★★★ 親鸞学徒の私たちが 朝夕の勤行で、 『正信偈』 の次に 拝読するのが 『御文章』 ですね。 『御文(おふみ)』 とも いわれます。 ★★★ 『御文章』は、 約500年前、 浄土真宗の中興・蓮如上人 が書かれたお手紙です。 蓮如上人は、何頭もの俊馬を乗り継ぎ、 全国津々浦々に、 親鸞聖人の み教えを伝えられました。 ★★★ 一器の水を一器に移すように 正確に、 多くの人々に親鸞聖人の教えを弘められた、 そのことで 蓮如上人の右に出る方は 今日までありません。 ★★★ そのご布教に大きな役割を果たしたのが、 易しい言葉で書かれた、この 『御文章』 なのです!!! 当時の人々が書き写して各地へ広め、 会合などで朗読したといわれますね。 ★★★ 『御文章』は どのようにして書かれたのでしょう。 『山科蓮署記』 (蓮如上人の法語や言行を記したもの) には こう記されています。 「