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ブックマーク / knakayam.exblog.jp (1)

  • 戦後の民主化の限界 | 中山研一の刑法学ブログ

    1945年の太平洋戦争の敗戦が、戦前から戦後への日社会の「民主化」にとって、決定的な転換点であったことは、動かし難い歴史的事実です。当時は「民主革命」とさえ言われたのです。私自身は、清水高等商船学校(海軍の兵籍)の2年生で敗戦を迎え、戦後は旧制の静岡高校に在学し、文字通り、自由と平和の世界を満喫しました。 日国憲法が新しく制定され、刑事訴訟法が英米法の当事者主義と適正手続原則に沿って全面改正され、刑法も不敬罪やスパイ罪などを廃止するなどの改正があったほか、猛威をふるった治安維持法も特高警察も全面的に廃止されたのです。 それは、国政の「民主化」の最大のチャンスだったのですが、アメリカ占領軍総司令部による上からの改革であったため、戦後の民主化の担い手が育たないまま、わずか3-4年で反動に転ずることになりました。代用監獄での密室取調べの廃止も、死刑の廃止も、陪審制の復活も、そのチャンスを失っ

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    PledgeCrew
    PledgeCrew 2009/07/01
    「八月革命」説を唱えたのは宮沢俊義。結局、一部を公職追放しただけで(それも一時的に)、国家機構を大幅に入れ替えるまでには至らなかったし、彼らを使いこなすだけの「革命的」指導者もいなかったということ
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