サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
体力トレーニング
bunshun.jp
石破氏が創設を掲げる「アジア版NATO」などを以前から主張 川上高司氏は石破首相の外交ブレーンとして知られ、石破氏が掲げる「アジア版NATO」の創設などを以前から主張していた学者だ。 「熊本県出身で、京都産業大学法学部を卒業後、京都産業大学大学院を修了。大阪大学で博士号(国際公共政策)を取得しました。海部俊樹元首相の政策秘書を経て、拓殖大学の海外事情研究所所長などを歴任してきた。アメリカ外交や安全保障が専門です」(安全保障関係者) 国際政治学者の川上高司氏 ©文藝春秋 旧統一教会の関係団体で講演、幸福の科学出版の雑誌にも登場 実は、その川上氏は、宗教団体の関連団体で講演や講義を重ねていた。2017年8月には、旧統一教会(現世界平和統一家庭連合)と関係の深い「世界日報」が主催する「世日クラブ」で講演をしている。 さらに、幸福の科学出版の雑誌『The Liberty』(2022年3月号)では、
石破茂内閣でデジタル相として初入閣した平将明氏(57)。コロナ禍では内閣府副大臣として「新型コロナウイルス感染症対策テックチーム」の事務局長も担った平氏が、国のコロナ対策として導入されたアプリの開発に関わった会社から“怪献金”を受け取っていたことが「週刊文春」の取材で分かった。 アプリは、2020年に導入されたものの、濃厚接触が利用者に通知されないなど致命的なバグが4カ月にわたって放置され、「ポンコツ」とまで呼ばれた「COCOA」。当該企業は、COCOA開発の元受け会社から再委託を受けて、保守開発を請け負った。平氏はコロナ前の2018年から2022年にかけて、当該企業から献金を受け取っていた。
東京都豊島区の明け方の路上で事件は起きた。 「てめぇ、この野郎!」 男性に馬乗りになった女が甲高い声で叫びながら、ボディではなく顔を何度も殴りつける。やがて駆け付けた警察官によって女はパトカーに…
新内閣発足時の恒例行事である、閣僚勢ぞろいでの記念撮影。その時、官邸の階段を、手すりを頼りに足取り重く降りる巨体の姿があった。総務大臣に就任した村上誠一郎氏(72)だ。 村上水軍を先祖にもつという 安倍晋三元首相を“国賊”と称して1年の党役職停止の処分を受けたこともある村上氏。 「1986年初当選で石破茂首相と当選同期。自民党一筋ですが、石破氏と並んで、長らく非主流派の道を歩みました。2004年に小泉純一郎政権で行革担当相を務めて以来、入閣は実に20年ぶり。妹の夫は立憲民主党の岡田克也氏です」(政治部デスク)
日本に移住するまで25年間ドイツに暮らしていたが、今のドイツ社会を語るにはたまには現地へ行ってその空気に身を浸さないとわからないことがいろいろとある。技術が発展してビデオ通話で自然にコミュニケーションをとっているつもりでも、こぼれ落ちる情報は想像以上に多いのだ。 ということで先日ドイツに戻った際、ウクライナ戦争や移民難民問題についてどんな風に思っているかを家族や友人に聞いてみた。数年前なら「なぜ我々ドイツの正しい方法を他の国は理解しないのだろう」的なパワフル理論を(絶妙に現実を無視しながら)主張していた気がするのだが、今回はむしろ「正直、そのあたりを真面目に考えるのに疲れてきた」という諦念が混じった感触の人が多くて驚いた。
安野 里奈の言葉を聞いた時、はじめは「何を言ってるんだろう?」と思いましたが、一晩考えてみると、確かに私がチャレンジする意味があるなと思えて、翌朝10時には、立候補の意思は固まっていました。 黒岩 選挙期間中に、候補者と有権者の双方向コミュニケーションをもっととれるはずだと言っていて。「今のテクノロジーを使えば、“候補者の名前を書く”以上の政治参加が可能になるはず」と、その時点で話していたよね。 安野 それが「デジタル民主主義」とも呼応するチーム安野の核になったということですね。 安野貴博さん ――とはいえ、安野さんの立候補に黒岩さんは不安はなかったですか? 黒岩 「おうおう、そうきたか」みたいな感じで、ポジティブに受け止めましたね。私は彼に対しては、常に驚かせて欲しいという欲望を持っておりまして。 ――黒岩さんはパートナーに「驚き」を求めている? 黒岩 自分にとって「面白い」ことは非常に
