60→10→22 この数字を見て、何のことがわかる人はまずいないだろう。実はこれ、アレフガルドで使用可能な呪文の増減を表す数字なのだ。60はゾーマの時代、10は竜王の時代、22はシドーの時代における呪文数である。この数字から、ゾーマ時代に最も多くの呪文が唱えられていたことがわかる。ゾーマ時代は呪文の数や種類が多いだけでなく、威力もかなり強力だ。竜王時代、ギラの上には「ベギラマ」しかなかったが、ゾーマ時代には「ベギラマ」の上位呪文「ベギラゴン」を唱えることさえできていたのだ。 次に、ダメージを与える相手、すなわちゾーマ時代のモンスターと竜王時代のモンスターを比較してみよう。すると、HP、MP、攻撃力、防御力の全てにおいて、ゾーマ時代のモンスターが上回っていることがわかるだろう。(図1参照。なお、図1は当テキストが書籍化された暁に挿入される予定) その7で、「戦時には魔法の数が増える」という指