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ドラクエ3
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『1Q84』、まだ読めていないが、『海辺のカフカ』を読み返したり、雑誌でいくつか村上春樹がらみの記事など読んだ。 なかでも、この人にかぎってはこのタイミングというわけでもないのだろうけど、『オルタ』に載った杉田俊介「性暴力と失語――村上春樹『風の歌を聴け』ノート」がよかった。 かつて岡田利規は杉田俊介の思考スタイルについて「引き延ばし」という言葉をつかったが、今回も軸足はまったく動かさないまま、もう片方の足をより遠い地点へ飛ばそうとしている。 杉田さんはまず、「信用できない語り手」や「ノート」を手がかりに、『風の歌を聴け』が、その内在する重層的な失語にどうあいまみえた小説であるかをあきらかにする。 他人を騙すのみならず自分への嘘こそが嘘の純粋結晶体なのであり、性暴力の核心には「自分に嘘をつくこと」のブラックホールがある。自己欺瞞がおそろしいのは、他人や自分の言動の矛盾や微少な虚偽を責めれ
九龍ジョー ◆ライター/編集者 ◆とくにインタビュー仕事ばかりやっているわけではありませんが、ウェブ上にあるのは… 杉田俊介インタビュー 前田司郎インタビュー 松江哲明インタビュー 磯部涼インタビュー ◆こんなのも… 『デメキング』復刊によせて 五反田団「ふたりいる風景」 『前略、大沢遥様』 ◆管理人しております… 快楽亭ブラックの出直しブログ ◆メールはこちらまで… kowloonjoe@gmail.com またずいぶんと間があいてしまったので、いろいろ書き付けておきたいこともあるのですが、ひとまずそれはおいといて――。 いま売ってる雑誌「SPA!」で、写真家の石川直樹さん(祝・開高健ノンフィクション賞受賞)のロングインタビューをやっております。字数ぎりぎりまで、かなり詰め込みました。チェックしてやっていただければ幸いです。 それから、やはりいま売ってる雑誌「BUBKA」で、マッスル
九龍ジョー ◆ライター/編集者 ◆とくにインタビュー仕事ばかりやっているわけではありませんが、ウェブ上にあるのは… 杉田俊介インタビュー 前田司郎インタビュー 松江哲明インタビュー 磯部涼インタビュー ◆こんなのも… 『デメキング』復刊によせて 五反田団「ふたりいる風景」 『前略、大沢遥様』 ◆管理人しております… 快楽亭ブラックの出直しブログ ◆メールはこちらまで… kowloonjoe@gmail.com 一ヵ月ぐらいたってしまったが、こちらでいくつか雨宮まみさんとのやりとりがあった。 わかったのは、やっぱり雨宮まみはものすごい破壊力のあるライターだなあということとともに、雨宮さんもコメントで書いているとおり、自分とは興味の方向がまるっきり違うんだなあということ。 以前から雨宮さんがAVについて書かれたテキストを読んだときもまったく同じことを思っていたので、今回の件はちょっと感
九龍ジョー ◆ライター/編集者 ◆とくにインタビュー仕事ばかりやっているわけではありませんが、ウェブ上にあるのは… 杉田俊介インタビュー 前田司郎インタビュー 松江哲明インタビュー 磯部涼インタビュー ◆こんなのも… 『デメキング』復刊によせて 五反田団「ふたりいる風景」 『前略、大沢遥様』 ◆管理人しております… 快楽亭ブラックの出直しブログ ◆メールはこちらまで… kowloonjoe@gmail.com 吉祥寺シアターでガーディアン・ガーデン演劇フェスティバル参加作品のユニット美人「髪結いの女たち」を観る。 ユニット美人は京都の劇団衛星所属俳優の黒木陽子と紙本明子が中心のユニットで、仮結成当初は「クラブイベントなどでちょこっと『ブルマ人間ブル子』のコントをやっていた」(劇団HPより)らしい。どんだけゆるい「クラブイベント」だよ……。 劇団のテーマでもある「女性が考える女性の強さ・
