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いつもHRナビをご覧頂きまして誠にありがとうございます. この度,誠に勝手ながら2018年9月30日(日)を持ちまして, サービスを終了させていただくことになりました. 突然の終了となりますことを深くお詫び申し上げます. これまで多くの皆様にご愛顧頂き,誠にありがとうございました. サービス終了日時 2018年9月30日(日) 23:59
スタートアップに「方法論」は必要かーーそう問われたら、首を傾げる人もいるかもしれない。方法論などより、まずは起業してみることが一番の勉強ではないのか。 スタートアップにはいくつかの方法論がある。なぜ、それが生まれたかというと、成功の確率が非常に低いからだ。インテル・アップル・グーグル・フェイスブックといった世界的な大企業の発祥の地であるシリコンバレーでも、成功するのは1000社に3社。この確率を上げることはできないかと、多くの先人たちが成功した企業の事例から、方法論を確立すべく分析を重ねてきた。 それが確立できないのもまた、成功の確率が非常に低いことによる。再現性を持たせられるほどの事例がないとも言えるだろう。だから方法論に学ぼうとしても結局、「とにかくやってみよう」と闇雲に起業し、生き残りをかけた競争に参加することになる……そんな負のスパイラルの中でも比較的、信頼性が高いと考えられた方法
『攻殻機動隊S.A.C』シリーズや『精霊の守り人』『東のエデン』といった映像作品の監督・脚本を手がけた神山健治さんの最新作が、『ひるね姫~知らないワタシの物語~』(以下、『ひるね姫』)だ。 2020年、東京オリンピックの3日前の日本を舞台に、自動運転という最新テクノロジーが完成間近の現実世界と、夢の中のファンタジーの世界を行き来する本作。ハード(ものづくり)とソフト(AIプログラムなどの新しい技術)の対立と融和、そして世代間の技術継承の断絶という、エンジニアにとっても身近で切実な問題が描かれている。 かつて自動車というハードで世界を席巻した日本。自動運転をはじめとするソフトウェアの重要性が高まる時代を迎えたにもかかわらず、今ひとつ存在感を示せていない現状と、本作で描かれる物語はまるで合わせ鏡のようだ。登場人物たちがそこにどんな決着を見出すのか、私たちにとっても決して他人事ではないはずだ。作
ビジネスで重要視されるもの――現代社会において、それは創造性とスピードだ。顔を合わせた議論ならば、表情や声のトーンで推し量れるかもしれない。しかし、文字だけの議事録に変換した途端、なかなかうまく伝わらなくなってしまうことがある。こういったビジネスの障壁をクリアする手法として注目されているのが、グラフィックを使って対話情報を構造化する「グラフィックレコーディング」だ。 株式会社ディー・エヌ・エー デザイン戦略部のデザイナー、和波里翠(わなみ・さとみ)さんは、グラフィックレコーディングは、情報を可視化し、共有するための手法だと言う。他者とのコミュニケーションだけでなく、自分の内面と対話し、キャリア設計にも役立てられるというこの手法について、和波さんに話を聞いた。 和波里翠さん 株式会社ディー・エヌ・エー デザイン戦略部のUI・UXデザイナーであり、社外でもグラフィックレコーダー・ビジュアルファ
テレビや新聞、インターネットなど、今やあらゆるメディアで取り上げられるようになった「ビットコイン」。一部の投資家だけでなく、価格の乱高下ぶりからも一般の人からも注目を浴びている仮想通貨だ。この新しい概念は、私たちの知っている「通貨」というものを、一変させる可能性がある。従来の通貨は、国が認める機関(日本銀行)が発行元であることや、取引も第三者機関(VISAやPayPalなど)を通す必要があった。一方、ビットコインは、価値を保証する権威を通すことなく、ユーザ同士が直接取引することが可能なのだ。 ビットコインをはじめとする仮想通貨は、ある技術によって支えられている。それが「ブロックチェーン」だ。ブロックチェーンは仮想通貨の取引以外の分野でも徐々に広がりを見せている。そこで今回は、食料品や医療、知的財産などの分野でブロックチェーンを活用している国内外のサービスを挙げ、今後私たちの暮らしを変えるで
