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1.郷土資料室の歴史・植物の辺りを見る。『蒲郡風土記』『蒲郡市三十年史』『蒲郡市誌』には記述なし。『四季旬報 平成10~12年』No.164平成11年10月下旬号より、一昔前まではよく食べたとの記述あり。アカマツは以前は随所にあったらしい。 2.価格・統計を考えてみるが載っている資料がみつからない。 3.ちくわ=ガマサで考えてみる。資料はないので、ホームページをみてみる。ちくわ作りは江戸末より豊橋ではじまり、昭和21年頃蒲郡でもはじまった。 4.いつ松が枯れマツタケが取れなくなったのか考えた。『奥三河自然讃歌』p36より、「十五年前、赤松が手ごろに生えてはいた」との記述あり。その翌年ごろから松枯れが一気に広がったとのこと。記事は平成9年秋のものなので、松枯れは昭和57年頃から始まったのではないかと推察できる。 5.4まで利用者に報告。その後、西宝民報(蒲郡新聞の前身)を見る機会があり、その
「豆腐の角で頭をぶつけて死んじまえ」の豆腐のとは、玄関先の門の両側にある上部の四角形の積み石の事だと 以前聞いた事があり、色々調べて見ましたがそれらしい記事を見つける事が叶いませんでした。関連する資料はあるでしょうか。 『日本国語大辞典 第9巻』日本国語大辞典第二版編集委員会、小学館国語辞典編集部編 小学館 2001 p.1035「とうふの角へ頭をぶつけて死ぬ」の項に、「ふがいない者をののしっていうことば。*落語・情死の情死(1896)〈四代目橘家円喬〉「生きて居たって生甲斐の無い身躰、豆腐の角へ頭を打付(ぶつ)けて死んで仕舞ふ方が好いんだ」」とあります。 p.1034「豆腐」の項に、食べ物の豆腐に色や形が似ていることから、「白壁の土蔵をいう、盗人仲間の隠語」とあります。 『落語演目・用語事典』稲田和浩編 日外アソシエーツ 2021 p.269「とうふのかどにあたまぶつけてしんじまえ」の項
知らないおじさんから「このはっぱ食べられるから食べても大丈夫だ。食べてみ。」と、言われて食べた。本当に食べてよかったはっぱか調べたい。(小学生) 学校から図書館まで歩いてくる途中、商工会の所に生えていたはっぱを食べたとのことで、一緒に現場を確認。 はっぱの茎の中を食べたと、実物のはっぱを教えてもらった。(おじさんが食べられるはっぱなんだよ。と、教えてくれたとのこと。) 質問者が小学生(約5名)だったので児童書を中心に調査した。 『ニューワイド学研の図鑑植物』志村隆/編集 学習研究社 2006年 470 P56「エゾノギシギシ(ヒロハギシギシ)」の項 「多年草 60~120㎝ ギシギシにくらべて大形です 帰化植物」 P5「ことばの解説」の項 「多年草 秋になると地上部分がかれて、地下けいや根が生きのこり、よく年の春になるとこれらの部分から新しい葉やくきがでてくる植物のことです。」 『散歩しな
日本図書館協会によれば、昨年度全国に市は767市あり、その内図書館を設置している市が754市です。従って図書館を設置していない市は13市で、内訳は以下の通りです。北海道 夕張(ゆうばり)市、青森県 つがる市 黒石(くろいし)市、茨城県 桜川(さくらがわ)市、栃木県足利(あしかが)市(県立の分館あり)、千葉県 富津(ふっつ)市 いすみ市、愛知県 清洲(きよす)市、兵庫県 養父(やぶ)市、大阪府 守口(もりぐち)市(「情報センター」はあり)、福岡県 宮若(みやわか)市 筑後(ちくご)市、鹿児島県 奄美(あまみ)市
孫が暗唱した宮沢賢治の『雨ニモマケズ』に、私が習った時と違う部分があった。今は違うのか。 孫は「ヒデリノトキハナミダヲナガシ」と暗唱していたが、私は「ヒドリノトキハ~」と習い、ヒドリとは日雇いの意味であると教わった覚えがある。 宮沢賢治(1896-1933)は岩手県花巻市出身の詩人であり童話作家です。 代表作のひとつである『雨ニモマケズ』は、没後に発見された手帳に書かれていたメモで、「雨ニモマケズ 風ニモマケズ」で始まり「サウイフモノニ ワタシハナリタイ」で終わる、漢字とカタカナで書かれた詩です。 手帳に書かれている文字は「ヒドリ」と読めますが、これが「ヒデリ」の誤記なのかという論争は現在も続いているようです。 主に次の3つの説があり、いまだはっきりしていないようですが、①日照りの誤記であるとするものが多いようです。 ①「ヒデリ」日照りの誤記 ②「ヒドリ」で良い。日雇い仕事のこと。 ③「ヒ
