サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
blog.goo.ne.jp/ldtsugane
Unknown (柘榴) 2015-08-22 14:34:03 ラジオ聴けました、ありがとうございます。 「さみだれ」のまとめはLDさんが以前からお話されていたので聴けて良かったです。 それでなのですが、今回は聴いていてなんとなく印象が「結界師」ラジオの時と近い感じがしました。 やっぱりこういう”新世界系”の感覚が初めから備わっている人って居るのでしょうね。 水上先生とイエロウ先生は、語りたいテーマや作家性はかなり違うと思うのですが、 何と言うか読者に分かって貰う為の意匠の凝らせ方には相通じるものがある気がします。 「BIRDMEN」も鷹山くん達から一寸でもフォーカスのずれた話になると途端に”なんのこっちゃ分からない話”になりがちなんですよね。 その点「さみだれ」は、脇にかなり濃いキャラを配置しておきながら、 (ラジオでは特に言及されませんでしたが、アニムス=秋谷稲近の一生涯なんて”ひと
最近、僕らの間で話している事で、ラノベ~アニメあたりの界隈で「友達系」?「友達欲しい系」?が出てきているよねという話題があります。 「友達欲しい系」って何か?この“見立て”の経緯をまともに話すと長~くなってしまうのですが、かいつまんで話すと、まずハーレム構造の物語というのがあります。「友達欲しい系」って単純に「友達ほしがっていればそうだ」って話ではなく、このハーレム構造の物語の中から出てきたもの(そう解釈できるもの)が、この話題の対象になります。 ハーレム構造とは何かって言うと、まあ、分かると思うのですが主人公1、ヒロイン多と言った構造のものですね。 31人ヒロインがいるという『魔法先生ネギま!』などが代表にして極北な感じ(笑)で、この構造はかなり長い期間、一定の勢力を持ち続けていたし、今でもその威力は継続されていると思います。 しかし、今例に上げた『ネギま!』が収束に向かう時期あたりでし
【情報圧縮論】【脱英雄譚】【ハーレムメイカー】 【3月第3週:魔法先生ネギま! 355時間目 3-A永遠に】 http://www.tsphinx.net/manken/wek1/wek10550.html#732 【漫研】 http://www.tsphinx.net/manken/ この週、『魔法先生ネギま!』(作・赤松健)の最終回がありました。9年間、濃密に楽しませてもらった連載です。このブログでよく取り扱うテーマである所の『情報圧縮論』、『脱英雄譚』、『ハーレムメイカー』といった要素が、大きく盛り込まれ、週刊連載というある種のとんでもない制約の中で、非常に大きな成果を上げた作品だと思います。週刊連載マンガの一つの到達点と言ってもいいですね。赤松先生、お疲れ様でした。 その内容について、本来なら、何回にも渡ってその評価を記事にして行きたいところなんですが…ちょっと、今、忙しかったりす
【ハーレムメイカー】 【2月第1週:魔法先生ネギま! 351時間目 みんな、バイバイ!】 http://www.tsphinx.net/manken/wek1/wek10545.html#726 【漫研】 http://www.tsphinx.net/manken/ …うむ。ワシはこれで満足じゃよ?(´・ω・`) 『魔法先生ネギま!』(作・赤松健)が、いよいよ、あと数回を持って終了という情報が流れて来ました。いやぁ…本当に凄い『物語』になったよなあ…と思います。『ネギま!』が描いた物語の話はまた、改めて記事に書いて行きたいと思いますが、今は、ちょっと前に記事にしていた(↓)ネギくんの本命発覚と、その顛末についての話をしたいです。 ▼今週の一番『魔法先生ネギま!』~発覚?ネギの大本命!? ■今何処予想~本命:長谷川千雨 『少年マンガ放談』の中でも述べていますが、アスナ以外で、“物語の流れ”と