菅義偉副総裁の側近として知られる自民党の御法川信英衆院議員(60)が、秋田県が発注した公共事業を巡る贈収賄事件で今月逮捕された人物から、過去に少なくとも412万円の献金を受けていたことが「週刊文春」の取材でわかった。 自他ともに認める“国対のプロ” 御法川氏を巡っては復興相として石破政権での入閣案が浮上したものの、取りやめになった経緯がある。「本人が辞退」と報道されていたが、地元関係者の間では「有力支援者への捜査が数カ月前から進んでいたことが原因ではないか」と取り沙汰されていた。 秋田3区が地盤の御法川氏 ©︎時事通信社 御法川氏は2003年に秋田3区から出馬し、初当選。財務副大臣や国土交通副大臣の経験もあるが、永田町では与野党間の調整に長けた国対族として存在感を示してきた。現在、当選6期目。 「岸田政権下の高木毅国対委員長時代には、調整能力に欠ける高木氏に代わり、国対委員長代理だった御
部下の警察幹部に対し「殺すぞ」などとパワハラ発言を繰り返し、事実上更迭された京都府警の白井利明本部長(56)。異例の事態に揺れる京都府警で、女性幹部が自殺していたことが「週刊文春」の取材で分かった。 8月27日、京都市内の自宅で首を吊って自死を遂げたのは、交通部運転免許試験課に所属するA警視(50)。彼女は高校卒業後、1993年に京都府警に入庁した。 「長らく交通畑を歩み、大規模な交通イベントの企画立案に取り組んできました。40歳の頃、京都府警では女性として初の交通課長に就任。今年3月に交通部の次席となり、多忙な日々を送っていました」(捜査関係者)
すると、ブレにブレた。石破氏は総裁になる前は解散総選挙について国会論戦が重要とし、早期解散に慎重だった。ところが、総裁になった途端に衆院選を「10月27日投開票」とする方針を表明した。さっそく“自民党に取り込まれた”のである。 10月4日には『裏金議員を原則公認へ 首相、比例重複も容認 衆院選』(朝日新聞)と報じられた。総裁選の最中には公認しない可能性も示唆していたので、ここまで変わるかと感嘆すらした。 「ブレません」と言った“重要政策”も... 政策に目を向けると、石破氏は「日米地位協定の見直し」について言及していた。私は総裁選翌日にジャーナリストを招いてライブをやったのだが、ライブ中に石破氏に電話がつながり「日米地位協定を本当に見直しますか、ブレませんか」と問うと石破氏は「ブレません」と言った。
10月7日、人気お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二(41)が、不同意性交と不同意わいせつの疑いで、警視庁から書類送検されたことが報じられた。 「斉藤は、今年7月、東京・新宿区の路上に駐車していた車のなかで、20代の女性に性的暴行を加えるなどした疑いがもたれてます。斉藤はテレビ番組の撮影に使うロケバスで、女性と2人でいる時に犯行に及んだとみられている。 女性が警視庁に被害を相談したことで事件が発覚。斉藤について、『許すことは絶対にできません』と話しているそうです。任意の調べに対して、斉藤は、『軽率な行為で、相手方や自分の家族に迷惑をかけたことを反省している』と話しているそうです」(社会部記者)
とらつば屈指の“胸アツ”場面だった。9月23日放送の第126話。大法廷で「はて?」と口にしたのは、佐田寅(とも)子(こ)(伊藤沙(さい)莉(り))ではなく、山田よね(土居志央梨(しおり))だ。「いけ、山田」と轟太一(戸塚純貴)が後押しすると、よねは魂の弁論を繰り出した――。
