イスラエル軍の攻撃で被害を受けた建物のそばに集まる人たち=レバノンの首都ベイルート郊外で2024年11月9日、ロイター レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの戦闘員らが所有するポケベルが9月中旬に一斉に爆発して計3000人以上が死傷した事件で、イスラエルのネタニヤフ首相は10日、自身がこの作戦にゴーサインを出したことを認めた。AFP通信がネタニヤフ氏の報道官の話として伝えた。ポケベルの一斉爆発は当時からイスラエルによる工作が疑われていたが、公式に認めたのは初めて。 ヒズボラは昨年10月にパレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスとイスラエル軍の戦闘が始まってから、イスラエル北部などに砲撃を続けている。こうした中、今年9月17、18日にヒズボラが配備していたポケベルや無線機がレバノン各地で一斉に爆発した。イスラエルがあらかじめ工作を施した機器をヒズボラがメンバーに配布するよう仕向け、遠