【日本史】 ▼(前回の記事):『やる夫が鎌倉幕府の成立を見るそうです』~“坂東”というフロンティア ▼泳ぐやる夫シアター:やる夫が鎌倉幕府の成立を見るそうです 巻第一 ■坂東武士という存在 前回の記事で述べた「坂東は(古代~中世の)日本人のフロンティアであった」という主張に合わせて、ちょっとネット上から「アメリカ開拓時代」の写真を見つけて来て(↑)上に張ってみました。 ちょっと想像して欲しいのですが…まあ、イメージを利用した印象操作の話なんですが(汗)これが開拓時代の写真である事を知った上で、まず、彼らの“面構え”を見て下さい。そして、自らをフロンティアに投じていった彼らの胸に宿る希望や不安、そこから来る“気概”のようなものを感じとってみて欲しいです。 …どうでしょうか?……僕は、おそらく“それ”は、日本の「はじまりの武士たち」に宿っていいた“気概”と、ほぼ同じものだと思うんですよ。 いや
【日本史】 ▼泳ぐやる夫シアター:やる夫が鎌倉幕府の成立を見るそうです 巻第一 今週の日曜日の夜あたりに、mantrapriさん、哲学さんと『やる夫が鎌倉幕府の成立を見るそうです』のラジオをやる予定です。しかし、この物語は先日、ペトロニウスさんのラジオでも取扱いましたが、非常に膨大なこの物語は、一回の放送で全て語りには……いや、仮に語りたい所だけ抽出しても、語り切るのは難しいのですよね。そこで、先にブログ上に僕の話の前提~背景~となる部分、だけでも記事に書き起こしておこうと思います。 『やる夫が鎌倉幕府の成立を見るそうです』は、源平の合戦~鎌倉時代成立期を駆け抜け、そしてやがて室町幕府を開く宿命を持った“足利一族”の頭領・足利義兼~義氏の視点から描かれる、源頼朝、北条政子を中心とした鎌倉幕府に到る者たちの壮大な群像絵巻をやる夫キャラクターたちで描いている『物語』です。 ■中世を一つなぎにす
▼USTREAM:ハイライト『輪るピングドラム』の話題 『輪るピングドラム』(監督・幾原邦彦)について、語るのが難しい(テーマの部分は…という意味ですが)、何か言葉に直して語ってしまうと、何かが零れてしまう…みたいな事を言っていた僕ですが、ちょっと語っておけそうな所は、語っておこうと思います。 『輪るピングドラム』のメッセージそのもは、第1話と最終回に交わされる以下の会話に集約されている所があるとは思います。 「だからさ、林檎は宇宙そのものなんだよ!手の平に乗る宇宙。この世界とあっちの世界を繋ぐものだよ」 「あっちの世界?」 「カンパネルラや他の乗客が向かってる世界だよ」 「それと林檎になんの関係があるんだ?」 「つまり、林檎は愛による死を自ら選択した者へのご褒美でもあるんだよ」 「でも、死んだら全部おしまいじゃん」 「おしまいじゃないよ!むしろ、そこから始まるって賢治は言いたいんだ」 「
去年に引き続き「今年僕が『愉楽しんだ』中で良かったもの」を10本ほど上げてみようと思います。今年、旬だったかどうか?は怪しいものがあるかもしれませんが、まあ「僕は今年楽しみました」って事でよろしくお願いします。 ■1位 『HUNTER×HUNTER』(キメラアント編完結) 10年に一度の名シーンを見せてもらったと思っています。それ以前に『HUNTER×HUNTER』のキメラアント編は、様々な人間・間のものたちの“想い”と、“生”と“死”が入り混じった物語になっていて、その終極の頂点に人間・コムギと虫の王の対局があった。素晴らしい大河ドラマであったと思います。 この大河ドラマの前では本来の主人公ゴンも脇役となってしまった感もありますが、そんな事はどうでもいいと言うか…ゴンが、この物語の大きな核である王との関わりを持つことなく、(出会いさえしていないですよね?)ネフェルピトーとの対決の物語に終
