「日本の大学院への進学はいかにリスキーか」...10年以上前から認識されていた「衝撃の実態」と「根本原因」 先月、科学誌のNatureが「日本の研究はもはやワールドクラスではない」とデータを交えて発表し大きな注目を浴びた。曰く、研究者数は世界第3位だが、それに見合った研究成果や水準を満たせていないというのだ。日本人研究者が発表した論文数は世界5位だが、引用回数で上位10%に入るものは13位まで低下しているという。 いったい日本の研究者の世界で何が起きてきたのか。本誌は10年以上前に、日本の大学院に進学することがいかに「リスクばかり」なのかと認識されている実態を現場取材していた。果たしてこうした日本の大学院環境は改善されているのか―。 修士、博士になっても就職できません... 「偏差値の高くない私立大から有名国立大に行きたいと大学院を目指し、試験と面接は難しく感じずに合格しました。基本的には
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