サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
social-design-net.com
“家にある鏡”で、通知や天気予報、ニュースから玄関のセキュリティカメラまで見れる。Glancrでは、高度なプログラミングなしで、部品さえあれば、なんと自分でスマートミラーが作れるようチュートリアルが公開されています。 実際に鏡を目の前にしたら、スマートというよりは「洗練された美しい」鏡といった印象の方が強かったのが正直な感想。ベルリンにある彼らのオフィスを訪ねたインタビューも交え、ご紹介します。 オープンソースならではの「強み」 彼らが開発した「Mirror OS」(日本語にも対応)の特徴は、プログラミングいらずの直感的操作。カレンダーやSpotify、Todoリスト、電車の運行情報まで生活に便利な機能が揃っています。機能の追加や削除はスマホでもOK。 左から:Tobias氏、Gordon氏 ーーオープンソースで開発されている理由はなんでしょうか? Tobias氏:プロジェクトを始める時に
デジタル時代と言えども、不思議と裏紙は残る。いつの間にやらオフィスに、家に溜まっているものだ。 エコ時代だから裏紙をメモ用紙などに活用しようと思うけれど、意外と管理が面倒であったりする。書きやすいように小さく切るのも億劫だ。 そんな時に重宝するのがイリモノデザイン製作所が提供する「裏紙ノート」。手に馴染む皮表紙とその中央にゴムがセットされているというシンプルな構造だ。ゴムの色は、グレー、モスグリーン、レッド、ブルー。 使い方は、簡単。A4サイズの紙を四つ折りにしてゴムに挟み込むだけだ。 裏紙なので、より開放的にイメージや考えている言葉を書きなぐることができる。 裏紙の有効活用により、年間の経費削減とCO2削減に貢献してくれることはもちろん、仕事に生産性と創造性も与えてくれる。シンプルなアイデアとデザインが、人間の行動をより良く変える好例だ。 新刊「100年働く仕事の哲学」が発売! 次世代ビ
黄色く目立つようにデザインされたこの袋の名前はgoedzak(フッザッグ) いらなくなったモノをこの袋に詰め、路上に置いておく。誰でも袋の中に欲しいものがあれば、持ち帰ってOK。リサイクル業者も回収でき、最終的に残ったモノは市がゴミとして収集。いわば「共有されたリサイクル袋」なのです。 開発したのはたった2人のデザイン会社WAARMAKERS。彼らのオフィスを訪ね、詳しく話を伺ってみました。 「どう影響されたいのだろうか?」から考える ーーコンセプトはどうやって作ったのですか? Simon氏:フッザッグは、どうやったら利他的な行動を引き出せるか?どうやったら人の行動を変えることができるか?というところから始まりました。それは自分たちの興味がある分野でもあります。特にフッザッグは利他的な行動に注目しています。 最初にモノの機能のデザインではなく、デザイン自体のインパクト、ユーザだけでなく、社
ガラスを材料にした3Dプリンタなど、日進月歩で新たなモノづくり社会の土台が整えられつつある。そして、高性能で安全なデスクトップ金属3Dプリンタの発売が迫っている。 「Desktop Metal」は、アルミニウム、チタン、スチールなどの金属を材料にした3Dプリンタだ。価格が120,000ドル(約1,320万円)で、同性能の3Dプリンタの価格の約10分の1程度。これまでアウトソーシングしていたものを、デスクトップ上で作り上げてしまえる。 ソフトウェアで制御されて使い方も簡単。材料はカートリッジなので、交換の際は1分かからずできてしまう。 粉末をレーザーで固めるタイプではなく、熱溶解積層タイプで造形されるため、安全性が高い点が大きな特徴だ。 金属であるが、サポート部品は、手で取り外せることもできる点もいい。 モノづくり系オフィスやコワーキングスペースには、必ず金属3Dプリンタがあるという時代は、
仕事の生産性の問題が、切実になっている。ツールを使いこなす差、習慣の差、日々PDCAを繰り返す差が、仕事の生産性に驚くべき差を生み出す時代だ。 今年は指先でどれだけ生産性を高められるかに注力するべき年だ。 「startupstar」は、日常の業務を、スマホチャットでサポートしてくれるサービス。主にスタートアップ用であり、マーケティングやリサーチ、コンテンツ制作を行なってくれる。 チャットで呼びかけることによって、オンラインワーカーが、インフルエンサーを見つけたり、SEOの最適化をしたり、ソーシャルメディアに投稿したり、ユーザーテストをしたり、ブログ記事を書いたり、パワーポイントを作ったり、チャートを作成してくれるのだ。 私たちはスマホを利用することは多い。しかし、それがうまく生産性に繋がっているかというと、疑問に感じる人は多いだろう。インプットをしている人は多いけれども単なる消費になってい