【10月第4週:ケルベロス 最終刻 雪房】 http://www.tsphinx.net/manken/wek1/wek10532.html#712 【漫研】 http://www.tsphinx.net/manken/ 『てんむす』(作・稲山覚也)の天食祭予選二回戦の相手、長野女子体育大学付属との戦いがよかったです。『てんむす』は天性の“食べ好き”(?)である少女・春風天子が、期せずして食い道部に入部し、女子大食い競技の道を進んで行く『物語』。天食祭というのは…架空の神事を由来とした女子(巫女)の大食い競技大会で、まあ、大食いのインターハイと思えばいいんでしょうね。ここらへん、学生大食い競技がマイナーながらもある程度メジャーに歴史を持って存在するという、かなりディティールに拘った設定が組まれているんですよね。 …で、長野女子体育大学付属高校というのは、スポーツ推薦で入学した女子がほとんど
【死狂いの物語】 豊久「こいが薩州の刀法じゃ、一撃になんもかも込め後の事なぞ考えるな」 エルフたち「あ、あの、その一撃が外れたり、よけられたらどうすれば……」 豊久「さぱっと死せい。黄泉路の先陣じゃ。誉れじゃ」 『ドリフターズ』(作・平野耕太)が滅茶苦茶面白いですね!!ヤングキング・アワーズで連載中ですが。『ドリフターズ』は、歴史上の英傑、天才、あるいは大悪党たちが、何故か定期的に異世界に迷い込み、そこでの再起とも復讐とも言える行動に駆られる『物語』。関ヶ原の合戦で島津の“捨てまがまり”となった島津豊久は、死線の果てで“漂流者”となって、その異世界に迷い込み、死したはずの織田信長、那須与一らと合流して“国盗り”をはじめる。対するは、異世界の侵略国家であるオルテ帝国、それから黒王と呼ばれる怪物と復讐に駆られた“漂流者”たちを率いたローブの男(…男だと思うよ?)。 しかし、漂流者たちは、なとな
【脱英雄譚】【反英雄譚】 (´・ω・`)(マスオさん風に)「ええ?『コードギアス 反逆のルルーシュ』のルルーシュ・ヴィ・ブリタニアと、『めだかボックス』の球磨川禊、それと『Fate/Zero』の衛宮切嗣は、同じタイプのキャラなのかい?」 ルルーシュ「あの日から、俺の心には納得が無かった・・・。噛み合わない偽者の日常、ずれた時間、別の記憶を植えつけられた家畜の人生!しかし真実は俺を求め続ける。」 そう、間違っていたのは俺じゃない! 世界のほうだ!!! 球磨川「あいつらに勝ちたい」 格好よくなくても 強くなくても 正しくなくても 美しくなくとも 可愛げがなくとも 綺麗じゃなくとも 格好よくて強くて正しくて美しくて可愛くて綺麗な連中に勝ちたい 才能に恵まれなくっても 頭が悪くても 性格が悪くても おちこぼれでも はぐれものでも 出来損ないでも 才能あふれる 頭と性格のいい 上り調子でつるんでる
今週(少年ジャンプ2011年42号)の『HUNTER×HUNTER』(作・冨樫義博)、王メルエムと棋士コムギの最期の軍儀、その描きが至高でした。※以下、ネタバレ全開です。 メルエム「コムギ…余を愚弄するか…?心して答えよ。戯言にはつきあわぬぞ」 コムギ「はい。ワダす、軍儀でふざけた事ないです」 メルエム「わかった。貴様負けたらやはり死ね…!!」 この「王の問い」に、どれほどの者たちが“必死”の答えを返して来たか?ある者は狼狽え、戦慄し、萎縮し、己の生を拾うために頭を垂れ、あるいは己の不屈を示すために敵意を向ける、その「王の問い」を…相手がコムギだからと言って一切その在り様を変える事なく、「貴様負けたら、やはり死ね…!!」と言い放つ、その「王の問い」に……ただ、真っ正直に、真正面から、答えること。気持ちは軍儀に集中したまま、答えること。 最強の存在であるが故に誰にも並び立てるはずがなかった、
