サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
morisawajun.hatenablog.com
言いたいことは上の絵でだいたい言いつくしてるので、以下は補足・蛇足です。 クラシックコンソールミニ(仮称) 昨年発売された「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」はとても楽しかった。 次はスーパーファミコン版の「ニンテンドークラシックミニ」が発売されるという噂もある。 とはいえ、単一機種の厳選された30タイトルしか遊べないというのは何だかもったいない。 どうせなら色々な機種のソフトが遊べて、追加購入もできる新たなゲーム機にすれば、ユーザーが長く楽しめる製品となり、持続可能なビジネスにもなるのではないか。 スターターキットには、スーパーファミコンタイプのガワが付属。 あくまで「ガワ」で、無くてもプレイに支障はない。 それ以外の機種タイプのガワは別売りで、それぞれの機種の名作タイトルがダウンロードできるクーポンが付いている。 ソフトはWi-Fiでダウンロードして追加することができ
■任天堂■Wii U/Nintendo Switch■2017年3月3日■ アクションアドベンチャー■6,980円(税別)■★★★★★ 1986年から続く、任天堂の人気シリーズ最新作。広大な世界を旅して数多くの魔物と戦い、各土地に住む人々と出会いながら、魔王ガノンの討伐を目指す。オープンワールドが採用され、かつてない自由度の高さが実現された。Nintendo Switchのローンチタイトルであり、任天堂最後のWii Uタイトルでもある。 公式サイト 以前「ゲームセンターCX」で有野課長が『超魔界村』(1991年)をクリアした時、有野さんは「僕は魔界村の住民票はいりません」という言葉で番組を締めた。それ以来、私はゲームの面白さとはまた別に「住民票が欲しくなるかどうか」を考えるようになった。特にオープンワールド型のゲームでは「住んでみたいかどうか」は重要な指標ではないかと思う。 『GTA5』に
Wii Uの生産が終了するという報道があった。任天堂さんは否定されているとはいえ、ニンテンドースイッチの発売時期を考えれば妥当なタイミングにも思えるし、Wii Uの現状をかんがみれば「遅かれ早かれ」の6文字が脳裏に浮かばざるを得ない。 それはそれとして、Wii Uの引退前にぜひ任天堂さんにお願いしたいことがある。何とかして「旧WiiソフトのGamePad単体プレイ」を実現していただけないもんでしょうか。 もちろん現時点でも旧WiiソフトはWii Uでもプレイできる。でも「Wiiリモコンがなければ操作できない」という致命的な制約が存在する。GamePadで旧Wiiソフトをプレイする場合は、公式サイトの言葉を借りると「テレビの代わりとしてお使いいただく」ことになる。テーブルにGamePadを置いて、その前でWiiリモコンとかヌンチャクとかを持ってプレイするのである。せっかくGamePadには任
任天堂、次世代ゲーム機にカートリッジ採用へ=関係者 - WSJ この記事に関して「任天堂が先祖返りした」的なコメントを拝見したのですが、「カセットとCartridge」「ゲーム機とConsole」のニュアンスの違いが話をややこしくしているのかな? と思いました。 まず「カートリッジ」というのは、日本だと(カセットテープサイズの)「カセット」と同義語のように扱われがちですけども、そもそも「Cartrigde」はニンテンドーDSや3DSの「SDカードサイズ」の物にも適用される呼称です(ROM cartridge - Wikipedia)。ですので「カートリッジ」を採用したからといって「ファミコン時代に戻る」というわけでもないと思われます。 それと、この記事にある「次世代ゲーム機」は原文(英語版のWSJ)だと「Nintendo’s New NX Console」です。「NX Console」は(
「シャープの製品を購入したいという人が減っている」というニュースを見ました。これに限らず、鴻海傘下となったシャープさんに関する最近の報道の中からポジティブなものを見つける方が難しいような状況です。 でも私には、iPodやiPadなんかと同程度に「画期的」かつ「無くなってしまうと困る」シャープ製品が一つあります。それが「電子ノート」です。 (私が使っている電子ノートは型番WG-S20で、一世代前の機種です。最新機種のWG-S30では、ページ編集やアンドゥなどの便利な機能が加わっています) デジタルノートならではの良さすでにいろいろな方が書いておられますが、この製品の良さは本当に「ノートを書く」ことに特化しているという点にあります。アプリなんてないしWi-FiもBluetoothもない。ただひたすらノートを書くことに集中できるし、バッテリーも異様なほど長持ちします(1カ月は余裕です)。 ソフト