クラウドファンディングで資金調達をしたり、クラウドソーシングで仕事の受発注をしたり……。今やクラウドサービスは珍しくなくなった。恩恵にあずかった人も多いことだろう。 クラウドファンディングなら「Readyfor」や「CAMPFIRE」「Makuake」、クラウドソーシングなら「ランサーズ」や「クラウドワークス」あたりが有名だが、こうしたサービスは民間企業が提供するもの、と思い込んでいないだろうか? そんな常識を打ち破るのが、クラウドファンディングサービス「Otsucle(おつくる)」とクラウドソーシングサービス「Otsucleクラウドソーシング」。これらのクラウドサービスはなんと、徳島大学が立ち上げ、運営に関与している。大学、それも国立大学がクラウドサービスの運営を主導するケースは極めて珍しい。 群雄割拠の民間企業のサービスとはどこが違い、何が強みなのか? 徳島大学の学長補佐で、両サービス
新しいサービスが次々と登場する昨今、競合と差別化するポイントの1つがサービス名。より印象に残り、愛されるサービスになる――そんなサービス名をつけるには、どうやらコツがあるようだ。 今回お話を伺う加来幸樹さんは、30分単位でスキルの売買をするウェブサービス「TimeTicket」をプライベートで活用し、2014年からこれまでに350人以上と一緒に、一目でサービスの内容が伝わり、一度聞いたら忘れられないような「それだ!」とピンとくるネーミングやキャッチコピーを考えてきたそう。代表的なものは、LINEで電車内の席ゆずりを支援する「&HAND(アンドハンド)」やNPO団体等の活動支援と企業のマーケティング・広報活動を両立させながら社会貢献ができるプラットフォーム「gooddo(グッドゥ)」など。 本業では、株式会社セプテーニ・ベンチャーズでクリエイティブファシリテーション事業の事業責任者として、事
「TensorFlow」をはじめとするAIフレームワークや、Pythonで提供されている多くのライブラリにより、AIサービス制作・参入ハードルが下がっている。一方で、こうしたサービスを使わずに、あえて「必要なツールはほぼ自作」という選択をしているのがウェザーニューズだ。 同社のAIイノベーションセンターに所属するエンジニアの萩行正嗣(はんぎょう・まさつぐ)さんに、気象サービスでのAI活用事例と、「ユーザーと開発者のどちらの幸せも追い求める」開発哲学を伺った。 AIを使い、気象情報を早く正確に伝える ――まず、どのようなサービスでAIを活用されているのか教えてください。 私たちは特定のサービスだけにAIを使っているわけではありません。ウェザーニューズが提供するサービスはいずれも「気象情報を正確に伝える」ためのもの。天気予報自体にAIが活用されているので、すべてのサービスにAIが使われていると
「ブルーレットおくだけ」「熱さまシート」「トイレその後に」……といったインパクトのあるネーミング。どこかで1度は耳や目にしたことがあるだろう。これらはすべて、小林製薬の製品だ。その名称やテレビCMは、なぜか一見して「小林製薬だ!」と気づく独特のトーンに仕上がっており、ネットで話題になることもしばしば。他社のものとは一線を画しているように思えて仕方がない。 2017年に創立100期を迎えた老舗企業でありながら、なぜこのように思い切ったプロモーションができるのか? “小林製薬らしさ”を生み出す発想の源泉を探るべく、同社の広報総務部広報・IRグループ(取材当時)の坂田沙織さんにお話を伺った。 狙うはニッチな市場のトップシェア ――小林製薬の製品は、なんというか独創的だなと感じるものが多いです。新製品を作る上で大切にしていることって何でしょうか? 何をしてくれる製品なのか、ひと目でわかること。ネー
ヤンデレアニメキャラ(相手に好意を持ったデレデレ状態のあまり、精神を病んだキャラクターの意)をユーザー自ら育成する通称「あやせAI」。正式プロジェクト名は「なりきり質問応答 俺の嫁(あやせ)がこんなに可愛いわけがない」――そう言われても「何それ?」となる読者がほとんどだろう。 しかし『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』(以下、俺の妹)という作品なら、知っている人も一定数いるはずだ。原作小説はシリーズ累計発行部数は500万部以上、2010年(第1期)と2013年(第2期)にはテレビアニメも放送され大人気となった。その『俺の妹』に登場する多彩なキャラクターの中でも、ひときわ異彩を放つのが「新垣あやせ」だ。主人公に好意を寄せるも、思いあまって殴り飛ばしたり、「ぶち殺しますよ」と暴言を吐いたりする、キワモノキャラだ。 主人公の妹であり、同作のヒロインである高坂桐乃のクラスメートとして、あやせは登場