「未来を創造するスゴいサービス&プロダクト」は、未来社会のあり方を変える事業を展開している企業の中の人にインタビューをしていく不定期連載です。元社長であり元キャリアカウンセラーでもあるフリーランス ディスカッションパートナーの黒田悠介氏が未来のビジネスや働き方を模索します。 スタートアップ企業の事業戦略に携わる弁理士である傍ら、アート作品のシェアリングビジネスや美容サロンを経営してきたシリアルアントレプレナーでもある渡辺大介氏。オンラインでマッサージや、ネイル、ヘアメイクなどの美容・健康のプロを出張で呼べるサービスcareL(ケアエル)を運営する中で可能性を見出した、Summon(サモン)という新サービスについてもお話を伺いました。多くの人の働き方を変える可能性のある事業なので、今後の展開に目が離せないサービスです。 黒田:よろしくお願いします。まずはcareLについてお伺いしたいです。当
移動するオフィスはこれからトレンドとなる。 【参考】 ・未来の仕事場の選択肢。移動するコワーキングスペースという発想 Zach Bothという米国の若き映画監督が、シボレーのバンを生活&仕事空間にして、全米を回りながら映画を撮影している。 クルマの中にはワークスペースにベッド、ストーブ、冷蔵庫、キッチンまでが付いている。もちろん電気はソーラーパネルで供給。 面白いのは、「the vanual」というサイトを通して、バンの構造やワークスタイル、生活をこと細かくマニュアルのようにして提供しているところ。 クルマの選び方から内装、どんな冷蔵庫やガスコンロを使えば良いか、また衛生問題やライフスタイル、生活費などの情報を提供しているのだ。ケンブリッジに住んでいる時代は月に1,500ドルかかっていた生活費が、バンでの生活によって月に710ドルと半分以下となったことなどが事細かに書かれている。 今、移動
WordPressでサイトを作っている企業、人に朗報だ。 「worona」はWordPressを簡単にアプリにできる無料のプラグイン。LINEやFacebookアプリのように、自社アプリをスマホに置いてもらうことができる。もちろん肝である”プッシュ通知”もできるようになる。 iOSやAndroidへの申請や各種機能を自分で付ける場合は完全無料であり、申請代行、拡張機能は別売りとなっている。プッシュ通知機能が59ユーロ(約7,200円)、レビュー依頼は29ユーロ(3,500円)、ソーシャルボタンの追加も29ユーロ(3,500円)だ。サイトを見ると分かるが、近日公開の拡張機能も続々準備中だ。 iOSやAndroidを代理申請してもらう場合は150ユーロ(約1万8,000円)の費用が必要で、拡張機能を全て購入するオプションを加えると、250ユーロ(約3万円)となっている。それでも相当お手頃価格だ
スポーツ少年団に習字にそろばんにピアノに学習塾…。少し前まで、子供達の習い事にそれほど選択肢はなかった。皆同じようなものに通っていることそれ自体が、1つの価値とさえ考えることもできた時代があった。しかし、これからは少し違う。 時代は、一人一人の個性に合わせた可能性を羽ばたかせようと、選択肢の幅広げる衝動にかられている。それは、幼児教育や子供の習い事であっても同じである。ニューヨーク発の「Sawyer」は、地域の様々なアクティビティや習い事を定額課金モデルで提供するサービスだ。 料理にダンス、読書に武道、アートに科学、自然体験に演劇…。様々な習い事から、自由にクラスを選ぶことができる。1つの習い事に縛られることがないので、飽きっぽい子供時代にはいいサービスである。もちろん、多種多様な体験ができるので、子供の個性を知るという意味でも良い。 好きなクラスを月に2つ取るプランが月額39ドル。6つ取