九龍ジョー ◆ライター/編集者 ◆とくにインタビュー仕事ばかりやっているわけではありませんが、ウェブ上にあるのは… 杉田俊介インタビュー 前田司郎インタビュー 松江哲明インタビュー 磯部涼インタビュー ◆こんなのも… 『デメキング』復刊によせて 五反田団「ふたりいる風景」 『前略、大沢遥様』 ◆管理人しております… 快楽亭ブラックの出直しブログ ◆メールはこちらまで… kowloonjoe@gmail.com 仕事はいいのだけど、会社(人事)がどーにもいまいちでなんだかなーという日々。でも、そんな「俺にもたまにはいいことがあってもいいだろう」(長州力)ということがいくつか。 お祝いごとで、タウントーンのキクチさんが切り絵作家、ニキ・マックルーアの2008年版カレンダーをプレゼントしてくれた! もともとオイラがあるイベントでKill Rock Starsのスウェットを着ていた(というか
九龍ジョー ◆ライター/編集者 ◆とくにインタビュー仕事ばかりやっているわけではありませんが、ウェブ上にあるのは… 杉田俊介インタビュー 前田司郎インタビュー 松江哲明インタビュー 磯部涼インタビュー ◆こんなのも… 『デメキング』復刊によせて 五反田団「ふたりいる風景」 『前略、大沢遥様』 ◆管理人しております… 快楽亭ブラックの出直しブログ ◆メールはこちらまで… kowloonjoe@gmail.com しばらくネットから遠ざかっていました。 メールとかミクシィの業務連絡とか滞っていてすみません。 そろそろちゃんとします。 ずうっと部屋の片づけをしてました。行き着くところまできてしまった部屋のジャングル化に、生命の危機すら覚えたので。 新しい本棚を運んできた運送屋さんの前でCDラックを倒し2000枚近いCDをぶちまけたり(そうしないと本棚を置くスペースがなかった)、仕事の資料
九龍ジョー ◆ライター/編集者 ◆とくにインタビュー仕事ばかりやっているわけではありませんが、ウェブ上にあるのは… 杉田俊介インタビュー 前田司郎インタビュー 松江哲明インタビュー 磯部涼インタビュー ◆こんなのも… 『デメキング』復刊によせて 五反田団「ふたりいる風景」 『前略、大沢遥様』 ◆管理人しております… 快楽亭ブラックの出直しブログ ◆メールはこちらまで… kowloonjoe@gmail.com 「想像力はベッドルームと路上から」というサイトの方が前回の日記に言及してくれて(引用部がやや恣意的な気はするが)、それを読んだら、以前、磯部涼さんにインタビューしたときもそんな話したなーというのを思い出しました。けっこう関連ある記事だったので再録してみます。 (というかオレの原稿仕事なんてこうやって自分でサルベージしてかないと歴史から抹消されてしまうのよ!) ◆◆◆ 『ヒーロ
九龍ジョー ◆ライター/編集者 ◆とくにインタビュー仕事ばかりやっているわけではありませんが、ウェブ上にあるのは… 杉田俊介インタビュー 前田司郎インタビュー 松江哲明インタビュー 磯部涼インタビュー ◆こんなのも… 『デメキング』復刊によせて 五反田団「ふたりいる風景」 『前略、大沢遥様』 ◆管理人しております… 快楽亭ブラックの出直しブログ ◆メールはこちらまで… kowloonjoe@gmail.com ◆6月4日(日)「ミッキーマウスのプロレタリア宣言」 大友良英が吉祥寺に立ち上げたスペース、GRID605のオープニング・イベント。 平井玄『ミッキーマウスのプロレタリア宣言』をめぐる、平井玄+北里義之+大友良英の鼎談。 平井玄の言う「デジタル・フリーター」ていうのはなにもPC画面に向かうような仕事を指すだけじゃなく、たとえば宅急便の人が伝票入力機を携帯したり、キオスクにもPO