テック業界には、長時間にわたるロードやトレイル(山道)を走る人たちが少なからずいる。40代を境に、突如としてフルマラソンの2倍を超えるような、超長距離レースにはまることも少なくないという。なぜ彼らは走るのか? また、走ることは肉体や精神、仕事観にどのような影響を与えるのか? IT業界で活躍する2人の経営者、ONDの近藤淳也さんとビットジャーニーの井原正博さんに、トレイルランニングの魅力について聞いた。 井原 今日はよろしくお願いします。 近藤 こちらこそお願いします。 井原 近藤さんは超有名人ですから、はてなが渋谷にあった頃から存じ上げていましたが、初めてお会いしたのはつい最近ですよね。 近藤 井原さんのウワサも、はてなからクックパッドに転職した人間からよく聞いていました。 井原 共通の知人が多いですから、Facebookを通じて近藤さんが走り出したのも知っていましたよ。 近藤 そうでした
地球儀といえば、学校の教室や偉い人の書斎にドンと鎮座しているアレ……というイメージはもう過去のものになるかもしれない。「ほぼ日手帳」で知られるほぼ日が、「ほぼ日のアースボール」なるまったく新しい地球儀を生み出したからだ。ビーチボールのように空気で膨らませられるアースボール。軽いので持ち運びも簡単な上に、AR技術でさまざまな情報を表示させることが可能なのだ。アースボール誕生の経緯など、地球儀のイノベーションについて、株式会社ほぼ日の古謝将史さんと井谷裕紀さんに話を聞いた。 映画をきっかけに生まれたAR地球儀 古謝将史さん 「ほぼ日のアースボール」プロジェクトリーダー。どんなアイデアを実現したら良い商品になるか日々考え中。前職は、文具メーカーで消せるボールペンの立ち上げなどに携わる ――同じ文房具でも、手帳から地球儀というのは、かなり飛躍があります。誰がアイデアを? 古謝 きっかけは、数年前に
キーボードにこだわるITエンジニアの間で、「高級品」としてまず、名前が挙がる「REALFORCE(リアルフォース)」。大手メーカーの製品が1,000円未満で買えるなか、2017年に発表された「REALFORCE R2」シリーズは2万円以上だ。それでも、品薄になるほどの人気だという。 文字を打つ機能は同じなのに、どんな差があるというのか。16年ぶりとなる新モデルの企画や開発にあたった東プレの電子機器部のみなさんに話を伺い、支持される理由を探った。 自社の技術を生かす「はず」だった新規事業 ――ガジェット好きな人からは「REALFORCEの東プレ」として知られています。一方、もともと東プレは自動車のプレス部品や冷凍車のメーカーであり、東証1部の業種も「金属製品」です。なぜキーボードを手がけることになったのでしょうか。 小林 キーボードの開発に着手したのは、35年以上前のことです。弊社は自動車部
Excelのマスに色を塗って、日本古来の文様を描きうちわやブックカバーを作っていた「パソコン手芸」の達人、若宮正子さん。 2017年2月に公開したiPhoneアプリ「hinadan(ひなだん)」がCNNに取り上げられ、6月にはAppleの主催する開発者イベントWWDCの基調講演にゲスト出演。そして2018年2月、ニューヨークの国連本部の会議へも招かれ、堂々と英語でスピーチを行った。あれよあれよという間に、シンデレラのような出来事が若宮さんに起こっている。 パソコンに出会ったのは退職後であるという若宮さん。遅いスタートのように思えるが、何が彼女の原動力になっているのか。これまでのITとの関わりとシニアが抱えるIT問題について話を伺った。 退職金でパソコンを購入。NIFTY-Serveでインターネットの世界へ ――初めてパソコンを買ったのはいつ頃ですか? パソコンを買ったのは、40年以上勤めて
私たちの生活にあっという間に浸透したスマートフォン。とはいえ、総務省が発表した「平成29年版 情報通信白書」によると、2016年に80歳以上のスマートフォン個人保有率は3.3%。しかし、そんな世代にあって、iPhoneアプリを制作し、Appleがアメリカで開催した開発者イベントWWDCに颯爽(さっそう)と現れた人がいる。それが82歳のプログラマー、若宮正子さんだ。 2017年6月WWDC(ワールドワイド デベロッパーズ カンファレンス)の基調講演で「最年長開発者」として紹介された若宮さんは、Appleのティム・クックCEOとも面会するなど、一気に時の人となった。「昨年の3月から急に有名人になっちゃって。もう死にそうなぐらい忙しいの」とかわいらしくほほ笑む若宮さんに、iPhoneアプリ開発の経緯と発想のヒントを伺った。 手芸をする感覚でアプリ開発を始めた 若宮さんは1935年生まれの82歳。