GamesIndustryに「The Year that Handhelds Died」(携帯ゲーム機が死んだ年)という記事が掲載されています。 以下、一部引用します。 元記事:The Year that Handhelds Died | GamesIndustry.biz When the history books are written on the first few decades of the video game industry, the chapter on handhelds may wrap up with the events of 2015. As GamesIndustry.biz continues to look back on the biggest events of the past year, one trend has become obvious
■dreeps■iOS 6.0以降■2015年1月21日■アラームプレイングゲーム ■300円■★★★★★■公式サイト 「やらずにすむゲームはないか?」 吉田戦車さんの4コマ漫画「はまり道」(1994年)に出てくる有名なセリフだ。 この「はまり道」が連載されていた当時はそうでもなかったが、最近ではコンピューターが主体的にゲームを進行してくれる作品は特に珍しくない。今では「放置系」というジャンルが存在するぐらい「やらずにすむゲーム」は一般的になった。 とはいえ、そうした作品は厳密に言えば「やらずにすむゲーム」ではない。それらのゲームを楽しむには「住人にプレゼントをあげてリアクションを見る」「毎日エサをあげたり散歩させたりする」「AIで行動する勇者の冒険の進み具合やイベント履歴をチェックする」といった操作を能動的に「やる」ことは避けられない。おそらく放置系の元祖である『ライフゲーム』(1970
任天堂さんのポイントサービス、クラブニンテンドーが2015年で終了することが発表されました。 2003年にこのサービスが始まって以来、ずいぶん色々なグッズを頂いてきましたが、頂いたまんまで封も切らず箱にしまってそのまま、みたいなグッズがかなり眠ってました。 というわけで今さら感が強いですが、初めて封を切ったグッズを含めていくつか写真を撮ってみました。 クラブニンテンドーが終わってしまうのは寂しいですが、準備中だという新サービスの続報を待ちたいと思います。 ドットマリオクッション(2011年) ピクミントートバッグ(2012年) オリジナルデザインコントローラ「マリオ」(2005年) オリジナルデザインウェーブバード「クラブニンテンドー」(2006年) スマブラDXとスマブラXで重宝しました。特にウェーブバードはとても使いやすかった。 ゼルダコレクション(2004年) オリジナルフィギュア「
木皿泉さんが脚本を担当したドラマをすべて見たわけではないけど、2005年のドラマ『野ブタ。をプロデュース』を拝見して以来、独特の作風をお持ちのスゴい方だと思い、いつも気になっていた。昨年の『おやじの背中』(第5話)や『昨夜のカレー 明日のパン』も、やっぱり独自の面白さを持ったドラマだった。 で、昨年拝読した月刊シナリオ(2014年8月号)に、木皿さんの公開講義の模様がかなりのページを割いて掲載されており、この内容が「へぇ〜」の連続だった。 その「へぇ〜」と思った、ほんの一部だけを抜粋した。私の理解した範囲で要約していることをご容赦ください。 キャスティングがあらかじめ決まっているほうが、当て書き(出演する俳優さんを前提にして書く)ができるので楽に執筆できる。 「その人物(俳優さん)がやっている」ということをすごくリアルに考えたほうが、生きてるセリフ・リアルなアクションが書ける。 だから、あ
id:uxlaymanさんの記事「最近のゲームが難しすぎる件について」を拝見して、本文の内容と関係なくて申し訳ないんだけど、最近のゲームが昔と決定的に違っているのは「難しさ」よりむしろ「量の多さ」じゃないかと思った。 昔は、たとえば『ロードランナー』(アクションパズルゲーム、1983年)が「全150面+面エディットモード付き」を売りにしており、当時はそのステージの多さにみんな驚いたもんだった。 でも今じゃステージがいくら多くたって誰も驚かない。フルプライスのパッケージソフトには、広いワールドマップもキャラクターもアイテムもイベントもいっぱい詰め込まれて発売されるのが当たり前みたいになった。 確かに最近のパッケージソフトの「お徳用感」はすごいし、「いっぱい入ってる」のってうれしいし有り難いんだけど、一方で「食べても食べても減らない」みたいな気分になることもある。 たとえば、私は買ってないけど