“史上最悪の少年犯罪”として知られる「綾瀬女子高生コンクリート詰殺人事件」。犯人である4人の少年たちはその後、更生したのか? そしてどんな人生を歩んだのか? 彼らのその後を、ノンフィクション作家の八木澤高明氏の新刊『殺め家』(鉄人社)より一部抜粋してお届けする。(全2回の1回目/後編を読む) 写真はイメージ(写真:GYRO_PHOTOGRAPHY/イメージマート) ◆◆◆ 「綾瀬女子高生コンクリート詰殺人事件」 2018年8月19日の夕方、埼玉県川口市の路上で、32歳の男性の肩を警棒で殴り、首をナイフで刺したとして45歳の男が殺人未遂の容疑で逮捕された。男の名前は湊伸治。 逮捕された男は、1988年東京都足立区で起きた女子高生コンクリート詰め殺人事件の犯人のひとりで、事件現場となった家に暮らしていたのだった。 家は二階建ての一軒家だった。今も同じ時期に売り出された家が周囲に建っている。ファ
朝ドラこと連続テレビ小説『虎に翼』(NHK)が半年の放送を終えたが、主要な役で出演していた松山ケンイチが一気見をはじめ、Xに感想をポストしてロス解消に一役買っている。いったい彼はなぜそんなことをはじめたのか。そうするだけの何かが『虎に翼』にはあったのか。改めて『虎に翼』について振り返ってみたい。 虎に翼第1回視聴 ずっと勇気をもらっていた米津さんの曲。オープニングの印象的な絵。 寅ちゃん癖強。 お兄ちゃんも癖強。 弟夜のシーン絶対リアルで寝てたな。 お父さん、お母さんほんとお見合い困っただろうな。 藤森さんが写真の中はチャラかった。 — 松山ケンイチ (@K_Matsuyama2023) September 29, 2024 初回放送からヒットの予兆は確かにあった 「朝ドラは『虎に翼』以前と以後に分かれることになるであろう」。朝ドラこと連続テレビ小説『虎に翼』がはじまったとき、このような予
懸命に働くことで潜入体験に厚みが出る ――横田さんの潜入取材は面接に始まります。ユニクロは、何勝何敗? 横田 3勝1敗でした。ユニクロの東京本部が入っているビルの地下に店舗があって、そこの求人に応募したら「いや、うちは募集していないんで」と言われまして、それなら募集かけないでよと思いましたけれども、それ以外は受かりましたね。 ――続いて労働です。『潜入取材、全手法』に、潜入ルポを書くうえで大事にしていることのひとつに「書くことが目的であっても働くことに手を抜かないこと」をあげています。 横田 一生懸命に働いていると、他のバイトの人たちから仲間意識をもってもらえますからね。そうすると話しかけやすくなります。潜入取材では休憩室でのおしゃべりが結構、大事です。そこでの会話でいろいろな情報が得られますから。 仕事ができないと、どうしても「関わり合いたくない人」の扱いになるじゃないですか。それに懸命
潜入取材で大事にしている「ウソをつかないこと」 ――『潜入取材、全手法』では、潜入ルポを書くうえで大事にしていることの2つ目として「ウソをつかないこと」をあげています。 横田 潜入目的でアルバイトの採用面接を受ける際に、素性を隠そうとして履歴書に偽名やウソの住所を書いたりすると、取材の成果を発表したとき、企業から私文書偽造だと言われかねないですからね。日本では潜入取材は卑怯なやり方だと批判する人も多い。だから面接時にかぎらず、ウソをついてはいけない。 潜入取材するのは、企業にとって都合が悪いこと、隠したいことを報じるためです。アマゾンに潜入したことのあるイギリスの記者は「卑怯なのは情報公開しない企業のほうで、イギリスでは潜入取材を批判する人はいない」と言っていましたね。 高齢者が1日20キロも歩いていたアマゾン ――横田さんが潜入した企業ですと、ユニクロの店舗は若い人が中心だと聞きましたが
“裏金議員”34%が落選危機…衆院選289選挙区「完全予測」→あの“国会ヤジ女帝”も劣勢の衝撃結果に!〈旧安倍派幹部の下村氏、高木氏、西村氏は?〉