【ハーレムメイカー】 【8月第3週:神のみぞ知るセカイ FLAG154「PLAY THE GAME」】 http://www.tsphinx.net/manken/wek1/wek10524.html#703 【漫研】 http://www.tsphinx.net/manken/ 『神のみぞ知るセカイ』(作・若木民喜)が、相当『面白く』なっています。『神のみぞ知るセカイ』は、悪魔の世界から逃げた6万匹の“駆魂”を回収するために、ゲームの達人にして“落とし神”様と呼ばれている桂木桂馬が選ばれる物語。現在は、地獄界の悪魔的復活を目論む旧悪魔たちに対抗するため、かつて旧悪魔を封じた“ユピテルの女神たち”の復活/再集結を目指し、以前、攻略したヒロインたちの中から“女神持ちの子”を火急に探し出さなくてはならないという展開。 元々、メタ・ラブコメとでもいうべき『物語』なのですが、逆手にとったと言えばい
【8月第2週:叢鋼(やしろ学)】 http://www.tsphinx.net/manken/wek1/wek10523.html#702 【漫研】 http://www.tsphinx.net/manken/ 『銀の匙』(作・荒川弘)を『愉楽』しく読んでいます。何か事情があったのか、受験勉強に集中しながらその進学が上手く行かず、農業高校に入学する事になった、八軒勇吾くんの“新たな体験”に満ちた物語。荒川先生は、大ヒットした『鋼の錬金術師』を描き終えた後、次はどんな物語を描くが注目されていたワケですが、ファンタジーとは全く違った毛色のこの連載は意外……という事もないですかね?wある意味「さもありなん」という感じというか、「鋼の錬金術師」らしい冷静さ?のようなものを感じたりもします。 しかし、この連載、パッと見、華がないのも確かな所で、少年サンデー的にはもっと他の期待を……ほら、『3×3アイ
【7月第4週:弱虫ペダル RIDE.169 ジェットコースターライド】 http://www.tsphinx.net/manken/wek1/wek10521.html#699 【漫研】 http://www.tsphinx.net/manken/ 『ANGEL VOICE』(作・古谷野孝雄)が『面白い』ですね…。いや~、ほんっっと、ツラ過ぎて先が読めんです!(←)『エンジェルボイス』は……すご~く、ぶっちゃけた説明をすると『ルーキーズ』のサッカー版ですね。(`・ω・´)-3(←相当、ぶっちゃけた!)ケンカに明け暮れて荒んだサッカー部を立て直すために新任の監督・黒木がやってくる『物語』。その試合内容は、非常に骨太で誤魔化しがない…とでも言えばいいのか?特に奇抜な事はしないんですが「強いチームになるために近道はない」的に努力を積み上げて行き、その前提の説得力で試合を盛り上げて行く。 フィジカ
最近、気に入った“不器用な子”キャラを並べてみました。…最初、自分のフィーリングを優先して“アホの子”と表題しようかとも思ったんですが、僕はアホの子ってそんな悪い印象で使っていないのですが、まあ、あんまりキツい受け止め方になってもよくないので、今回は控えておこうかと(汗) 今回、不器用な子と題して、下記に『魔法少女まどか☆マギカ』~『AngelBeats!』~『うみねこのなく頃に』のヒロインたちをリストして行きますが、僕はこれをちょっと『面白い』共通項を見いだせると思っているのです。 1.近年の複雑化する『物語』を代表するような入り組んだストーリーである事。 2.物語全体が謎に包まれていて、それらを明らかにして行く展開が含まれる事。 3.用意された謎の焦点にヒロイン格のキャラクターが置かれている事。 そして4.そこに置かれたヒロイン格のキャラクターは、真相が分かると「恐ろしく不器用な子」で
【ハーレムメイカー】 2011年4月~6月期のアニメ『俺たちに翼はない』について、僕はすごく気に入ったので記事を書いておこうと思います。ちょっと観直していたのですが…やっぱいいですね、『面白い』。ちょっとザッピング的な、混乱を意図した話運びや、茶化したような演出が、人を選ぶ所はあると思いますが、じっくり観ても『面白い』。 第1話の冒頭のシーンと最終話のラストシーンを重ねていて、最初から観直す示唆をとっています。ラストシーン観て「ああ、このシーンはこういう事なのか…」と。(アニメ『SchoolDays』なんかもそうですね)…しかし、第1話のシーンは学校の制服が全員同じなんですよね?1年生の子たちは違う学校のはずなんですが…パラレル?いや、むしろ、そこでの細かい所作、言動の違いが…(ぶつぶつぶつ)…いや、ホント観直してみるといいですよ?(´・ω・`)けっこう細かく色々やっているのが観えてきます
