NHKスペシャル「ワーキングプアII」の再放送を視聴。いろいろ感情的に訴えかけるものはありましたし、何をどうすればということについて頭に浮かぶものも少なくありません。まとまらない考えの中ですが、二つだけすぐに書き留めておきたいと思うところがあります。 一つは、番組に採り上げられた皆さんには本当に頭が下がるということです。不慮のダメージ(離婚、労働環境の変化、老いと病気…)をあれこれ負いながら、この方たちは誰を恨むでもなく、憎しみを生きるモチベーションにせずに努力を続けようとしていました。天に見放されたような状況のとき、これはおそらくとても難しいことです。その部分を悩みながらもクリアしていらっしゃるのには本当に心が動かされました。 二つ目は上と少しく矛盾するかもしれないのですが、なぜ皆「自分(たち)だけ」で頑張ろうとするのか、そこに激しく疑問が湧きました。早くに離婚して男の子二人を抱えるお母