決裁文書の書き換えが明らかになったことについて、公文書に詳しく森友学園の一連の問題の情報公開も求めている神戸学院大学の上脇博之教授は「国民の代表機関である国会にうその情報を出していたのは国民を欺く行為だ。国会議員の国政調査権などの侵害や妨害にあたるおそれがあり、国民主権や民主主義の面から極めて問題だ」と指摘しました。 さらに、上脇教授は「省庁の一職員ができる改ざんではなく、重要なポストの人物が関わり組織的にやったと考えられる。動機を説明する必要があるし、誰が書き換えを命じたのか、あるいは官僚組織を越えたところで指示があったのか、真相を解明しなければ国民は納得しないだろう」と述べました。 ジャーナリストの江川紹子さんは「今までの政治や行政に対する信頼感が足元から崩れていく感じで怒りというよりもぼう然としています。国権の最高機関である国会に対し虚偽の説明をして国政を運営していこうとするのは民主