スーパーのこれからを考えれば必然的な流れだろう。 ドイツのスーパーマーケットMETROが、水耕栽培の野菜工場を店内に導入、お店で”まさしく”採れたての野菜を販売し始めている。 こちらのシステムは、アグリテック企業「INFARM」が開発した水耕栽培システムで、農薬は必要とせず、有機栽培の野菜が生育する。 ご覧のようにできる野菜は、基本”葉もの”。味が美味しく新鮮であることはもちろん、流通にかかるコストや環境への負担も軽減できる。また、クラウドで生育を管理でき、通年を通して野菜を栽培できる高い生産性も兼ね備えている。 都市農業の多様性に富んだ進化は、眩しいばかりだ。家で作るのも、オフィスで作るのも、これからは決して珍しいものではなくなる。であるならば、スーパーやコンビニのような小売り店が、水耕栽培システムを店内に導入するという流れは必然である。 これによって、既存の農家が、今すぐに大きな影響を
ベーシックインカムで資本主義が修正される。クロ現 「“仕事がない世界”がやってくる!?」をご覧ください 製作に協力させていただいた3/15(火)のNHKクローズアップ現代「“仕事がない世界”がやってくる!?」が好評だ。 現代社会の急速な変化を端的に解説し、次の社会のビジョンにまで踏み込んでいる。社会のトレンドがベーシックインカムへと流れゆく、その背景と道筋を明確に描き出した番組である。 出演者である千葉大学教授・広井良典先生が、番組の最後で語れた話が示唆に富んでいる。資本主義というのは、常にそれを維持するために、様々な修正が施され、ここまで進んできている。 資本主義400年の歴史から見ると、最初の補完的制度は、現代の生活保護にあたる制度であった。次に、産業革命期にはドイツが会保障制度の基礎を作り上げる。例えば、医療保険や年金の基礎である。 そして世界大恐慌においては、ケインズ理論を取り入れ
とにかく”始めてみること”から事業を創造していく時代に、UI(ユーザーインターフェイス)は、その事業の価値の重要な部分を占める。 「Collect UI」は、世界中のUIを集め、一覧に表示してくれるサイト。例えば、サインアップページは118の参考サイトが集められている。 その他にも以下のように、ランディングページ、プロフィールページ、プライスページ、メッセージングページのUIを確認することができる。人気順、新しいもの順に並び替えられるところも有り難い。 まだ登録されているUIは少ないが、コンタクトページやお客様の声ページ、サンキューページや地図表示ページなど、全部で112のカテゴリーが存在する。 更に一品なのは、UIデザイナーごとに作品を閲覧することができる点。これによってデザイナーは顧客とつながるキッカケを作ることができるというわけだ。当然、逐次新たなUIサンプルが増えていく仕組みと直結
情報革命の時、”データそのもの”がコアバリューとなっている業界を見つめると、その他産業全体の未来を想像することができる。データ自体が価値である業界の筆頭は、音楽や出版である。この業界は、情報革命の波をもろに受ける。よってこの領域の先端を見つめると、新たな時代の事業のヒントを得ることができる。 本の編集、デザイン、出版の未来はどうなっていくのか。ライティングから編集、デザイン、出版までを一気通貫、クラウド上で実現できる「Reedsy」は、大きなインスピレーションを与えてくれる。 以下のように、作家が文章を美しく仕上げるためのツールとしても有効。書籍執筆には使いにくいワードからの卒業を勧めてくれている。 また、実績のある優秀な編集者や本のデザイナーが集うクラウドソーシングサービスという側面も持つ。 全てをクラウド上で管理できるUIも一品だ。 以下のようなクラウドコラボレーションツールとして、書
パワポで資料を作る際、スマートアート機能に不満を抱く人は少なくない。もっと多様にかっこよく資料をデザインできたらいいのに…という思いを抱く人は多いはずだ。 「SlidesCamp」は、そんな不満を解消してくれる。クリエイティブなスライドが1000以上用意されており、それを誰もが簡単にダウンロード、カスタマイズして利用することができる。 かっこいい図表やマップ、エクセルチャートやアイコン、インフォグラフなどが用意されている。 価格は1スライドで2ドル、もしくは30スライドで30ドル。あるいは年290ドル払えば使い放題での利用が可能だ。パワポを多様する人にとっては、仕事のレベルを1段上げるために重要な選択肢となってくれそうだ。 SlidesCamp : Web / Facebook ※「ビジネスモデル2025」が5刷に突入! 【参考】 ・【BBM】『ビジネスモデル2025』長沼博之・著 vol
