プロフィールに「尊敬する人」欄を作るという行為が全く理解できない。 というわけでもないけれど、プロフィールの「尊敬する人」欄というのは、以下の理由により、情報としての価値が低い。また、それらは、後述の誤ったメッセージを読み手に伝えることがあるという危険性から、私は滅多に「尊敬する人」という用語を使わない。 第一に、普通のプロフィールの「尊敬する人」欄には、尊敬する理由が書かれていない。書かれていたとしても、凡庸で一般的な事のみで、情報として何の足しにもならない。 興味のある相手がラーメン好きであることが分かったところで相手の人となりについてほとんど分からない。これと同じで、「尊敬する人」を尊敬する理由なくしては、相手が坂本竜馬を尊敬していることが分かったところで、プロフィールが果たすべき「自らの人となりを伝える」という役割は果たされない。 第二に、「尊敬する人」が定型的すぎて、定義より他人