現在アップルのApp Storeに、上のような「おすすめハードコアゲーム」というページがある。「期間限定価格」と書かれているので、ある時期だけ掲載される企画ページらしい。 ここに掲載されている作品については何の文句もない。この中のいくつかは購入してプレイしたことがあるけど、確かに「おすすめ」する価値のある面白いゲームばっかりだった。 私がちょっと驚いたのは、これらのゲームアプリを「ハードコアゲーム」という言葉でくくっているという点だ(もちろん、ハードコアとカジュアル・ソフトコアのどっちが良い悪い、みたいなことを言いたいわけではない)。 たとえば『LIMBO』や『EPOCH.2』は、これまでのアクションゲームの複雑な要素を注意深く解体し、普段あまりゲームをしない人でも楽しめるように作られている。『Infinity Blade III』は、とても美しいグラフィックに反して操作はずいぶん簡単で、
ADB接続のArtPadに始まって、この20年でワコムのペンタブレットを10台ぐらい購入してきた。 その結果、「理想のペンタブレット像」みたいなものが固まってきた。 1. ワイヤレスであること 私はペンタブレットを出したりしまったりすることが多いので、ケーブルがない方がありがたい。 2. 乾電池で動作すること ワコムの製品はとても耐久性が高く、長く使えて本当に有り難いんだけど、バッテリーがリチウムイオンの専用品だと「バッテリーの寿命=製品寿命」になってしまう。使用中にバッテリーが空になったときのことも含めて、市販の単3電池や単4電池が使えればいいのにと思う。 3. ボタンなどの操作部分が少ないこと 特にintuos4あたりから、ワコムはペンタブレットのボタン操作部分にどんどん凝るようになってきた。でも、どうせ左手でキーボードを使って同時操作するし、ボタン操作部分はシンプルにしてもらったほう
私はWii Uのゲームパッドが好きだ。そこそこ大きい画面に、任天堂謹製のアナログ&デジタルボタンが付いている。感圧式にしてはタッチ感もいい。実際の演算処理はほとんどWii U本体側で行っているので、持っていて熱くなることもない。いい意味でチープ。気楽に扱える。軽くて持ちやすく、机に置いても適度な角度が付いて見やすい。置くだけで充電できる専用スタンドもある。 私にとって、このゲームパッドの最大の問題点は「使い道がない」ということだ。 ゲームパッド単体でゲームが遊べるとはいえ、HD画質のWii Uソフトをゲームパッドでプレイするのはもったいないので、結局テレビをつけてプレイしてしまう。もし仮にトイレや離れた部屋などで続きを遊びたくても、WIi U本体からゲームパッドに電波が届かないとプレイできないし、我が家では壁ひとつ隔てたらかなり厳しい。 部屋のテレビで番組はまず見ないので番組表もリモコン機
この「オールゲームカタログ1991」は、ファミコン通信の編集部によるムック本。全1459本という膨大な作品のデータが高い密度で収録されている。本書が発行された1991年はスーパーファミコン発売の翌年で、先行していたPCエンジンやメガドライブなどのライバルがしのぎを削っていた年だ。 この本がすごいのは、それぞれのプラットフォーム向けのゲームについて、5つ星評価と長所・短所レビューが写真付きで掲載されているところ。レビューはゲーマーの目線を保ちつつ、実際にゲームを購入しようと考えている読者の参考になる内容で、殿堂入りしたような名作ソフトやゲーマー好みのソフトでも手加減がない。 たとえ名作でも ドラゴンクエスト ★★★★ ○洗練されたゲームバランス。鳥山明のモンスター。誰でもクリアー可能。ローラ姫と宿屋。 ×単調な戦闘。カニ歩きの主人公。たいまつ。平面的な竜王。ダースドラゴンのラリホー。 無条件
これまで数々のプラットフォームに移植されてきた『ドラゴンクエスト』であるが、今回のスマホ版みたいな不評を買った移植版はなかったように記憶している。オリジナル版を含め、これまでの移植版がどんな画面・内容だったのかを調べてみた。 ファミコン版/NES版(北米版) まだ『ウルティマ』の影響が色濃く残っており、日本版は主人公が常に正面を向いているのが特徴。8x8ピクセルの仮名ビットマップフォントは読みやすく、何となく愛嬌も感じさせる。画面中のメッセージでは、濁点だけの行を設けて濁点を別に描画している。マルチウィンドウ風の操作系も斬新だった。 北米版は数年後にブラッシュアップされて発売されたため、主人公は4方向を向くようになり、海岸線などの描写も『ドラゴンクエストII』の手法が採用されている。復活の呪文ではなくバッテリーバックアップ方式でデータを保存するのも大きな違いの一つ。MSX版・MSX2版 M