オンデマンド経由で素早くモノを配達するUberRushがAPIを公開した。スマホ時代、リアルタイムインターネット時代に、物流領域も更なる変化が加速する。 地域の企業や個人がより簡単に、自社にUberRushを導入できるようになる。ピンポイントの場所に分単位で情報提供をしながらモノを届けることができる。 現時点でノードストロームや1800flowers、T-Mobileなどが利用を開始している。これは大手物流企業はもちろん、DoorDashやInstacartなどの新興クラウドシッピング企業にとっても驚異である。 日本においてUberの利用はまだ制限されているので、対岸の火事のように思うかもしれない。しかし、それは時間の問題である可能性がある。近い将来、現代の黒船として来航するかもしれない。 また、記事「2016年はラストワンマイルを担う「物流ロボット」元年になる」にも書いたが、次の時代はロ
移動中に両手が使える自由さは、何ものにも代え難い。そんな理想を叶えてくれる衣類が注目を集めている。 「SCOTTeVEST」には、ご覧のように衣類の内側にたくさんの専用ポケットがある。スマホ、タブレットPC、ノートPC、電源コード、サングラス、ペン、ペットボトル、キーホルダー等々を衣類に忍ばせることができる。 これまでこういったアイテムは、バッグに入れていた。ただバッグに入れるということは、どちらかの手が塞がれることを意味する。それが嫌な人は、リュックになるが、ファッション性から敬遠する人も多かった。しかしこのスタイルなら、自然に様々なアイテムを衣類の中にしまって持ち運びことができ、ファッション性も担保される。 ちなみに、衣類自体も様々な種類があり、ポケットの数も自由に選ぶことができる。 これからのリモートワーカーにとっては必須のコンセプトとなるかもしれない。 SCOTTeVEST : W
ホテル予約サイト大手Expediaが、Airbnbの競合であるHomeAwayを約4,700億円で買収したと発表された。 Expedia to Acquire HomeAway for $3.9 Billion 今、ホテルや旅館の予約プラットフォームも過渡期を迎えている。その最大の理由がAirbnbとの競争になってきている点だ。つまり、ホテルがAirbnbのプラットフォームを利用して集客をはじめている。 その大きな理由の1つは手数料の問題だ。大手ホテル・旅館の旅行サイトの手数料は小さくない。世界を見渡せば最大25%もられるところもある。日本においても、大手であればホテル側・旅館側は8%以上の手数料を取られるイメージだ。 しかし、Airbnbはたった3%である。もちろん海外からの集客も期待できる。よって、日本でもこれからはより積極的にAirbnbを使った集客を行うホテルや旅館が増えていきそう
暖房をつけても温かい空気は上にたまる。また、そもそも部屋全体を温かくする必要もない…。その弱点はすぐに光熱費アップに反映される。 「Room in Room」はそんな問題点にアプローチをした屋内テントである。ベッドやマットレスをひいた布団の上に、これを貼れば部屋の中に更にマイスペースが誕生する。また、次のようにベルトが貼られており、パソコンで作業することもできる。 更には、寝転んでスマホ動画を観ることも可能だ。 部屋の気温より、Room in Roomの中は5度ほど温かいようだが、それも電気膝掛けなどのあったかグッズで、更に上昇させることができるだろう。また、こたつの電気代は1時間2円〜5円と安いが、基本は下半身だけを温めるものだ。Room in Roomはその温め範囲を全身に広げたようなイメージ。 日本においても冬場の光熱費はバカにならない。無駄な光熱費を抑えていきたいと思う人、また環境
空気の質はいつも感覚の中で把握されてきた。臭い、また気分というようなもので計られてきた。しかし、人間は息を吸わずして生きることはできず、空気の質は常に、健康や生産性に影響を与える。 「Atmotube」はその場の空気の質をリアルタイムで測定するデバイス。一酸化炭素や揮発性有機化合物などを測定し、その汚染度を教えてくれる。 仕事をしている時に、室内の空気が悪くなったら教えてくれ、空気を入れ替えるキッカケをくれる。窓を開けてクルマを運転している時に、外から入ってくる空気が悪くなれば、それを教えてくれるので窓を閉めればいい。いつでもどこでも気軽に持ち運ぶことができるポータブルさが特徴だ。 スマートデバイス&IoT時代は、これまで見えなかったものを可視化する。それをどのように価値につなげていくか、そのアイデアも百花繚乱の時代に入る。 ※新刊「ビジネスモデル2025」が、発売1ヶ月半で5刷に突入!