事例作成日 2020年06月30日 登録日時 2021/10/13 15:42 更新日時 2021/10/13 15:47 諸説あるようです。 江戸時代、将軍に謁見できない「御目見(おめみえ)以下」である御家人のことをからかって、 旗本の子が「以下」と言ったことに対して、御家人の子が「タコ」と言い返したことからきた、 という説などが確認できました。 1 「以下」に対して「タコ」と言い返したことからきたという説について 下記(1)の図書に詳しく書かれていました。 「タコ」と言い返した話の出典は(2)のようです。 また(4)にも類似したエピソードが載っています。 (1)『知って合点江戸ことば 文春新書』 大野敏明/著 文藝春秋 2000.12 p.32~35 似ていなくても「タコ」 「旗本の子どもたちは御家人の子どもたちをからかって「以下」という。」 「御家人の子どもたちも」(中略)「旗本の子
事例作成日 2024年07月06日 登録日時 2024/07/06 17:01 更新日時 2024/07/17 16:11 出典としては『逸周書、寤儆解』 『韓非子 難勢』の二つがあげられます。 ①『故事成語名言大辞典』(『鎌田 正/著 米山 寅太郎/著 大修館書店 1988年) P941「虎に翼:虎のために翼をつける。荒々しく残忍なものに、さらに威力をつけ加えるたとえ。 鬼に金棒。→「虎の為に翼を傅(つ)くること毋(な)かれ」参照。 P941-942「虎の為に翼を傅(つ)くること毋(な)かれ」を見る。 「ただでさえ鋭い爪と牙を持つ虎に、そのうえ、空を自由に飛べる翼をつける ようなことはするな。強悪なる勢力がある者に、さらに勢力を付け加えるような ことはしてはならないというたとえ。◇虎に翼 『韓非子』の難勢編に見える『逸周書』より引用とある。 ②『大漢和辞典 巻9 修訂版 缶部…虍部』(諸
「対馬語」について知りたい。戦前の平凡社の百科事典の見出し語で見たと思う。解説にハングルの綴字表のような図版があった。 対馬に伝わると阿比留文字についての解説として、下記資料をご案内。 1.「日本神代文字 : 古代和字総覧」 吾郷清彦/著 大陸書房,1975 2.「神代文字の謎」 藤芳 義男/著 桃源社,1976 3.「古代史の鍵・対馬」 永留 久恵/著 大和書房,1994.4 1.『言語学大事典』『日本語百科大事典』に記述なし。 2.Googleの検索エンジンにて、”対馬 ハングル”と検索すると、「阿比留文字」が多数ヒット。 日本の古代文字であり、ハングルに酷似。 3.『日本国語大辞典』で、あひる‐もじ【阿比留文字】を確認。 「古代、漢字の渡来以前にすでに存在していたという神代文字の一つ。~対馬国卜部阿比留氏に伝わったとされる~」との記載あり。 4.当館所蔵資料の中から、阿比留文字関
「水族館へ行こう!」(エムピージェー 2018)p135-136「チンアナゴ」に、「イヌの狆(ちん)に似ているから」「顔だちが似ていることから名づけられたとされている」とある。 「まるごと海の生きもの」(学研教育出版 2013)p159「チンアナゴ」に、「狆穴子」「顔が犬の狆に似ていることからこの名がついた」とある。 「飼い主のための犬種図鑑ベスト185」(主婦の友社 2018)p86-87「狆」に、カラー写真3枚があり、顔の確認ができる。 (美原図書館) NDC 脊椎動物 (487 8版) 参考資料 月刊アクアライフ編集部編 , アクアライフ編集部. 水族館へ行こう! : おもしろいきものポケット図鑑. エムピージェー, 2018. https://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I011942588-00 , ISBN 9784904837641 木村義志
