米ハワイ州ホノルルで行われた新たに米国に帰化した人々を前に、台湾出身の自らの来歴を話すエドワード・リン少佐。米海軍提供(2008年12月3日撮影)。(c)AFP/US NAVY VISUAL NEWS SERVICE/MCS1 SARAH MURPHY 【4月12日 AFP】数々の勲章の受章歴を持つ米海軍士官が、中国や台湾に防衛機密を渡した容疑が持たれている。他の国にも機密を提供した可能性があるという。米軍の高官が11日、明らかにした。 匿名を条件にAFPの取材に応じた米軍高官は疑惑の渦中の士官について、1999年に海軍に入隊し、二つの海軍・海兵隊称揚章(Navy/Marine Corps Commendation Medals)を含む複数の勲章を受章しているエドワード・チーリャン・リン(Edward Chieh-Liang Lin)少佐だと明かした。 海軍当局はこの士官の身元確認を拒否し