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ブックマーク / pedalfar.hatenablog.com (15)

  • 震災のこと、自転車のこと、明日のこと - 自転車で遠くへ行きたい。

    震災から間もなく三ヶ月。思うところあって久しぶりに書いてみる。 改めて亡くなった多くの方々のご冥福を祈りたい。そして今もなお、数万人の方々が避難所や倒壊した(しかかった)家屋で不自由な生活をし、また原発事故で住み慣れた土地を離れた方もいる。福島第一原発の行方は未だ不透明。復興は長い道のりになるのだと改めて思う。 津波ですべてが流されてしまった町の写真や映像を見るたびに、自分ならば「一体、この町を、そして自分の生活をどうやって立て直すのか」と途方に暮れてしまうと思う。あるいは町の景色は以前とかわらないのに、目に見えない「放射能」という厄災で故郷を離れなくてはならない理不尽さ。 正直なところ、自分がその立場なら正気を保っていられたかわからない。その想像をするだけで、今いる自分の足下がぐにゃりと崩れてしまうような気持ちになる。 思うところは沢山ある。だけど僕がにわか仕込みの知識で震災復興や節電方

    震災のこと、自転車のこと、明日のこと - 自転車で遠くへ行きたい。
    t298ra
    t298ra 2011/06/18
    >自転車が乗る人にもたらす最大の効果は「人を強くする」ことだと思う。/自分が持つ可能性を知っている人は知らない人より遙かに人として強いと思うのだ。
  • ちょっと残念だった自転車イベント - X2 TOKYO バイクフォーラム青山

    先日(5/31)、CyclingEXの須貝さんにお誘いいただき「X2 TOKYO」という自転車プロジェクトのキックオフイベントにお邪魔した。場所はなるしまフレンドのすぐ近く、BS(ブリヂストン自転車)のショールーム「バイクフォーラム青山」。BSはこのプロジェクトのスポンサーでもある。 プレゼンテーションの模様はUstreamでオンエアされ、このプロジェクトのハッシュタグを付けたツィートがモニターに流れるという、イマドキ感あふれる会場の様子にオッサンは感心してしまうw しかし、最初に正直に書いてしまうけれど、なんだかぴんとこなかった。このプロジェクトが何をやろうとしているのか僕にはよくわからなかったのだ。家に帰ってからサイトをじっくり見て回ってもやっぱりよくわからない。 「X2Tokyoはスタイリッシュな『自転車都市』として東京を世界に誇れる街にするためのプロジェクトです。」 うーん・・じゃ

    ちょっと残念だった自転車イベント - X2 TOKYO バイクフォーラム青山
    t298ra
    t298ra 2010/06/13
    >「そのなかの一人が「人の間を縫って結構とばします」と話すのを聞いて、僕は一気に気持ちが冷めてしまったのだ。」
  • 自転車的出来事その1:東京→糸魚川ファストランと帰りの電車の中で思ったこと - 自転車で遠くへ行きたい。

    相変わらず業多忙ながら、間を縫って先々週末は恒例の「東京→糸魚川ファストラン」を走り、翌週は自宅の引っ越しという、慌ただしい5月が終わった。まだ段ボールに囲まれながらこれを書いている。このブログも随分ご無沙汰してしまったので、自転車的出来事をまとめてご報告。今日明日で連投します。まずは糸魚川のこと。左の画像は韮崎チェックポイントの「まるの屋」。何とリニューアルしてぴかぴか! 毎年、ゴールした後には「もう来年はいいや」と思うのだけど、なぜか翌年になるとまたエントリーしてしまう不思議なイベント。速く走るのならばそれなりにきついけれど、マイペースで走るなら距離も難易度も僕にとってほどよいコースだからなのかも。ロードに乗り始めて最初に「ぜひ走ってみたい」と意識したイベントなので、それなりの思い入れもある。 今年はなんだかとても楽しかった。過去4回走っているけれど、局地的集中豪雨で道路が冠水して屋

    自転車的出来事その1:東京→糸魚川ファストランと帰りの電車の中で思ったこと - 自転車で遠くへ行きたい。
    t298ra
    t298ra 2010/06/13
    >「僕らが一番簡単に出来ることは、自分が目立つということを自覚し、自分がちゃんと走る事だ。ロード乗りは自分が目立つということにもっと自覚的であるべきだと強く思う。」
  • サランラップで傷を治す:湿潤療法を試してみて - 自転車で遠くへ行きたい。