先日アップした日記「野宿者/ネオリベ/フリーター」について、生田武志さんから丁寧なメールを頂きました。 じつは日記をアップしたすぐあとに頂いたのですが、返信をさせていただくのに1週間。さらに許可を頂いておきながら、こうしてアップするまでさらに1週間かかってしまいました。 とはいえ情報戦の様相すら呈してきたブログ時代、こんな風にレスポンスの遅い(それも微妙に)ブログもまた乙ではないかとも思うわけです。 言い訳ですが。 以下、生田さんからのメールです。 ◆ウメヤマさんへ ブログを読みました。 トークセッションで野宿者問題の概況について多くの時間を取ったのはその通りで、あの場で「〈野宿者襲撃〉論」を読んだ人や野宿者問題に詳しい人が大多数だとは思えず、状況説明から始める必要がありました。 これは他の場(教師対象の話とか)でも同様で、「どのように考えるか」「どのように行動するか・教えるか」
九龍ジョー ◆ライター/編集者 ◆とくにインタビュー仕事ばかりやっているわけではありませんが、ウェブ上にあるのは… 杉田俊介インタビュー 前田司郎インタビュー 松江哲明インタビュー 磯部涼インタビュー ◆こんなのも… 『デメキング』復刊によせて 五反田団「ふたりいる風景」 『前略、大沢遥様』 ◆管理人しております… 快楽亭ブラックの出直しブログ ◆メールはこちらまで… kowloonjoe@gmail.com 部屋のジャングル化がとまらない。過去最高の密林度。資料(安達哲『サクラの唄』)が出てこなくて2時間くらいムダにしちゃった。しかも出てこねー。その時間で片づけができたと思うと、うー。 とりあえず、カーツ大佐が仕切る「片方くつ下の王国」を探すのだ! ここの日記も停滞気味。明日、杉田さんが出るトークショーがあるので、とりあえず先月の生田武志×白石嘉治×杉田俊介トークセッション「野宿者
九龍ジョー ◆ライター/編集者 ◆とくにインタビュー仕事ばかりやっているわけではありませんが、ウェブ上にあるのは… 杉田俊介インタビュー 前田司郎インタビュー 松江哲明インタビュー 磯部涼インタビュー ◆こんなのも… 『デメキング』復刊によせて 五反田団「ふたりいる風景」 『前略、大沢遥様』 ◆管理人しております… 快楽亭ブラックの出直しブログ ◆メールはこちらまで… kowloonjoe@gmail.com 明日、6月3日(土)より公開される映画『セキ☆ララ』について。 もともと『アイデンティティ』というAV作品だったこの『セキ☆ララ』。『アイデンティティ』からとくに過激なエロシーンをカットした劇場公開用バージョンが『セキ☆ララ』、という認識でまず間違ってないと思う。実際、ぼくは両方を、『アイデンティティ』はDVDで、『セキ☆ララ』は劇場試写で観たけど、内容的にはほとんど同じものとし
九龍ジョー ◆ライター/編集者 ◆とくにインタビュー仕事ばかりやっているわけではありませんが、ウェブ上にあるのは… 杉田俊介インタビュー 前田司郎インタビュー 松江哲明インタビュー 磯部涼インタビュー ◆こんなのも… 『デメキング』復刊によせて 五反田団「ふたりいる風景」 『前略、大沢遥様』 ◆管理人しております… 快楽亭ブラックの出直しブログ ◆メールはこちらまで… kowloonjoe@gmail.com 先週の水曜日、スロウライダーという劇団の「トカゲを釣る」という芝居を観た。演劇のもつ可能性と貧しさ、その両方が感じられて面白かった。以下、だらだらと感想を連ねていきます。 ある施設があって、そこはロの字型になった5階建ての木造の建物で、真ん中に穴がある。そこで“蝸牛”っていう怪物なのか分からないですけど、それを一人一人飼いながら修道院みたいな生活をしている――そういう施設での話で