「安全保障の問題から考えると…」名誉教授が警鐘 留学生全体の数が増えることは、国際化していることの証で、歓迎されるべき点もある。その一方で、特定の国の留学生が増え続けることに警鐘を鳴らすのが東大名誉教授の山内昌之氏である。 「東京大学は国の最先端の研究機関であり、国の安全保障に関わる研究もおこなわれています。日本を取り巻く安全保障の問題から考えると、中国人が東大を席巻し、ここまで増えているというのはリスクを懸念せざるを得ません」 山内昌之東大名誉教授 ©時事通信社 山内氏は、国際化の流れは否定しないが、バランスが重要だと提言する。 「もちろん、『日本で学びたい』という人たちの自由は尊重すべきだと思います。一方で東大には国から多額のお金が入っていることを忘れてはいけません。中国という国が軍事大国であり、日本の脅威となっていることを踏まえると、制限なく受け入れ続けるのは、国民にとって危ない事態
石破氏が代表を務める「自由民主党鳥取県第一選挙区支部」の収支報告書によれば、籔本雅巳氏が代表(当時)を務める医療法人グループ「錦秀会」から過去3年間(2012年、2014年、2017年)で計150万円の寄附を受け取っていた。 さらにこれに加え、同グループは2014年に石破氏の資金管理団体「石破茂政経懇話会」のパーティ券を30万円分購入している。何者なのか。 薮本雅巳氏(錦秀会HPより) 故・安倍晋三元首相の「悪だくみ人脈」の一人 「錦秀会は、大阪を中心に9の病院と16の介護施設を運営しています。グループの病床数は約6000で、徳洲会グループに次ぎ日本有数の規模を誇る。グループの入職式には芸能人や力士がゲストに招かれます」(社会部記者) 籔本氏の金満ぶりも有名だ。 「籔本氏はフェラーリなどの高級車を50台近くも保有するような資産家。加計学園問題で取り沙汰された加計孝太郎氏と並んで、故・安倍晋
10月1日、石破茂首相による新内閣が発足した。初入閣は13人と多いが、全員が衆議院当選5回以上、参議院当選3回以上の、いわゆる「待機組」。若手からの抜擢は見送られた。 そんな中、デジタル相として初入閣したのが、衆院東京4区の平将明氏(57)だ。政治部記者が語る。 平将明氏(公式HPより) 石破氏のLINEスタンプを作ったことも 「2005年衆院選で初当選し、現在6期目。これまで経済産業政務官や内閣府副大臣などを歴任しています。安倍晋三政権で石破氏が地方創生担当相だった頃には、内閣府副大臣だった平氏、内閣府政務官だった小泉進次郎氏が『チーム石破』として連携していたこともあった。総裁選では石破氏の推薦人に名をつらねました」 平氏は東京都生まれ。早稲田大法学部からサラリーマン生活を経て、家業である大田青果市場の仲卸会社を継いだ。東京JC理事長などを務めたあと、2005年に自民党の公募へ応募。初当
いわくつきの企業から献金を受けていた 「これまで経済産業政務官や内閣府副大臣などを歴任しています。安倍晋三政権で石破氏が地方創生担当相だった頃には、内閣府副大臣だった平氏、内閣府政務官だった小泉進次郎氏が『チーム石破』として連携していたこともあった」(政治部記者) 石破氏と平氏(平氏のFacebookより) そんな平新大臣に早くも発覚した“政治とカネ”の疑惑。平氏が代表を務める「自民党東京都第四選挙区支部」が“いわくつきの企業”から2011年から2022年までの間、献金を受けていたのである。 平将明氏(GLOBIS学び放題×知見録YouTubeチャンネルより) この企業が複数の銀行から詐取した金額は総額で11億円にも上っている。 社長が詐欺罪で摘発された企業から長年にわたり献金を受けていた平氏。政治資金に詳しい神戸学院大の上脇博之教授は「債権者から詐取したおカネが寄附され、支部に流れている