    俗にラップ療法と呼ばれている湿潤療法に関するエントリーがはてブにあがっているけれど、コメントを読んでみると誤解されている部分や半信半疑っぽいコメントも多いので、以前、僕自身がこの方法を試してみた時のことを書いてみよう。元は3年ほど前にmixiの日記に書いたものだ。 湿潤療法(ラップ療法)は擦過傷を負うことの多い自転車乗りの間では比較的よく知られている。3年ほど前に奥多摩で落車して腕と脛に広範囲の擦過傷を負った時「これはいい機会だからラップ療法を試してみよう」と思いついた。きっかけは以前ジョンソン・エンド・ジョンソンのキズパワーパッドを使った時の傷の治癒スピードに感嘆したからだ。 その時もやはり落車で肩に擦過傷を負い「傷の治りを早くする」という謳い文句に興味を持って、当時発売して間もないキズパワーパッドを試してみたのだ。その効果はちょっとびっくりさせられるもので、数日で擦過傷になった部分の皮

    サランラップで傷を治す:湿潤療法を試してみて - 自転車で遠くへ行きたい。
  • 現代的な鉄のロードバイクが気になる - 自転車で遠くへ行きたい。

    海外の小メーカーやフレームビルダーのサイトを見ていると思わず「おーかっこえー」と声がでてしまいそうになるバイクやフレームに出会う。主にスチール(やチタン)のパイプを使ったフレームだ。ノスタルジックなテイストではなく、どれもコンテンポラリーなデザインでカッコいい。今、こういった現代的なスチールフレームは国内ではあまり見かけないように思う。 今一番気になるのはStijn cyclesというブランド。BD-1の最新モデルをデザインしたフランダース人(ベルギー北部の人ですね)デザイナーが立ち上げたブランドで、昨年12月に開催されたサイクルモードにブースも出していた。パイプはコロンバスのものを使っており、いわゆるクロモリだけでなくステンレスのパイプを使ったモデルもある。実際に作っているビルダー(いわゆる職人さん)はオランダ人の元プロレーサーらしい。 デザイン的なポイントはトップチューブに付けられたハ

    現代的な鉄のロードバイクが気になる - 自転車で遠くへ行きたい。
  • ロードバイクのメンテナンス:最初に買うケミカル用品はこれ - 自転車で遠くへ行きたい。

    世の中には何かを手に入れたら(特にメカもの)「バラしてみないと気が済まない」という人がいる。拙著「ロングライドに出かけよう」で紹介した「趣味の道具として自宅に旋盤を持っている」マツムラさん(最近はブルベ界隈では「旋盤の人」としてプチ有名人となってしまったらしいw)などはその最たる人で、ロードバイクのパーツでいけば、カンパのエルゴレバーの完全バラシなどあたりまえ(左の画像はマツムラさん提供)。彼のようにそこからさらに魔道に踏み入れる人はアルミ削り出しでパーツを作ってしまったり、グリスになにやら「秘密の粉」を混ぜたりと、留まることをしらない。 「とりあえずちゃんと動いているならば箱の中身は気にしない」という人と「中身がどうなっているのか箱の中を自分の目で確認しないと落ち着かない」という人に、世の中を大きく二つに分けるなら(ま、前者が普通の感覚だと思うけど)僕も後者に入るだろう。 たとえばノート

    ロードバイクのメンテナンス:最初に買うケミカル用品はこれ - 自転車で遠くへ行きたい。
  • iPhoneを持ってロードバイクで出かけよう - 自転車で遠くへ行きたい。

    iPhoneアプリ作者のギークな自転車ブロガー(この言い方、Gizmodeっぽいw)wigglinこと田中亮一さんが新しいアプリをリリースした。名前は「pinprick」。 簡単に言うと「いまどこを走っているか」というつぶやきを位置情報と共にポストしてくれるアプリだ。田中さん自身のブログでは「風変わりなTwitterクライアント」「ニッチな所を攻めておりますw。」と書かれているけど、いえいえとんでもない。これ、iPhoneユーザーでTwitterを使っている自転車乗りは絶対に使ってみるべき。 詳しい説明はアプリの解説ページを見ていただくとして、使い方はTwitterのアカウントなどの初期設定をしたら、あとはつぶやきたいタイミングで画面上のボタンを押すだけ。つぶやくタイミングは「今すぐ」「30秒後」「1分後」「3分後」と4パターン。たとえば信号待ちでiPhoneを取り出して1タップ。1分後の

