ここでは、RaspberryPiと車を接続して、通信するハードウェア及び回路接続を解説します。 RaspberryPiの設定は「OBD2(CAN)で自動車と通信(ソフト編)」を参考にしてください。 解説する方法で、車の中に流れる車速やエンジン回転数を確認したり、一部の機能を制御を行うための操作ができるようになります。 【注意】車の通信を妨害する恐れもあるため、最悪事故や故障につながります。ここで解説する方法は、自己責任で実施してください。 CAN通信 近年の車は、ドアやメータ等の多くのモジュールが通信で繋がっています。 それら複数のモジュールが繋がっている通信線をCANバスといいます。 CANバスは2つの信号線(CAN_H,CAN_L)で構成されており、その信号線上を流れるデータを見ることで車両の情報を確認することができます。 詳しく知りたい人や、車両の組み込みを目指す人は以下の資料が参考