少子高齢化社会を迎えた現在。今までは是とされていたビジネスモデルも、手法を切り替えなくては立ちゆかなくなるかもしれない。その1つがコンビニだ。 ファミリーマートは1973年に狭山店(現 入曽店)を、セブンイレブンは1974年に豊洲店を、そしてローソンは1975年に桜塚店を、それぞれ1号店としてオープン。当初はセブンイレブンの名前の由来にもなっているように「朝7時~夜11時までと、各チェーンとも営業時間が決まっていた。しかし、よりコンビニエンス(便利)にするべく、70年代後半には24時間営業を行う店舗が増加。80年代に入ると全国各地に店舗が生まれ、学生のアルバイト先としても人気を誇った。 しかし、現在は少子化が著しく、各地のコンビニは労働力の確保に頭を悩ませている。そのような状況下で、2016年に1つのニュースが伝わってきた。中国・上海に無人コンビニが誕生したというのだ。 電子マネー社会が後
VRアーティストとして活躍中のせきぐちあいみさん。VRの魅力について語ってもらった前編に続き、後編では最近せきぐちさんが注目している都内のVR体験スポットを紹介してもらおう。 取材協力 VR ZONE SHINJUKU タイプ・目的別にVR体験スポットをご紹介! すべての人にオススメしたいNo.1 VR施設! 1)VR ZONE SHINJUKU(新宿) ★せきぐちさんのオススメポイント 全コンテンツがハズレなし。ハイクオリティで楽しい施設です。新宿のど真ん中にある2階建ての施設なのに、アトラクションごとに別世界が広がっているので、大きなテーマパークに行った気分になります。アトラクション数も全17種と豊富で、1回遊びに来るだけでは体験しきれません。この楽しさを知ったら、きっとリピーターになっちゃうし、友だちにも伝えたくもなるはず。絶対体験してほしいのは「マリオカート アーケードグランプリ
ゲーム好きが高じて、東京ゲームショウに行くのが毎年恒例となっている筆者だが、ここ数年気になるタイトルがある。その名も美少女カードゲーム「うんコレ」。ゲーム名もさることながら、出展者名も「日本うんこ学会」とインパクト大だ。 一見ジョークのように思えるゲームだが、実は非常に真面目な「ある目的」で開発されているという。いったいどのような内容で、何を目的としているのか。日本うんこ学会の会長で、同ゲーム開発の発起人でもある外科医の石井洋介さんに話を聞いた。 難病患者としての経験から医者を目指した ――ゲーム開発のきっかけは、石井さんご自身が大腸の病気にかかったからだと聞きました。どんな病気だったのでしょうか。 「潰瘍性大腸炎」という病気でした。最初は血便が出るぐらいの症状ですが、腸の中に少しずつ炎症が広がる病気で、進行するとお腹が痛くなったり熱が出たり、気持ちが悪くなったりするんですよ。 ――石井さ
写真をAIで自動処理する取り組みが盛り上がりを見せている。「写真の中にネコがいるかどうかを判定する」といったシンプルなものから、「人物写真をアニメ風のキャラクターに自動加工する」といった複雑なものまでさまざまだ。 その中でも、特に注目を集めているのが、AIによるモノクロ写真の自動着色。カラー化された古いモノクロ写真が、人々の心を動かし、SNSなどで拡散・共有されている。 72年前の今日。1945年7月28日の呉軍港空襲で破壊され,大破着底した巡洋艦「青葉」。1946年11月28日に撮影されたもの。「この世界の片隅に」にも,同じアングルで登場。ニューラルネットワークによる自動色付け。 pic.twitter.com/T7tReXEiho — 渡邉英徳 (@hwtnv) 2017年7月27日 首都大学東京准教授の渡邉英徳さんは、デジタルアーカイブ研究の専門家で、その一環として古い資料写真をカラ
企業がサービス・製品を提供する上で、対顧客(Customer)窓口として欠かすことができない職種、カスタマーサポート(以下、CS)。 多くの企業で必要とされているものの、現実には「キャリアアップができない」「働き方がブラックだ」と嘆く声も少なくない。さらに業務効率化の波もせまってきており、英オックスフォード大の研究によれば、CSは労働集約型の職種として今後10年でなくなってしまう職種の1つにもなっているという。CSとして働く人たちの将来は、どうなってしまうのだろうか。 こうした現状を打破しようとしているのが、プログラミング教育事業を手がけるコードキャンプのCSチームを率いる藤本大輔さん。社外でも「カスタマーサポート エバンジェリスト」として、CS担当者同士のノウハウを共有する勉強会「CS HACK」を主宰している。 藤本さんはコールセンターの発信オペレーターからキャリアをスタートし、コール