今期アニメの『C』を観終わりました。『面白ろ』かったです。当初、バトルロワイヤルのアニメのように見せていて………いや、そのバトルに対するギミックというか『楽しさ』が、今ひとつパッとせず。そのため、妙に分かりづらい設定と説明が先行してしまって、必ずしも『物語』として成功してるワケではないと思うんですが…(汗) その着想、そのメッセージは、現代寓話として、深夜アニメ作品として非常に目を惹かせるものがあり、少なくとも僕は、その風刺に“刺され”ました。…日常をカツカツで生きている日本人として、実はかなり痛かったです。 『C』は、親の破産によって経済的に苦しい生活を余儀なく負っている大学生・余賀公麿が、ある日、“金融街”と言われる異空間で互いが戦って資金を稼ぐ“アントレプレナー”に選ばれる『物語』。アントレはある程度の資産を持って金融街にエントリーしているが、それはアントレプレナーの「未来を担保にし
【6月第1週:この彼女はフィクションです。 第16話 この彼女はフィクション作家です。】 http://www.tsphinx.net/manken/wek1/wek10513.html#691 【漫研】 http://www.tsphinx.net/manken/ 今村「また、あのつまんねー、退屈な三年間を繰り返すのかと思ったけど・・・・いや~~~この世界なめてたわ。俺がボーッとして気づかない間に、面白ぇーこと起きてんじゃん」 『アゲイン』(作・久保ミツロウ)が『面白い』ですね。ある意味、古いタイプの“人生やり直しモノ”であるにも関わらず、キャラクターの絡みの面白さでグイグイと引き込んでくれています。 『アゲイン』は友達も無し、部活も無し、何も無しで高校3年間の生活を終えた男、今村金一郎は、卒業式の日に3年前にタイムスリップしてしまう。事態を正確に把握せぬまま、今村は3年前に気になってい
今期アニメの『TIGER&BUNNY』(制作・サンライズ)を観ていたら、何となく『キングダム・カム』(原作・マーク・ウェイド、作画・アレックス・ロス)を思い出しまして、愛蔵版を見つけて来て購入。昔、読んだのですが、白髪混じりのスーパーマンと、白髪で薄くなっていて、でもすげえナイスなシニアになっているバットマンが異様にカッコ良くって、苦みばしった顔つきで会話しているだけで、思わずニヤけてしまう。 『キングダムカム』は、かつて、スーパーマンやバットマンたちスーパーヒーローが闊歩していて、ある事件が元でスーパーマンが引退した10年後の世界。様々な超能力を持った自称ヒーローたち“新世代”は増えに増えて世界中を席巻し、また夫々がぞれぞれの正義を主張して時に衝突し、既に一般の人々の脅威となっている。 見かねたスーパーマンは意を決して復活し、旧世代ヒーローたちを取りまとめてジャスティス・リーグを結成。“
ちょっと考え事をしていて思いついたんですが『魔法少女まどか☆マギカ』(監督・新房昭之、脚本・虚淵玄)と『風の谷のナウシカ』(原作・宮崎駿)の主人公、まどかとナウシカが、“結末に選んだもの”って似ている所があるな?…と考えたので、その事を書き留めておきます。 …といっても、実は先にツイッターでつぶやいていて、それをhimugashiさんにまとめてもらったりしています。(´・ω・`)海燕さんとの話題が絡んで、ちょっと『面白い』交差をしたやりとりになっていますね。(↓) ▼Togetter:「世界に一つだけの花」問題などについて 認知の規模は『ナウシカ』の方がずっと大きい…………のかな?(´・ω・`)アニメ映画『風の谷のナウシカ』はともかくとして、原作『ナウシカ』の認知度ってどのくらいのものなんでしょうね?存在は知っているけど、読んだことは…とか、詰めて行くと、案外そんなに大きくないのかもかもし
