ナショナリズムについて (Note on Nationalism, 1945) ジョージ・オーウェル 著 H.Tsubota 訳 ライセンス:クリエイティブ・コモンズ 2.1 表示 - 非営利 - 継承 どこだったかでバイロンがLONGEURというフランス語の単語を引いて、この言葉を英語に翻訳しようとしてそれと対応する言葉がないことに気がついたと書いていた...続きを読む 1945年に書かれたジョージ・オーウェルの「Note on Nationalism」の日本語訳。 第二次世界大戦を終えた年に書かれたこのエッセーでオーウェルは戦争中に人々の間で広がっていたある傾向について指摘してそれを分析している。 自分の属する組織(国、民族、宗教・・)を至上のものと考え、それを反証するものに目が留まらなくなるというこの傾向には名前がないが、あえて近いものの名前をとれば「ナショナリズム」と呼ぶしか無いだ