エンジニア、プログラマーとしてどのようなキャリアを歩んでいくかは、多くの人が悩むところだろう。転職、起業、フリーランス……。無数にある選択肢の1つに「新規事業の立ち上げ」がある。 とはいえ、実際にエンジニアとして新規事業に携わるときには、どんな悩みや壁があるのだろうか。そんなエンジニアと新規事業の関わりについて考えるイベントが2017年11月16日に開催された「エンジニアも新規事業にチャレンジしナイト #01」だ。 約40人の参加者のほとんどは、大手企業のSIerなどエンジニア経験をバックグラウンドとして持っているそう。ほかにも、ベンチャー企業の新規事業担当者や学生など、新規事業開発に関心を持つ人が広く参加した。 新規事業の雰囲気は『オーシャンズ11』!? 三社三様の新規事業の開発体制 登壇したのは業種も業界も異なる、IDOM(イドム)とメドレー、サイバーエージェントグループのCA tec
タスク管理ツール「Trello」。2018年2月に日本語対応することでも話題になったが、筆者の会社でも社内外のタスク管理に長年Trelloを活用している。「より良い使い方はないか、他社のノウハウを聞きたい!」ということで、Trelloを使いこなすRetty、Tokyo Otaku Mode、コードタクトの3社に取材。ノウハウを教えてもらった。 Trelloで何を解決したか、どのように活用しているのかという基本的な話から、Chromeの便利な拡張機能・スクラムとの組み合わせ、リモートワークでの使い方まで余すことなく網羅する。 Retty株式会社 リスケジュールにも動的に対応 実名口コミグルメサービス「Retty」を運営しているRetty株式会社。同社はTrelloを使いタスクを徹底的にビジュアライズし、管理しているそう。同社エンジニア兼ディレクターの桑原勇介さんに話を伺います。 会社紹介・人
子どもの頃に、『デジモン(デジタルモンスター)』シリーズというアニメがあったのを覚えているだろうか。恐竜の姿のモンスターを思い浮かべる方も多いと思うが、最新のデジモンに登場するのは、人工知能を備えたアプリケーションの生命体“アプモン”。主人公のパートナーもバーチャル空間から現れた恐竜たち(デジモン)ではなく“検索アプリ”なのだ。さらに、作中に登場するキャラクターたちも、YouTuberやアイドル、ハッカーなど現代のインターネット事情を反映した設定。 1年間の放映を終えた今、『デジモンユニバース アプリモンスターズ:アプモン』の企画の狙いやその反響について、東映アニメーションのプロデューサーである永富大地さんと、シリーズディレクターの古賀豪さんに聞いた。 パソコンからスマホへ――リブートしたデジモン ――「デジモン」はとても長い歴史がありますが、その時代の「デジタル環境」を色濃く反映してきた
複数のプレイヤーが1つの世界に参加する形で進むオンラインゲームを「MMORPG」と呼ぶ。仮想空間内のMMORPGの世界で繰り広げられる登場人物たちと、そのゲーム世界をめぐる物語を描いた作品群『ソードアート・オンライン』(以下、『SAO』)が、世界中で人気を博している。原作ライトノベルは現在までに全世界でシリーズ累計2000万部を発行、テレビアニメから発展した映画『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』は全世界で興行収入43億円を超えている。 MMORPGを題材にした作品が無数にある中で、『SAO』がここまで人気を博している理由の1つは、VR・AR・AIなどの時代を先取りした「テクノロジー」を真正面から取り上げている点にある。原作者の川原 礫さんにエンターテインメントと技術の関係について詳しくお話を伺った。 ※注意:インタビューの性質上、『SAO』シリーズの物語の核心