事例作成日 2020年03月01日 登録日時 2020/04/26 15:53 更新日時 2020/05/28 13:04 今回のおすすめはこちらの5冊。 ご興味のある事柄から選ばせていただきました。 ・山田英春/著『風景の石パエジナ』創元社 2019年 縞模様と幾何学模様の合わさった非常に複雑な造形が「風景」を思わせるイタリアの石「パエジナ」。アルノー川周辺で採れるユニークな模様の石をタイプ別に掲載し、その魅力を伝える。アメリカや中国など世界の風景石も収録。 ・中西進/著『「旅ことば」の旅』ウェッジ 2017年 巡礼、遊子、ひだる神、高原列車、秘境駅、旅だより…。旅に関連する88のことばについて綴る。日本人にとっての「たび」の意味が見えてくる一冊。『ひととき』連載に書き下ろしを加えて単行本化。 ・竹内薫/著『ノーベル賞受賞日本人科学者21人こころに響く言葉』悟空出版 2019年 「一日生
分類<019(読書、読書法)>の棚をブラウジングした。 (読みたい本を更に増やしてしまうかもしれないが、)読書法に関する資料を、積読に触れているものを中心に紹介する。 (1)本を速く読む方法・通読しなくてもいいという意見 資料1 『超速読力』 「超速読力」とは、本や書類を見た瞬間に内容を理解し、コメントを言えるという新しい力であるとし、その意義とトレーニング法について書いている。 資料2 『大学生のための速読法』 接する文献の多い大学生や大学院生のために、楽にポイントを読み取ることができる速読法を紹介している。 資料3 『読まずにすませる読書術』 読む必要のない箇所を見抜く技法や、本を読まずにすませる技法を紹介している。 資料4 『時間がない人のための即効読書術』 バスで読書する際に酔いにくい席の選び方(p.17-18)など、読書を効率化する具体的な技術を紹介している。 (2)多読や乱読な
①では、「ポルトガルから日本へやってきた」の項目では、「日本では16世紀の南蛮貿易のころにトランプの元となるものがポルトガルから輸入されたようです。ポルトガル語ではカードのことを「カルタ」というので、当時の日本でも「カルタ」とよばれていました。その後、19世紀の明治時代になると、今度は欧米流のトランプが日本でもはやりました。欧米の人がゲームをしているときに「トランプ(切り札)」といっているのを聞いた日本人が、カードそのものを「トランプ」とよぶようになったのではないかと考えられています。」と記載されている。 ②では、「室町時代に日本伝来!」の項目では、「トランプが日本につたわったのは、16世紀ごろのこと。ポルトガルの宣教師によって持ち込まれ、当時は、「南蛮かるた」と呼ばれていました。というのも、トランプは、ポルトガル語で「かるた(carta)」を意味するからです。」とあり、さらに、「ちなみに
① 『沖縄大百科事典 上 ア~ク』(沖縄大百科事典刊行事務局、沖縄タイムス社、1983) p296-297「ウチカビ(打ち紙)」の項で、「紙銭のこと。ンチャビ、アンジカビとも。一般に死後の世界の通貨と信じられ、藁や古畳などを原料に漉いた黄色紙(約30×40cm)に、槌などで叩いて銭型をつけたもの。これを焼いて祖先供養する習俗は中国起源で、台湾・香港にもあるが、奄美にはない。」とある。 ② 『目でみる沖縄の民俗とそのルーツ』(窪 徳忠、沖縄出版、1990) p75-83「八、紙銭」の項で、中国・台湾などでの紙銭等も含めて詳しい記述を確認できる。 その中で、p80-82「沖縄県の人たちは、彼岸やお盆、もしくは祖先のご命日、その他の祀りのときには、必ず紙銭を焼きます。(略)いまは店から買ってきますが、以前は紙を買って、主に子供が家で穴あき銭の型を打つのが一般的だったので、ウチカビなどというわけで