    iPhoneを持ってロードバイクで出かけよう - 自転車で遠くへ行きたい。
  • 自転車通勤、迷っているなら今すぐはじめよう! - 自転車で遠くへ行きたい。

    いやホントに、今すぐに。 格的に寒くなってしまうと気持ちも鈍る。今ならまだ間に合う。 すでに自転車を持っている人は今度の週末に会社まで走って予行演習してみよう。これから自転車を買おうかという人は会社帰りに自転車屋を覗きにいこう。自転車通勤圏はこちらでチェック。 個人的には今時期、つまり秋から始めるのがホントにいいと思うのだ。これから冬に向けて天候も安定してくる。 自転車通勤を始めるには人ぞれぞれのハードルというか、クリアしなければならないちょっとした問題があったりする。まず自転車を買う費用の捻出、通勤経路のこと、駐輪場所の確保、会社が自転車通勤にいい顔をしない・・・人それぞれのハードルがあると思う。で、そういう各人のハードル以外に、すべてのツーキニスト(C 疋田さん)共通の悩みというか、工夫が必要なことがある。それは実は「汗の処理」なのだ。 これからロードバイクやクロスバイクを買ってジテ

    自転車通勤、迷っているなら今すぐはじめよう! - 自転車で遠くへ行きたい。
  • 人が生きた証、彼が走った証 - 自転車で遠くへ行きたい。

    前回のエントリーのブクマに「人が生きた証」というタグをつけてくれた方がいる。それを見て「ああ、そうか!」と気がついた。気付きを与えてくれたその方に感謝したい。 そう、前回紹介したBlue-Periodさんのエントリーはまさに「彼が走った証」なのだと気がついた。だから心を打つ。只のツーリングレポートでも走行記録でもない。人の心を打つ「なにか」はそれだろう。自転車ブログに限らず、さまざまなブログ、いや、ブログに限らない、きっと人からアウトプットされてこちらが見聞きするものすべてがそうなのだと思う。 おもしろい文章は常に客観、主観のバランスがとれているように思う。客観的な文章はこちらもそういう読み方をする。主観的な文章は少し内容を割り引いて読む。そんな感じだろうか。そのバランスがとれている文章はおもしろい。そのこと自体に興味があって知識として吸収したい、或いはその事実自体が興味を引くものなら客観

    人が生きた証、彼が走った証 - 自転車で遠くへ行きたい。
  • 効率的だから自転車に乗るわけじゃない - 自転車で遠くへ行きたい。

    僕が「あー走りてー」とかき立てられたブログのエントリーはこちら。 4つのサイクリングロードをつないで日海へ - Blue-Periodさんの日記 ツーリング日記を書く人は多いけれど、これほどブクマされたエントリーはそうそうないんじゃないだろうか。うまく言葉に出来ないけれど、このエントリーには「オレも走りたい」とかき立てるものがあった。自慢(自虐?)じゃないけど、ロングライドに関して僕はすれっからしだ。大抵のツーリング日記は「ほー」と思う程度だ。でもこのエントリーにはかき立てられた。「あーオレも走りてー」と。なんでだろう? ブクマした多くの人もきっとそう感じたはず。写真もステキだ。 Blue-Periodさんのブログは、数ヶ月前にはてな自転車ブログをあれこれ見ていて辿り着いた。そこで彼が初めてロードで走った時のエントリーを読んだ。少し引用させていただく。 使い方を覚えたサイコンのボタンを

    効率的だから自転車に乗るわけじゃない - 自転車で遠くへ行きたい。
  • 北へ走る:山形県酒田へ - 自転車で遠くへ行きたい。

    先月のシルバーウィークに山形県の酒田まで行ってきた。親戚が何人かいてちょっと用事があったのだ。漠然と「600kmくらい?」と思っていたのだけど、調べてみたら最短距離で480km。思いの外近い。折角の5連休だし走ってみることにした。 土曜は残っている仕事を片付けて「連休中にこれ、宜しく」とデザイナーくんにメールを打って(ヒドイw)気がつけばもう夜。 カミさんは後から飛行機輪行なので、こちらは月曜の晩飯までに酒田に着くスケジュールで日曜未明(3時頃)に家を出発。一気に走れば30時間くらいかと思ったけれど、別にそういう走り方をしたいわけではないので、途中仮眠も含めて36時間から40時間で予定を立てた。 とりあえず環七から国道4号に出て、あとはひたすら北上である。出発して1時間ほど、草加市辺りでキャットアイを踏んでパンク。トラックの行き交う深夜の国道沿いでチューブ交換。なんだか懐かしい感じ。久しく

