市場調査会社カンター・ジャパンが楽天とAmazonにおける購買行動を調査したところ、楽天で商品を調べてからAmazonで購入する傾向があったそうだ(カンター・ジャパンのニュース記事、 ITmediaの記事)。 調査結果は、協力者6,700名によるパソコンからのインターネットアクセス履歴情報を分析したもので、追跡期間は7月13日から8月12日の1か月間。楽天のWebサイトを訪問した人が約90%だったのに対し、AmazonのWebサイトを訪問した人は約70%だったという。しかし、訪問者のうち実際に商品を購入したのは楽天が約5%、Amazonが約20%と逆転しており、購入回数でも楽天が約600回、Amazonが約2,400回と約4倍の開きがある。また、購入直前に訪問していたWebサイトを確認したところ、楽天のWebサイト訪問後にAmazonで購入したケースが約1割ほどあったのに対し、逆は2%程度