■3D スペースハリアー■セガ■3DS■2012年12月26日■シューティング ■600円■★★★★★ 1985年に登場したアーケード用シューティングゲームの移植版。高い移植度に加えて、立体裸眼視にも対応。筐体の雰囲気を再現するモードなど、様々な要素が追加されている。 公式サイト 汚い写真ですみません(交差法です)。 アーケード版『スペースハリアー』が登場したのが1985年12月で、最初の移植版であるセガマーク3版(ハードスペックが違いすぎて、面白いけど完全移植とは程遠い内容だった)が登場したのが1986年12月。 その移植版から26年。2012年12月、ほぼ完全移植の上に裸眼立体視で楽しめる『3D スペースハリアー』が3DSで登場した。 プレイしてしみじみ感じるのは、ついに『スペースハリアー』が完全体になったという印象だ。1985年の『ハングオン』以降、ちゃんとした3D空間の描写を追求し
※交差法でごらんください ■とびだせ どうぶつの森■任天堂■3DS■2012年11月8日■コミュニケーション■4,800円■★★★★★ 今やマリオやゼルダに並ぶ任天堂の人気シリーズの最新作がついにニンテンドー3DSで登場。グラフィックやサウンドが大幅に強化されただけでなく、ネットワークを使った様々な仕掛けを含む追加要素が大量に用意されている。 公式サイト 波乱の携帯ゲーム業界に登場した、老舗シリーズの最新作 携帯機向けタイトルである本作の先代にあたる、DS用『おいでよ どうぶつの森』が発売されたのが7年前の2005年である。iPhoneどころかモバゲータウンもまだ存在せず、ソニーのPSP以外にさしたるライバルもいない携帯ゲーム市場に君臨していたニンテンドーDS。今にして思えば、まるで永遠に続く夏休みのごとく、安穏を絵に描いたような『おいでよ どうぶつの森』の大ヒットは、当時の任天堂の絶対的
手軽なモバイルゲームの隆盛の一方で、据え置き機向けのAAAタイトルを筆頭にした大作ゲームの人気もまだまだ健在だ。しかし、1UPのChris Pereira氏は、そうした大作の量的な充実ぶりが、いまや単なる楽しみでは済まなくなっているという。 人が年を重ねた後も、大作ゲームを「人生の後部座席」へ追いやらずに楽しみ続けるようになる日は来るのだろうか。 以下、引用します(元記事は今年3月掲載)。 元記事:http://www.1up.com/news/op-ed-too-old-long-games 大作連発、奪われる時間 ご存知の通り、『Kingdoms of Amalur: Reckoning』のボリュームはものすごい。PS Vitaが発売される上に、『Twisted Metal』と『バイオハザード リベレーションズ』が私の時間を奪い合うことになるというのに(註:北米ではこれらすべてのリリー
2007年の6月29日に初代iPhoneが発売されてから5周年を迎えた。Johnny Minkley氏は、iPhoneがこの5年におけるゲーム産業への途方もない影響について考察する記事をgamesindustryに公開した。 確かに、iPhoneが「グランツーリスモ5の開発期間」よりも短い時間でここまで成長し、ゲーム産業に多大な影響を与えるようになった事実は驚異的と言わざるを得ない。果たして今後もこの勢いは続くのだろうか。 以下、引用します(一部割愛)。 元記事:This Changes Everything: iPhone's Five-Year Gaming Revolution | GamesIndustry.biz iPhoneが6月29日で5周年を迎えた。[中略] アップルのiPhoneビジネスは、単体でマイクロソフト全体の収益を上回っている(2012年Q1で226億9000万ド
Epic Gamesは、『ギアーズ オブ ウォー』最新作の物語を強化するため、あのピクサーのストーリーディレクターを招聘してワークショップを開催したのこと。重要なのはキャラクターの恐れと愛、そしてキャラクターの動機づけだという。ピクサーの伝授したノウハウは作品にどのような影響を与えるのだろうか。 以下、引用します。 元記事: Pixar consulted on Gears of War: Judgment - GameSpot Storytelling In Gears Of War: What Epic Has Learned From Pixar And Its Past - Features - www.GameInformer.com 一日限りのワークショップEpic Gamesは、シリーズ最新作『ギアーズ オブ ウォー:ジャッジメント』のために、「トイ・ストーリー」「ファインデ
