Iran's Foreign Minister Hossein Amir-Abdollahian. Photographer: ATTA KENARE/AFP イランは2015年に結んだ核合意の再建草案について、公式の立場を15日夜までに欧州連合(EU)に伝えると表明した。米国との合意に近づいている可能性を示唆したもので、まとまればイランの石油輸出解禁につながり得る。 イランのアブドラヒアン外相は「米国が現実的なアプローチと柔軟性を示すなら、向こう数日以内に合意に達することが可能だ」と述べた。 中国の需要を巡る懸念がある中でイランの供給が増えるとの見通しも台頭し、原油価格は下げを拡大。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は一時4.3%安の1バレル=88ドル近辺まで下落した。 アブドラヒアン外相はテヘランで記者会見し、「イランは最終的な項目