円安が問題になっているが、韓国ウォン安はもっと深刻である。売り一色の展開となっている。すでに始まっている資金流出を止めるには、米国並の金利へ引き上げるほかなくなった。これでは韓国経済が「死に体」になるほどの負担を強いられるであろう。3回目の通貨危機(ウォン暴落)は来るのか。過去2回の共通点が現在、あるのかどうかを検討したい。(『 勝又壽良の経済時評 勝又壽良の経済時評 』勝又壽良) 【関連】夢に終わる韓国「半導体超強大国」戦略。日本から盗めなかったシステム半導体に“世界シェア3%”の壁=勝又壽良