楽はやっぱり何だかダサかったため、我々は「何であんな下らない曲がヒットするのか分からない」「スピードのテーマ曲は泣かせる」などと好き勝手なことを言っては悦に入っていたわけですが、 小室:90年代にCDプレーヤーが1億台を超えたとき、CDは飛躍的に伸
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