「日本の明日を創る会」の設立総会であいさつする自民党の竹本直一衆院議員(奥中央)=東京都千代田区で25日、川田雅浩撮影 自民党の信頼回復に向けた方策を練る議員連盟「日本の明日を創る会」が25日、設立総会を国会内で開いた。7月の東京都議選の惨敗を受け、党執行部への提言取りまとめを目指す。加計学園問題や閣僚の失言などで内閣支持率が低迷する中、議連メンバーには安倍晋三首相に不満を抱く議員が多く、「今後の『反安倍』の受け皿になるかもしれない」との見方が出ている。 呼びかけ人は竹本直一元副財務相、平沢勝栄元副内閣相ら30人。首相に近い麻生、二階両派の議員もいるが、石破派や岸田派の首相と距離を置く議員が目立つ。初会合は国会閉会中にもかかわらず、約20人が出席した。