ラズベリーパイ財団からRaspberry Pi Picoが発表されました。 このRaspberry Pi Picoは、RP2040というマイコンを使ったボードになっています。CPUがマイコンという意味では、これまでのRaspberry Pi シリーズとは全く違うボードです。STMicroのSTM32シリーズに対するNucleoやDiscoveryなどのボードが出ているのと同じように、RP2040に対する評価ボードとして Raspberry Pi Picoが用意されているという風に考えると良いかと思います。 このRaspberry Pi Picoの一つの特徴が、ドキュメントが大変整備されているということです。RP2040のドキュメントは600ページ以上のものが公開されています。Raspberry PiのチップであるBCM2835のドキュメントは200ページ余りで、しかもバグだらけでしたから、