『ヴィンランド・サガ』(作・幸村誠)10巻を買ってきました。アシェラッドが死による失意の内に奴隷に身を落としたトルフィンが、そこから己の生きる道を再び見出すまでを描いています。この『物語』の大きなテーマとして謳われている「本当の戦士とは何か?」という、問いかけに答えようと、まず一歩足を踏み入れたトルフィンですが、この先どんな展開が待っているのでしょう。 『ヴィンランド・サガ』は11世紀、主に北海沿岸部を卓絶した航海術で闊歩したヴァイキングをテーマに描かれた大河ドラマ…ですね。戦いに明け暮れて死んでゆく戦士の生き様とは、違う生き様を見出して行く物語とでも言うか。…幸村先生の前作『プラネテス』で描き切れなかった(と、僕は思っている)“愛”の物語を、このただひたすら殺し殺される世界で、描ききろう……としている作品に見えます、と言った方が早いかもしれませんね。 僕は、この物語に出てくるクヌート王が
まどか「神様でも何でもいい。今日まで魔女と戦ってきた皆を、希望を信じた魔法少女を、私は泣かせたくない。最後まで笑顔でいて欲しい。それを邪魔するルールなんて、壊してみせる、変えてみせる。これがあたしの祈り、あたしの願い、さあ、叶えてよ!インキュベーター!!」 震災による放送延期だった『魔法少女まどか☆マギカ』(監督・新房昭之、脚本・虚淵玄)が先週放送、完結しました。いや、僕はこの『物語』に相当、はまってしまいまして(汗)毎回、次回はどうなってしまうんだろう?とハラハラするし………ん~wハラハラするはちょっと違うかな?(汗)なにやら不安を掻き立てる画面構成から、悪い方の考察……これは“悪い予感”と言ってもいいかもしれませんが、それがズバズバ嵌って行く快感(?)と、それに合わせて状況が悪くなればなる程「どうやって逆転するのか?」が分からなくなって行く緊張感で、ぐんぐんと作品世界に引き込まれて行き
【ハーレムメイカー】 奈緒「お、お兄ちゃんのにおいっ……あたしってキモチ悪いっ アハハハハ」 TVアニメ『お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!』(監督・元永慶太郎、原作・草野紅壱)が『面白い』ですね。あんまり愉しかったので、マンガの単行本買ってきてしまいました。(`・ω・´)(現在、4巻まで刊行)……ちょっとアニメの方は原作のストックが足りず、後半、“足踏み”しているっぽくはあるんですが……とまれ、登場するヒロインたちが、かなり面白くて毎週楽しみにしています。 『お兄ちゃんの~』は……血の繋がらない兄妹の妹が、お兄ちゃん大好きでお兄ちゃんとの恋愛成就のために、影に日向に画策する物語…かな?…「お兄ちゃんも血が繋がってない事は知ってるんだから、やるならやるでさっさとしなさいよ!」って感じで、そのまま行くとかなりエロマンガなんですが、いろいろ“仕掛け”があって寸止めよりや
【MAD】『魔法少女まどかマギカ』~輪舞 -revolution 『魔法少女まどかマギカ』のMAD動画作ってみました。…どんだけはまってるんだ?とか言われてしまいましたが(汗)かなりはまってますねw 『少女革命ウテナ』のOPテーマ『輪舞 -revolution』と掛けただけ…と言えばそうなんですが、けっこう僕の『まどマギ』を見る視点とマッチしています。『まどマギ』を『ウテナ』として観ている……っというわけでもないですが、『輪舞 -revolution』の歌詞に近いものを感じていると言った方がいいですね。 夢を見て、傷ついて、涙しても、現実はがむしゃらに来るし。 たとえ二人離れ離れになっても、私は世界を革える。 ここらへんでしょうか。ラジオなんかでも言っているのですが、キュゥべえは本当にまどかの手に追えるとは思えない恐ろしい相手なんですが、それでも“決断”されてしまったら終わりという局面はあ