「石破茂さん、相当いろんな筋を心から恨んでいたんだね」 おいなんだあの総務大臣に村上誠一郎さん抜擢って。 よりによって、安倍晋三さんが凶弾に斃れるにあたり「国賊」発言まで踏み込み顰蹙を買った人物を政権要職の総務大臣にあてる人事って、すごくすごいな(語彙力)って思うんですよ。 それに、概ね今回の石破人事は、早期に行われるであろう衆議院の解散総選挙に向けて、重厚感と爆発力とが兼ね備えられた、実にねっとりとした質感を抱かせる代物となっています。 農水族と地方自治と慶應人脈が目立つんですが、それ以上に「石破茂さん、いままで日陰者で自民党非主流派にいたために、相当いろんな筋を心から恨んでいたんだね」っていう感じの報復人事スペシャルといったところでしょうか。 というのも、旧石破派(水月会)の解体に繋がった有力な人物が、今回ことごとく組閣や党人事から見事に追い出されているのです。 村上誠一郎氏 ©文藝春
『高市早苗氏支える“選挙の神様”の票読み「石破さんよりは議員は掌握している」』(9月26日) 投開票前日の記事だ。話しているのは選挙プランナーの藤川晋之助氏。「自身が支援する高市氏の勝利に自信を見せた」とある。藤川氏は東京都知事選で前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏の選挙参謀を務めた。 「『高市』と言うとバッシングが起きるから、みんな黙っている」 石丸氏が2位となり“石丸現象”と言われたのは記憶に新しい。藤川氏は今回石丸氏の時と同様に大手コーヒーチェーン「ドトールコーヒー」の鳥羽博道名誉会長から「高市を頼む」と要請され、支援することになったという。 藤川氏は高市氏の国会議員票について「高市さんは30って言われてるけど。『高市』と言うとバッシングが起きるから、みんな黙っている」と語る。そして「石破さんよりは議員は掌握していると私は読んでますけどね」。
臨床心理学者で『雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら』を上梓したばかりの東畑開人さんと、『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』が15万部を突破し異例のヒットとなっている書評家の三宅香帆さん。 仕事と家庭との関係、「揉める」ことの素晴らしさ、寂しさと向き合うこと……パートナーシップについて、2人が語りました。対談一部を『週刊文春WOMAN2024秋号』より抜粋・編集し、掲載します。 「中年の危機」とは「カップルの危機」である 三宅 私、『群像』で「夫婦はどこへ?」という連載をはじめたんです。親子の話はフィクションでたくさん描かれているのに、夫婦の話になると途端に少なくなると感じたことが動機でした。 河合隼雄さんが、村上春樹さんとの対談で「これからは夫婦が一番大変だと思う」というようなことをおっしゃっていました。共働きで育児も共同でやることを求められ、「対話しながらやっていきましょう」
「不祥事のデパート」と言われる日本維新の会。今度は対立候補へのスパイ疑惑という前代未聞の不祥事が明らかになった。 「後援会の作り方も教えちゃったし、エラいことですよ。一緒に終日、選挙区を回ったりもしていたので」 小誌の取材にため息をつくのは、無所属・京都4区選出の北神圭朗衆院議員(57)だ。 9月25日、日本維新の会・藤田文武幹事長は、次期衆院選で京都4区からの立候補を予定していた新人の松井春樹氏(26)の立候補辞退を正式に発表した。 松井春樹氏 ©️時事通信社 ライバル候補の事務所に潜り込んでいた 地元記者が解説する。 「松井事務所の事務局長であるK氏が、その素性を隠して北神事務所に潜り込んでいたのです。潜入は昨年末から今年6月まで、約半年間続いた。他陣営の演説をこっそり聞きに行く程度の偵察ならよくあることですが、他陣営に入り込むなんで聞いたことがない。しかも同じ選挙区で戦うライバル候補