(1)日本国語大辞典で、まず「壱」をひいてみたところ、”【壱=壹】大字として、数の一に代用する”とあり。 (2)”大字”を複数の国語辞典でひき、壱から拾まで記載がある資料を紹介。 (3)金額を記載する時の文字として使う場合の考え方については、日本語の事典、書類の書き方の事典などを調べる。 NDC 日本語 (81 8版) 参考資料 (1)『日本国語大辞典 第1巻』(小学館・2000)|R813.1/ニ/1 (2)『広辞苑』(岩波書店・1998)|R813.1/コ (3)『大辞林』(三省堂・2006)|R813.1/タ (4)『日本語事典』(東京堂出版・1992)|R810.33/ノ (5)『事典日本の文字』(大修館書店・1985)|R811/シ (6)『便利な書類の書き方事典』(三省堂・1993)|R816.4/タ キーワード 大字 壱 弐 参 拾 照会先 寄与者 備考 その他、ビジネスマナ
日本には法律で定められた国花はないが、一般にはサクラないしキクが日本を表徴する花として用いられている。 いけばなの伝書には「昔は花といえば梅のことであったが、時代が下ると桜を花というようになった」と書かれている。 『世界大百科事典 10 改訂新版 コウフ-コン』 『サクラの文化誌』 『日本文化のかたち百科』 以上を提供し、複写していかれた。 以下にも「国花」の項があった。 『ブリタニカ国際大百科事典 7 コウキ-コモ』 『日本大百科全書 9 2版 こうは-さう』 レファレンス協同データベース(https://crd.ndl.go.jp/reference/ 2024/01/23 最終確認)にてキーワード“国花 日本”で検索したところ、以下の事例が見つかった。 埼玉県立久喜図書館 の『日本の国花はサクラということらしいが、正式な指定を受けたのか。また、いつ、何によってか。』 ([転記用URL
ご質問の内容と若干異なりますが、織田信長・豊臣秀吉と尾張出身者が二代続いたことにより、京都の言葉が尾張の方言と混ざって変化したとする史料(『名古屋方言の研究』p.9-10に引用あり)があります。 また、『東京語の歴史』p.105によると、江戸の町ができた当初、その住民の中核は伊勢・上方などの関西方面からの移住者であったため、“江戸初期には「上方語」が通語として用いられ、日常生活のうえで重要なコミュニケーションの具であった”とあることから、江戸初期には尾張の方言と混ざった上方語が共通語として使用されていたと考えてよいのではないでしょうか。 尾張方言ということから郷土資料コーナーで調べ、『名古屋方言の研究』が見つかりました。同書には「徒然草慰草」と「東雅」が引用されていました。 引用されていた史料を確認すると、「徒然草慰草」の日本古典籍総合目録データベースでの統一書名は「なくさみ草」(松永貞徳
ギリシャ神話のパンドラの箱について、「箱ではなく壺だった」「壺は2個あった(確か一つは禍いで一つは幸福)」という話が載っている本を探している。 「箱ではなく壺だった」 『仕事と日』(岩波文庫) pp.16-24に「パンドーレーの物語」があり、pp.22-23に、「ところが女はその手で甕の大蓋をあけて、甕の中身をまき散らし、人間に様々な苦難を招いてしまった。」との記述あり。 ヘーシオドスによる『仕事と日』はパンドラについて書かれた最古の物語と言われており、「箱ではなく元々は甕(壺)であった」と言える。 『時間を忘れるほど面白い「世界の神話」』(三笠書房)pp.30-31 『世界神話伝説大事典』(勉誠出版)p.803 上記2つの資料にも「箱ではなく壺であった」ことや「箱は壺の誤訳」であることの記載あり。 「壺は2個あった(確か一つは禍いで一つは幸福)」 『イーリアス』(富山房)p.1137 「
数を表す際の表現である何割「強」や「弱」といった強弱の表現は厳密にどのような場合使われるか。 例えば、21.3%や19.8%を約2割を言うことがあるが、23.4%なら2割強、18.9%なら2割弱と言う、といった「何.何%なら強(弱)を使う」というような判断基準があるのか。また、何割「超」の「超」は強弱のように対になる表現があるのか。 数の接尾語として強や弱を使う際の明確な基準は見当たらなかった。また、数の接尾語としての「超」に対になる表現は「未満」とする資料があった。 資料1『日本国語大辞典 第2版 第4巻』 p390「強」の項に、「ある数の端数を切りすてたとき、示す数字よりは少しあまりがあることを示すために数字のあとに付けて用いる。⇔弱。」とある。 資料2『日本国語大辞典 第2版 第6巻』 p1094「弱」の項に、「ある数の端数を切り上げたとき、示す数よりは少し、不足があることをいうため