【魔法少女大系】 「諦めたら、それまでだ。でも、君なら運命を変えられる。避け様のない滅びも、嘆きも、全て君が覆せばいい。その為の力が君には備わっているんだから」 「ホントなの…?わたしなんかでも、ほんとうに何かできるの?こんな結末を変えられるの?」 「もちろんさ、だからボクと契約して、魔法少女になってよ!」 (『魔法少女まどか☆マギカ』第一話より) 今期のアニメで『魔法少女まどか☆マギカ』(監督・新房昭之、脚本・虚淵玄)を愉しく観ています。クリフハンガー…と言っていいのでしょうね。1話ごとに何らかの“気になる”情報が混ぜられていて、ぐっと引きつけられて、次の回を観たくさせる。また、すごく、色々語りたく作品なんですよねw解釈、推理なんかで色々考えていると、あっと言う間に一週間が過ぎてしまうw…ここらへんのドライブ感はちょっと堪らないものがありますね。 『魔法少女まどか☆マギカ』は、どこにでも
去年(2010年)暮れに『刀語』(原作・西尾維新)が終わりまして。この作品、その結末が僕に何ともいえない涼しげな感動を与えてくれたので、どこかで書き留めておこうと思っていたのですが、ちょっとずるずる今日まで来てしまいました。もう、いい加減タイムリーさは失せているかもしれませんが(汗)完全に寝かせて、ある日思い出したように書くか?書かないか?になるよりは、早目に書き触れておこうと思います。 『刀語』は、戦国乱世が終焉した尾張幕府の時代、奇策士と名乗る女・とがめと、刀を使わない剣術、虚刀流の七代目当主・鑢七花が全国を旅し、伝説の刀鍛冶・四季崎記紀の造りし完成形変体刀十二本の収集を図る冒険譚。 完成形変体刀の持ち主の剣士、とがめたちとは別に変体刀の収集を目指す真庭忍軍、そして暗脚するとがめのライバル(?)否定姫と配下の左右田右衛門左衛門と、様々な勢力と戦士が入り乱れて戦います。 ※注意!ネタバレ
『うみねこのなく頃に』ep8(最終) 終わりました!いや、良かった!僕はどうもゲームをやる習慣が失くなってしまった人なので、クリアまで相当時間がかかりましたが、楽しかったです。ちょっと先にネガティブな事を述べさせてもらうと、この『物語』、けっして冗長じゃないワケではないし、ストーリーも、推理劇も、穴がないと言うにはちょっと苦しいものだと思います。しかし、それを超えて魅力的なゲームでした。(※真相はちょっと腑に落ちない所も残っているので、これはまた詰めて行こうと思っています) 『うみねこのなく頃に』(作・竜騎士07)は、伊豆の孤島“六軒島”に住まう大富豪・右代宮金蔵の遺産相続をめぐって、親族会に集った右代宮の一族が、奇怪な連続殺人に見舞われ、全員が死亡する。一族かあるいは一族の招来を受けないと立ち入れないその孤島に現れた怪人物・魔女ベアトリーチェの正体を巡って、事件の真相が様々な錯綜をはじめ
『医龍』(作・乃木坂太郎)が最終回でした。ヒロイック白い巨塔というか…教授選を通して描かれる、人間の生き方を巡る一大群像劇とでも言うべき『物語』でした。今、ここでごちゃごちゃ解説するのはやめますが、本当に素晴らしい物語でした。 (↓)一応、下にこのブログで書いた関連記事を載せておきます。他にもUSTREAMのラジオで扱ったり、かなりのめりこんで読んでいましたねえ…。 ▼スペリオール『医龍』ああ…もう本当に終わりなんだなあ ▼今週の一番『ゴッドハンド輝』ジュブナイルに問う命題 ▼「医龍」19巻 そして(↓)最終回で思わずツィッターで絶叫(笑) 【医龍】最終回|ありがとう!すっげえ、すっげえ、ありがとう!鱈渕!祖父江!中田!国立~ぃ!ずっと忘れねえ!!(`・ω・´) @masayuki0315 【医龍】もちろん、朝田も!加藤も!伊集院も!藤吉も!藤吉先生の娘も!荒瀬も!ミキも!軍司も!木原も!
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『blog.goo.ne.jp』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く