「どうすれば20代30代に落語を聴いてもらえるんだろう」 談春 僕は落語家になって今年でちょうど40年。ということは、84年にスタートしたということで、その頃生まれた人はいま40歳。それより上の世代までは聴いてくれる人がいるんです、落語をね。でもそれよりも下の世代となるとまったく聴かれなくなっちゃう。 だから、「どうすれば20代30代に落語を聴いてもらえるんだろう」とよく考えるんです。「いいじゃねえか同世代だけ相手にしてりゃ逃げ切れるよ」「いや、だけどさ、俺の師匠は若い世代に落語をプレゼンできた人じゃない」「お前とは才能が違うよ」「わかってるけどさ。才能が違うからってうつむいて生きてんのも苦しくない? 名人ぶって」「だな」。なんて自問自答を繰り返して。 僕が談志の弟子になろうと決めたのは「芝浜」でした。夫婦の情愛を描いた人情噺。談志の定番といわれた落語です。 でもこれをいまの時代に聴いたな
2024年2月、SNSでの不適切な投稿や配信が原因で吉本興業からマネジメント契約を解消され、お笑いコンビ「プラス・マイナス」の解散にまで至った岩橋良昌さん。その背景には何があったのか。以前から公表していた強迫性障害との関係は? YouTube「たかまつななのSocial Action!」で、その本音に迫りました。(聞き手:たかまつなな/笑下村塾) 吉本興業で「プラス・マイナス」としてかつどうしていた岩橋良昌さんとたかまつななさん ――今年1月に過去にご自身が受けたパワハラ被害をXで告白し、2月にコンビ解散、退所に至りました。そもそも過去のパワハラを告発しようと思ったのはなぜですか? 岩橋 持病の強迫性障害とかチック症みたいなやつが爆発しちゃって。自暴自棄になって「死にたい」みたいになっちゃったんですよ。そしたら胸の中にある腹が立っていることを言ってからじゃないと終われないみたいな、そういう
戦場で2人の男性が手足を縛られて宙吊りに…トランプ元大統領を連想させる“アメリカ映画”は、現実になるのか 2024年10月4日公開 映画評『シビル・ウォー アメリカ最後の日』
2024年3月に放送作家を引退したのを機に、「小説SMAP」をうたった『もう明日が待っている』を刊行。SMAPの素顔を余すところなく描き出したのが鈴木おさむさんである。 テレビの世界を離れて半年。いまこそ語れる「SMAP論」を、存分に披露していただこう。今回はSMAPのリーダー、中居正広について。(全2回の1回目/後編に続く) だれよりもグループのことを考えた 中居正広さんといえば、言わずと知れたSMAPのリーダー。いつも先頭に立って明るい笑顔をふりまき、グループを引っ張っていました。同時にそんな立場だからこそ、SMAPという人気グループを維持していくためにだれよりも苦しみもがいてきたのだとも思います。 SMAPは1988年に結成、1991年にCDデビューしますが、当初は鳴かず飛ばずでした。なんとか突破口を見つけようとして、テレビのバラエティー番組へと進出します。先頭に立って切り込んでいっ
犯人の保見光成は、中学卒業後に故郷を離れ、神奈川県川崎市内で左官業を営んでいた。川崎で暮らしていた当時は、麻雀が好きで、牌の中から取って、本名の光成ではなくて、中と名乗っていたという。ひと付き合いも悪くなく、気さくな性格であったという。事件を起こす15年前に故郷である周南市金峰に両親の介護をするために戻ってきた。44歳で村へと帰って来た保見は、当初村の集まりにも顔を出し、高齢者が多い村の中で農作業を手伝い、村おこしも企画するなど、積極的に村人たちと関わっていたという。ところが、両親が亡くなった頃を境にして、次第に村人たちとの間にトラブルを抱えるようになっていった。 集落の中で孤立感を深めていき、ほとんど村八分のような状態になった保見は、2013年9月21日午後9時、自宅から西へ50メートルほど離れた貞森さん宅から火をつけ、貞森誠さん(71歳)と喜代子さん(72歳)を殺害する。時を同じくして
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『文春オンライン | 週刊文春も読めるニュースサイト』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く