屋外広告の空きは益々増えている印象を受ける。東京駅の目の前でも「広告募集中」の看板が目立ち、先日この業界の前途を案じていた。 「Billboard Bazaar」は、そんなOOH(Out Of Home media)の業界に、革命を起こすために登場したスタートアップ。シンプルに言えば、屋外広告、交通広告のためのAirbnb的システムで、スペース提供者と広告主を直接、そして最適にマッチングさせるサービスである。 米国では、不動産業界の190億ドルがオンラインから漏れているという。つまり最適化がおきにくいというわけだ。その中でも大きいのが屋外広告業界で、このマーケットは実はテレビやラジオの広告よりも、今後成長すると見込まれているという。 確かに「裸眼でも立体的に見える3Dディスプレイ」などが登場してくると、これまでとは違った可能性が見えてくるかもしれない。またIoTの導入で、アドテックがデジタ
氷はドリンクの味を変える。特に飲み終わりそうなった時、水で味の薄まった少量の飲料を飲みたくないという潜在的なニーズは大きいのではないか。 「AMAZEBALLS」はそんな問題を解決する。冷凍庫で冷やされたステンレス製の小さいボールを次のようにグラスに入れれば、約40分ほど冷たさが保たれる。もちろんドリンクの味を変えることはない。 氷の中に美しい花を入れる「Polar Ice Tray」もイノベーションだったが、AMAZEBALLSもまた違った角度で氷の概念を変革するかもしれない。 ちなみに、大きさはピンポン球より少しだけ小さく、洗うことも簡単。冷凍庫で4時間ほど冷やせば、再び冷却性を取り戻す。シンプルであるが、なかなか思いつかない発想。”日常接している何か”が、アイデアを実現しやすい社会の中で、変革を遂げていく。 ※新刊「ビジネスモデル2025」が、発売1ヶ月で4刷に突入! 【参考】 ・【
2016年は、街を自在に移動する物流ロボット元年となるかもしれない。 以前ご紹介したSkypeの共同創業者Ahti Heinla氏が挑戦するスタートアップ「Starship Technologies」は、ミニサイズの荷物輸送ロボットを提供する。 【参考】 ・人間の歩行スピードで動く小さな「荷物配達ロボット」が、街の物流を担う日 今回ご紹介する「dispatch」もそれと同じく、地域のラストワンマイルの物流を担うロボットだ。ボックスにタイヤのついたシンプルな外見。 人ごみの中でも、センサー機能で安全性を確保しながら進んでいく。 荷物の取り出しは、暗証番号によってロック機能を解除して受け取る。 当然、現時点では多くの地域で道路規制にひっかかるだろう。しかし、各国、各地域で来年からテストやパイロットプログラムが開始され、その実証実験を元に道路規制も見直されていくに違いない。ドローンによる流通もそ
国家戦略特区である東京大田区にて民泊が解禁されることが大きなニュースになったが、この流れは東京都全域へと拡大していきそうだ。 8月末の政令改正により東京では全域が特区になりました。今までは東京の特区は、千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、江東区、品川区、大田区及び渋谷区の9区だったのが東京全域に拡大しました。 東京全域という事は僕の実家の伊豆大島も、小笠原諸島も、多摩地域も、東京都と名のつくところは全て特区という事になりました。 引用元: Airbnb【エアビーアンドビー】特区政令の改正により東京都では全域が特区になりました | 七ッ葉行政書士・海事代理士事務所. そんな状況を横目に、ついにAirbnbでアクティビティ予約が可能になった。Airbnbから空き部屋を提供している人は、プラスαで新たな収入を得ることができるようになる。 地域の穴場スポットを巡るツアーや家庭での料理体験、登山
ファッション化するメガネが行き着いた先は、やはりここだった。 「Ditto Endless」は、サングラスを月々19ドル、また度入りのメガネも29ドルでかけ放題のサービスだ。種類は1,000以上と豊富で、送料は無料。保険料もその金額に入っているので、ちょっとした傷などは問題もない。 言うまでもなく、メガネは元々、視力を補完するもの。人間の視力という機能を高めるものだ。そこにファッション性というものが加わってきて、現代においては、だてメガネも珍しくない。服を選ぶように、そのフレームやレンズを選んでいく。 また、企業側にとってみれば、これは明らかなるマーケティング方法だ。もし、この製品が欲しい!と思った場合は顧客は購入までできるわけだが、ただ、在庫としてメガネを眠らせておくのなら、それを貸し出し、少しでも固定収入にした方が良い。 常時、在庫を抱えるビジネスの多くは、このサブスプリクション型のレ