九龍ジョー ◆ライター/編集者 ◆とくにインタビュー仕事ばかりやっているわけではありませんが、ウェブ上にあるのは… 杉田俊介インタビュー 前田司郎インタビュー 松江哲明インタビュー 磯部涼インタビュー ◆こんなのも… 『デメキング』復刊によせて 五反田団「ふたりいる風景」 『前略、大沢遥様』 ◆管理人しております… 快楽亭ブラックの出直しブログ ◆メールはこちらまで… kowloonjoe@gmail.com 連休真っただ中の木曜、後楽園ホールで観戦したマッスルハウス2。文句なく素晴らしかった! プロレスと演劇の近親性について考える。いうまでもなく、「演じる」という演劇的要素はプロレスの最も重要なエレメントである。それまでどこか「もさったい」レスラーだったアントニオ猪木が当時妻だった女優・倍賞美津子のアドバイスによって目線までコントロールできる超一流レスラーへと脱皮したのはよく知られた
九龍ジョー ◆ライター/編集者 ◆とくにインタビュー仕事ばかりやっているわけではありませんが、ウェブ上にあるのは… 杉田俊介インタビュー 前田司郎インタビュー 松江哲明インタビュー 磯部涼インタビュー ◆こんなのも… 『デメキング』復刊によせて 五反田団「ふたりいる風景」 『前略、大沢遥様』 ◆管理人しております… 快楽亭ブラックの出直しブログ ◆メールはこちらまで… kowloonjoe@gmail.com いまだ2月のしわ寄せに足をとられてる。なんで2月だけ28日までしかないんだろう? 31日まである月を減らせばすむことじゃね? 10日もまえの話だけど、杉田俊介さんと白石嘉治さん(矢部さんは家庭の事情により急遽欠席)のトークセッション@池袋ジュンク堂行ってきた。セッション自体の流れはこんな感じ。はじめに白石さんがバッテン至上主義(両腕で×をつくって「マーケット」)ことネオリベがいか
2月は昨年もっとも忙しかった月。今年はどうだろう。まだわからない。18日には杉田俊介×矢部史郎というトークセッションがある。 杉田さんの『フリーターにとって自由とは何か』は、地味な装いながらその実とても挑発的な本だ。この本については杉田さんに『ブログマガジン』という雑誌の仕事でインタビューさせて頂いたので、許可を頂きこちらに転載しておきます。ビギナー向けブログ雑誌という媒体ゆえ食いたりなさもあるかもしれないけど、だからこそ少しでも感じるところがあれば、ぜひとも『フリーターにとって「自由」とは何か』その本を手にとってみてほしいと思う。 ■■■ 『「フリーター」にとって自由とは何か』 杉田俊介インタビュー 足りないイスを奪いあっても 未来は見えない 内閣府によると01年時点でのフリーター数417万人。そんな統計を確認するまでもなくフリーターは増え続けている。これを読んでいるあなたもフリーターか
このブログは引っ越しました! 新しい移転先はこちら(blogger)となります→ ■ 過去ログもすべて移してあります。 よろしければブックマーク、RSSリーダー、アンテナなどの変更をお願いできれば幸いです。 お手数をおかけしますが、なにとぞよろしくお願いします。 サンキュー、ココログ。 I love U more than I did when U were mine.
九龍ジョー ◆ライター/編集者 ◆とくにインタビュー仕事ばかりやっているわけではありませんが、ウェブ上にあるのは… 杉田俊介インタビュー 前田司郎インタビュー 松江哲明インタビュー 磯部涼インタビュー ◆こんなのも… 『デメキング』復刊によせて 五反田団「ふたりいる風景」 『前略、大沢遥様』 ◆管理人しております… 快楽亭ブラックの出直しブログ ◆メールはこちらまで… kowloonjoe@gmail.com テッド・チャン 『あなたの人生の物語』収録の小説。美醜失認処置、通称“カリー”という手法が実用化した近未来の話。カリーとは、統覚的失認というよりも、連想的失認と呼ばれるものに近い。つまり、この処置は、個人の視覚に干渉するわけではなく、自分の目で見たものを認識する能力に干渉する。美醜失認処置(カリーアグノシア)を受けた人間は、人びとの顔を完全に認識することができる。とがったあごと後
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