先日のE3における任天堂の発表を受けて、Stealing Share社のCEOであるTom Dougherty氏は「Nintendo’s Wii U is trying to be too many things(任天堂のWii Uは色々なものになろうとし過ぎている)」という記事を公開し、任天堂のライトゲーマーへのアピールやSNSへの進出といった戦略が不発に終わるのではないかという懸念を表明している。 確かに『ピクミン3』や『New スーパーマリオブラザーズU』は面白そうだが、Miiverseや『Nintendo Land』がどこまで市場に受け入れられるかは未知数だ。果たしてWii Uは「家族間のalone together問題の解消」を実現し、自社の独占タイトルに依存しない大成功を収めることができるのだろうか。 以下、引用します。 元記事:Nintendo’s Wii U is tryi
Phil Fish氏による、日本のゲームに対する否定的な発言が話題になっている。海外の開発者やゲームファンの中でも、日本のゲームの現状に不甲斐なさを感じている人が少なからず存在しているようだ。 そんな中、Joystiqの記事「What can Japanese RPG developers learn from Rayman: Origins?」で、JRPG(日本のRPG)のファンというKat Bailey氏が「『レイマン オリジン』や『New スーパーマリオ』といった最新の2D横スクロールアクションの成功から、JRPGは学んでみてはどうか」という提案を行っている。 『レイマン』も『マリオ』も、最新技術を使った3D路線の試行錯誤を経て、古典的な手法を踏襲した2D路線のタイトルが高い評価を集めている(北米で昨年11月に発売済みの『レイマン オリジン』のamazon.comでのレビューではほぼ
ニンテンドー3DSやPS Vitaといった携帯ゲーム専用機がスマートフォンと競合する一方で、 PS3やXbox 360のような据え置きゲーム機のポジションは安泰なのだろうか。 Gamasutraに掲載されたPaul Hyman氏の記事「Will Tablet Game Quality Soon Leapfrog Consoles?」によれば、iPadおよびAndroidタブレットに関する技術は飛躍的に向上しており、据え置き機が独占していた「リビングでゲームを楽しむ時間」をタブレットのものにするため、チップセット企業・ゲームエンジン企業・そしてゲーム開発者が共に研究を重ねており、さらに据え置き機用ゲームの開発経験者にもタブレットによって大きなチャンスが到来する、と当事者たちは主張しているという。 今のところは据え置き機の存在は揺るぎないように見えるが、果たしてタブレットは今後どこまで据え置き
先日、PS Vitaの北米版/ヨーロッパ版CMが公開された。特にヨーロッパ版のCM「The World is in Play」がとても素晴らしいのだが、Creativity Onlineの記事によると、このCMは13年前のプレイステーションのCMを抜きには語れない内容になっているという。 1999年にソニーがヨーロッパで公開した60秒のテレビCM「Double Life」(二重生活)。映像中に登場する「普通の人々」の誰もが社会人としての(抑制された・平凡な)生活を営んでいるが、プレイステーションがあればゲームの世界でもうひとつの人生を体験することができる、という強烈なメッセージが込められている(その後クリオ賞(世界有数の広告賞の一つ)を受賞)。 あれから13年。今回の「The World is in Play」では、あの「Double Life」と同様の「普通の人々」が登場するが、かつて隔
最新の技術により日々変革が起きている……ように見えるゲーム産業であるが、1UP.comに掲載されたSteve Watts氏の記事「Eight Trendy Game Features That Are Older Than You Think」によれば、ゲーム産業にはまだまだイノベーションが足りないようだ。最新のゲームに採用されているシステムの中には、大昔のゲームがすでに実現しているものが数多く存在するという。 話はファミコンやドリームキャスト、テーブルトークRPG、さらに中世にまでさかのぼる。この記事で挙げられている8つの項目以外にも、学ぶべき先人の知恵はまだまだ埋もれているのかもしれない。 以下、概訳です。 元記事:http://www.1up.com/features/trendy-game-features-older 1. パルクール(フリーランニング)的なアクション 『ミラーズ
