東海、伊豆諸島周辺で発生したM6クラスの地震は、東京などで震度4を観測した9日の東海道南方の地震(M6.8)、静岡県で震度6弱となった11日の駿河湾沖の地震(M6.5)に続き3度目。関連について、気象庁は「たまたま時期が重なったのではないか」とみる。 気象庁地震津波監視課によると、11日の地震はフィリピン海プレート(岩板)の内部で発生したが、13日の地震は太平洋プレートの沈み込みに伴い発生し、仕組みが異なる。一方、9日の地震は13日同様、太平洋プレートの沈み込みに伴うが、震源の場所が異なり、関連はないという。 ただ、同課は「長期的にはそれぞれの地震が周囲に何かしらの影響を与えることは否定できない」と話している。