漫画家や小説家などのクリエーターを対象に、エージェント事業を手掛けるコルク。同社のCTOである萬田大作さんは、エンジニアリングからビジネス開発まで、幅広い経験を持つ傍ら、年間200冊を読みこなす無類の読書家として知られる。 今回は萬田さんに、エンジニアの仕事とキャリアに効く書籍を4テーマ12冊厳選してもらった。この年末年始を読書に充ててみてはいかがだろうか? 株式会社コルク 取締役CTO 萬田大作さん ナビタイムジャパンで経路検索&地図描画エンジンの研究開発、フューチャーアーキテクトでITコンサルタント、リクルートで複数の新規事業開発を担当。ウェブ系と基幹系のエンジニアリングからビジネス開発まで幅広く経験し、2016年からクリエーターエージェンシーのコルクに参画。CTO(最高技術責任者)として、“心に届ける”エンターテイメント作品をテクノロジーで支えている マンガ家や小説家など、クリエータ
年末年始は電車で帰省する人も多いことだろう。帰省ラッシュに備えた列車の増発や、初詣に向けた特別ダイヤなど、年末年始の電車はイレギュラーな動きがつきもの。乗換案内サービス各社も、データの更新など対応に追われている。 その1つ、「駅すぱあと」を開発するヴァル研究所には、「乗換BIG4」と名づけられた鉄道マニアの社員たちがいる。鉄道関連のイベントへ出演すれば、コアな観客もうなるほどのディープな鉄道知識を披露。また、自社で「鉄道落語」のイベントを開くなど、一般ユーザーとの交流も盛んだ。 2018年に30周年を迎える「駅すぱあと」。その節目を前に、「乗換BIG4」はどのようにして生まれたのか。また、その“鉄分”は「駅すぱあと」にどのように生かされているのか。「乗換BIG4」から鈴木省吾さん、廣戸晶さん、三上雄平さん。そして、広報の福井澪菜(みおな)さんに話を聞いた。 「最近まで広報がいませんでした」
PCやスマートフォンを開けば、そこには不愉快なUIが至るところにあふれている。さして文章が長くもないのにページが4分割されているニュース記事(腹立たしいことに4ページ目はたった1行だったりする)、サッカーのハイライト動画でシュートの行方をカメラが追い始めた瞬間に始まる動画広告、場面転換をするたびにCMが挟み込まれ、もはやCMを見ているのかゲームをしているのかわからなくなるアドベンチャーゲームアプリなど……。 さらに不幸なことは、ウェブメディアの編集部や動画配信者、ゲーム制作会社の制作現場にいる人たちにとっても、これは決して愉快な状況ではないということだ。罵詈雑言混じりの苦情が書かれたユーザー評価欄やSNSを見ながら彼らは言うだろう。「誰が好き好んでこんなUIを作るものか」と。 関わる誰から見てもおかしなUIは、それでもなぜ量産され世の中のストレスを増幅させ続けているのだろうか? その負のス
ディスプレイを一新し、大きな話題となったiPhoneX。そのiPhoneXと同時に発表されたiOS11で、新たに搭載された機能のひとつが「QRコードの読み取り」だった。 手軽に文字情報を読み込めるとして、カメラ付き携帯電話の普及と共に広がったQRコード。登場から20年あまり経った今も、LINEのID交換や電子チケットに活用されるなど身近なものとなっている。iPhoneへの機能追加も、QRコードが海外で決済などに利用されていることを受けてのものだ。 このQRコード、実は開発者が日本の会社員であることをご存じだろうか。 その人物が、デンソーウェーブの原昌宏さん。QRコードはデンソーで開発され、現在はデンソーウェーブの登録商標となっている。今なお広がりをみせるQRコードは、いったいどのように開発されたのか。あの特徴的な白黒のドットにはどんな技術が秘められているのか。「QRコードの生みの親」に話を
IT業界でささやかれる「プログラマー35歳限界説」。体力や学習能力の低下、マネジメント層へのキャリアチェンジといった理由が引き合いに出される一方で、35歳を越えてもなお最前線で活躍するプログラマーが登場し、この説が否定されることも多くなった。 「プログラマー35歳限界説」は本当にあるのだろうか? それともまったくの幻想なのか? Rubyの父・まつもとゆきひろさんに聞いてみたところ、意外にも「この説は成立する」と言う。その真意は? まつもとさんにプログラマーのキャリアについて話してもらった。 「35歳限界説はある」 まつもとゆきひろさんがそう答える真意とは? ――IT業界では、古くから「プログラマー35歳限界説」についての議論がありますが、まつもとさんは率直に言って、どう思いますか? 私の見る限り、「プログラマー35歳限界説」は実際に成立しています。そしてその理由は、組織にあると思っています
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