一部の人達の豊かさを上げることではなく、人類全体の豊かさの平均を上げること。それが今、求められている方向性だ。 Kickstarterで資金調達をしている「Oak Bottle」にもその思想が宿っている。こちらはワイン樽などの熟成の際に使われるオーク材で作られたボトル。ワインやウィスキーなどを数時間から長くて2日間程度ボトルに入れておくことで、どんなお酒も高級な風味に変貌させるというコンセプトである。 味わいと風味を高めるボトルといっても、どんなオーク材をどのように加工しているかでプロダクトの品質は変わる。そこにこだわりながら1本1本丁寧に手で作られているオークボトルには、職人の魂が宿っている。 更に、以前ご紹介した酸化防止剤を除去する「Üllo」なんかがあれば、もっと最高なのかなとふと思ってしまう。 【参考】 ・ワインから酸化防止剤を除去する!健康的にワインと付き合うための新しいオプショ
コワーキングスペースは、日本においても大きく広がった。日本では2010年くらいから少しずつ注目されていたが、それから3年ほどで一般的に認知されるようになった。 さて、次はというと「コリビングスペース」である。 コリビングとは、その名の通り、皆で住居を共有するということであるが、リビング的な場所がコワーキングスペースとして機能し、住まう人は主に起業家やメイカー、アーティストやクリエイターとなる。 例えば、ニューヨークにある「common」は、起業家育成機関、クリエイター育成機関等と組み、その人達に向けコリビングスペースを提供するモデルである。興味深いのは、不動産を借りるのではなく、購入し、空間を自在に作り替えていくところ。買うことで、収益率も高くなるという仕組みである。 コワーキングスペースの多くは、賃貸で提供しているところも少なくない。また、それ単体では収益性はそれほど高くない。しかし、コ
クリエイティブなビジネスモデルに潜む、次のスタンダードのカケラをご紹介したい。 「Fair Folks & a Goat」は、ニューヨークにあるカフェ&小売店。大きな特徴は月額25ドルで、コーヒーやエスプレッソ、紅茶、レモネードが飲み放題のところ。また、キャッシュポイントは複数あり、ファッションやアートの販売、またイベントなども開催している。 A Membership-Based Coffee Shop in Greenwich Village 今初期投資や在庫コスト、限界コストや取引コストが削減されていく中で、「関係性」への投資こそが、最重要項目の1つと認識されている。 その理由の1つは、顧客のスイッチングコストは、今や恐ろしく小さいことだ。目にも留まらぬ速さで新商品が登場しその広告が流れる中、移り気の顧客は、いいな、安いな、と思ったらすぐにそちらに乗り替える。これからもその決断がはやく
AIはこのように使われていくべきだろう。 「Aipoly」は、目に障害のある方を、人工知能がサポートするアプリ。具体的には、撮影された写真を分析、テキストが表示され、それを音声で読み上げてくれるというものだ。 以前、視覚障害者の支援をするための遠隔ボランティアシステム「Be My Eyes」をご紹介したが、これを人工知能で実現しようとする取り組み。 【参考】 ・視覚障害支援の非営利型クラウドソーシングネットワーク「Be My Eyes」 まさに、こういったものは、GoogleGlassのようなものでリアルタイムサポートされていくと良いだろう。アシスタントアプリが、いつでもどこでも、自分の目の代わりになってくれる未来へ。AIは公益性のあるプロジェクトにどんどん投入されていくべきである。
捨てられていく不揃いな野菜や果物たち…。農作物の約20%が、そのような無惨な目にあうという。しかし、経済性から考えて、それは農家にとってやむをえないことだった。 一方、情報密度の高い世界では、この問題を解決できる可能性がある。米国・カリフォルニアに立ち上がったソーシャル・ベンチャー「Imperfect」は、カタチの整わない野菜や果物を集めて販売する会社。 イチゴにしても、こういうカタチであれば、通常出荷できない。 Imperfectはカリフォルニア中の農家と提携し、これらの不揃い野菜を集めてくる。そして、通常買うよりも30%安い価格で販売していく。現在は家庭へ定期販売が基本のようだ。価格は12ドル〜18ドル。送料は3ドルだ。 見た目を気にしないという消費者も少なくないだろうし、30%安いなら購入したいと考える人は多いだろうと思う。様々な角度で、農産物の流通及び消費の最適化が進んでいく。
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『Social Design News』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く