米ゲームサイト・IGNが「Games People of 2011」30人を選出した。5人の日本人を含め、幅広い錚々たる顔ぶれが並んでいる。 Michel Ancel (『Rayman Origins』制作者) 青沼英二(『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』プロデューサー) Patrick Campbell(片腕のゲーマー) Eric Chahi(『From Dust』デザイナー) Paul Dini(『バットマン アーカムシティ』ライター) Jimmy Fallon(トークショーのホスト) Harold Goldberg(「All Your Base Are Belong To Us」の著者) Dan Greenawalt (Turn 10 Studios社 クリエイティブディレクター) Mikael Hed(Rovio社 CEO) Amy Hennig(『アンチャーテッド』ディレクタ
2011年もiOS向けに面白いゲームがたくさんリリースされた。 今年はニンテンドー3DSの大作でプレイする時間が増えたせいもあり、iOSでは「エンディングがなく、毎回最初からゲームが始まり、比較的短時間でゲームが終わる」タイプのシンプルなゲームをプレイする機会が増えた。今回のリストの中では『Zombie Gunship』『Tiny Wings』『Temple Run』がそれにあたる。 今年はゲームロフトが今後すべてのゲームソフトをユニバーサル化するという発表もあり、ユニバーサルアプリが全体的に増加する傾向にあったように感じる(今回の10本中6本がユニバーサル)。これは本当にありがたいが、ゲームの進行状況をiPhoneとiPadで簡単に共有できる仕組みがOSレベルで実現されたらもっとありがたいところだ。 以下、今年プレイしたiOS用ゲームの中で特に印象に残った10本の作品です。順序には特に意
任天堂の宮本茂氏の「引退」にまつわるニュースが世界中を駆け巡った。 実際のところは「任天堂を退職する」というわけでもなく、いわば「後進に道を譲る」というニュアンスが最もふさわしいようだ。長編映画作品を徐々に若手監督に委ね、ご自身は短編の制作といった仕事に携わっている、スタジオジブリの宮崎駿監督の動向に近いのかもしれない。 12月8日のWall Street Journalのインタビュー記事「Nintendo Game Chief Sees Better Times Ahead」では、この「引退」をめぐる宮本氏の発言が掲載されている。話題は「スマートフォンの好み」という意外なところにまで及んでいる。 宮崎駿監督は今後も長編の制作を続けられるという。宮本氏が再び任天堂の大作タイトルの制作に返り咲く日は来るのだろうか。まずは、現在企画中という「小規模な」作品の発表に期待したい。 以下、一部引用し
ようやく11月に発売となったシリーズ最新作『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』。Wiiモーションプラスによる剣の操作の面白さ、操作体系の完全な見直し、新しいアクション、美しいグラフィック、そして素晴らしい物語。『時のオカリナ』をしのぐシリーズ最高傑作との声もちらほら聞こえてくる。私も現在プレイさせてもらっているが、本当によくできた作品だ。 世界中で賞賛されている『スカイウォードソード』だが、『ゼルダ』に関するBob Mackey氏のちょっと変わった記事が1up.comに掲載された。テーマは「もしこの世の中に『ゼルダの伝説』が存在していなかったら?」。 記事によれば、『ゼルダの伝説』シリーズが存在しない世界と現在の世界とで、以下のような“違い”が生じていた可能性がある、としている。 1. ファミコンはPCの対抗馬たり得なかった 2. ゲームデザインはより混沌としていた 3. シリーズ作品は
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『Gamers, Be Ambitious』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く