    北へ走る:山形県酒田へ - 自転車で遠くへ行きたい。
  • ビギナーにオススメのロードバイクを20台選んでみた - 自転車で遠くへ行きたい。

    2012年11月13日追記:自転車小説を書きました。タイトルは「追い風ライダー」。自転車好きの方、自転車に興味のある方ならば、きっと楽しんでいただけると思います(^^ 「オススメのロードバイクを教えてください」と時々聞かれる。個人的趣味で20台ほど選んでみた。アルミフレーム、アルミ+カーボンバック、クロモリフレーム、レディスモデルに分けてある。 最初にお断りしておくが、僕はこれらのバイクを試乗したわけでも店頭で実車を確認したわけでもない。ネットで知りうるスペックだけで選んでいる。選択基準はあくまで僕の好みだ。価格帯は実売で15万程度以下を想定している(価格表示はメーカー希望小売価格)。残念ながらこの価格帯ではカーボンフレームには手が届かない。それと8月、9月はすでに各メーカーのニューモデル(2010年モデル)発表の時期で、ここにあげた2009年モデルはすでに在庫のないものもあると思う。 ■

    ビギナーにオススメのロードバイクを20台選んでみた - 自転車で遠くへ行きたい。
  • 自転車的twitter - 自転車で遠くへ行きたい。

    画像はグランフォンド福井でスタッフの方と記念撮影。 Oさん、お世話になりました。 「自転車で遠くへ行きたい」コミュのジャージを着ていると「あ、それmixiの・・・」とイベントなどで声をかけられる。大抵はコミュのメンバーの方なので管理人であることを明かしてご挨拶をする。最近は今乗っている赤白のBMCの写真をに載せているので「米津さんですか」といきなり個人特定されたりする。慣れないことなのでまだちょっとびっくりするのだけれど(笑)コミュに参加してくれている方かを読んでくれた方なので、声をかけていただくことは嬉しいことだ。 グランフォンド福井でも何人かのコミュのメンバーの方やを読んでくれた方にお会いできたのだけど、ちょっと新しい出会い方もあった。声をかけられて「コミュに参加していただいている方ですか?」とお聞きしたら「いや、twitterでfollowさせてもらってます」とのこと。おー新し

    自転車的twitter - 自転車で遠くへ行きたい。
    t298ra
    t298ra 2009/06/25
    おもしろそー
  • 僕が「はてなダイアリー」を使うわけ - 自転車で遠くへ行きたい。

    ブログを始めるときに、どこのサービスを使うか。アメブロ、ライブドアブログ、ココログなどなど、機能満載のいろいろなブログがある。しかし自分がブログを始めるならば「はてなしかないよね」と思っていた。 「はてなダイアリー」には広告が出ない。シンプルなデザインのブログにしたかった僕にとってはうってつけだ。しかし単にシンプルにしたいというだけならば、自分のサイトにWordPressでも入れれば済む。でもやっぱり「はてなダイアリー」を使いたい。その最大の理由は「はてな」の社長の近藤淳也さんが生粋のロード乗りだということに他ならない。 IT系の仕事をしている人ならば「はてな」という会社に興味を持っている人は多いだろう。僕も「はてな」の仕事ぶりには大いに興味がある(それはまた別の機会に書くとして)。「はてな」に興味がある自転車乗りならば、近藤さんがアマチュアレーサーであることをご存じの方も多いと思う。彼は

    僕が「はてなダイアリー」を使うわけ - 自転車で遠くへ行きたい。
    t298ra
    t298ra 2009/06/19
    近藤社長がアウトドア派なこともそうだし、はてな記法があると、自転車、ランニング、山歩きの走・歩行データも記しやすかったりするの利点だったり。
  • 東京→糸魚川ファストラン - 自転車で遠くへ行きたい。

    東京→糸魚川ファストランを走ってきた。実は300km以上の距離を走るのは去年のこの大会以来。結果は完走397名中ドンジリ。僕にとってある意味、ヒジョーに記念すべき大会となったのでした。 最も早い3時スタートなので0時過ぎに家を出る。自宅から高尾山口までの50kmですでにしんどい。コミュのメンバーに「途中リタイヤとかありえませんよね。著者的に」とか言われてビビる。もうスタートする前から苦笑いである。300km程度で緊張してしまう今の自分が情けない。 スタートしたら直後の大垂水峠の登りでもう皆に着いていけない。途中、何度か知り合いの列車に声をかけてもらうものの、後ろに付くことすら出来ない。糸魚川までほぼ全行程独り旅だった。 きっと今回参加した参加者が書くブログには全員がこのこと書くと思うけど、甲府を抜けた辺りからずっと向かい風。富士見峠なんて延々とゆるゆる続く登り坂で向かい風。諏訪湖の湖畔も向

    東京→糸魚川ファストラン - 自転車で遠くへ行きたい。
    t298ra
    t298ra 2009/06/19
    >ペダルを踏んでいればやがてそれは残り100kmとなり、50kmとなり、そしてゴールに辿り着くのである。
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