外務省記録「各国国名及地名称呼関係雑件」のなかに、1930年(昭和5年)10月に、浜口雄幸内閣が中国の呼称を常則として「中華民国」とするとの閣議決定を行った際の記録が残されています。 この閣議決定が行われるまで、日本政府は、条約や国書を除いて中国を「支那」と呼称するとの閣議決定(1913年6月)に基づき、中国の呼称として通例「支那」を使用していました。しかし、中国は侮蔑的なニュアンスの強い「支那」という呼称を好まず、「中華民国」を用いるよう求めていました。たとえば、中国国民政府文書局長であった楊煕績は、1930年5月に日本と中国との間で結ばれた関税協定において、日本が条文中に「支那」という字句を使用した事を批判し、「今後日本側カ重ネテ斯ノ如キ無礼ノ字句ヲ使用スルトキハ我方ハ之ヲ返附スルト共ニ厳シク詰責シ以テ国家ヲ辱シメサルコトヲ期スヘシ」と論じていました。 こうした中国官民の感情に配慮して
Twitterにおいて、フォロワーに皮肉を言われたり、批判を受けて苦しい時に楽になれる対処法や考え方について学べる本が知りたい。 (1)対処法について ①対処法の書かれた本 ・『サイト別ネット中傷・炎上対応マニュアル』 第3版 清水/陽平?著 弘文堂 2020.1(007.3/シミ サ) ・『インターネットにおける誹謗中傷法的対策マニュアル』 第3版 中澤/佑一?著 中央経済社 2019.9(007.3/ナカ イ) いずれも、インターネット上の誹謗中傷の削除依頼や開示請求を行えることが明記されており、Twitterのウェブフォームからの削除要求の方法が記されています。 ②相談窓口について ・『インターネットと人権侵害』佐藤/佳弘?著 武蔵野大学出版会 2016.2(007.3/サト イ)附録に、 「◎常設相談(みんなの人権110番 0570-003-110) 最寄りの法務局につながる。相
事例作成日 2023年05月26日 登録日時 2023/08/03 10:52 更新日時 2023/08/03 10:53 調査の結果、以下の資料が見つかりました。 1923(大正12)年11月28日 第1審公判開始 【資料1】「国家を憂へて 遂に殺人をしました 福田村事件の公判」(『東京日日新聞(房総版)』1923(大正12)年11月29日)p5 取り調べの内容などが記載されています。 【資料2】「千葉県下の九人殺し 求刑 懲役十五年以下の極刑」(『東京日日新聞』1923(大正12)年11月29日)p7 公判の求刑内容が記載されています。 【資料3】「千葉県下の誤殺事件の公判 罪なき九名の家族を利根川に投じた」(『東京日日新聞』1923(大正12)年11月29日 夕刊)p2 9名が朝鮮人と間違えられ惨殺された事件の公判が千葉地方裁判所で開かれ、福田、田中両村の有志が多数押しかけたことを報
【資料1】の情報を元に少し高めですねと回答。 補足として【資料2】 なお、この日は雨模様で気温は30度もなかった。 ※ この時期はコロナ禍のためレファレンス室は閉鎖し電話のみ受付、一般カウンターは貸出可能資料を当日取り置きと予約の貸出のみで来館をできるだけお控えいただいていた。そのため、通常時とは異なる、①資料を利用者にできるだけ直接提供しないが②求められたときのために貸出不可の資料をできるだけ使用しないという方針で回答を行っている。(2023/5記) 【資料1】『エアコン1台で心地よい家をつくる方法』エクスナレッジ,2013(528.2/エ) p.16「一般的に快適とされる湿度は40~60%」 【資料2】『人間の許容限界事典』新装版 朝倉書店,2015年(R490.3/ニ) p.819 11.5高温と湿度>a.発汗と湿度「湿度が85%の場合では、蒸発による放熱は気温34℃付近で最高となり
1.国語辞典を調査。 ※次の国語辞典類には「なるへそ」の項はなかった。 ・『日本国語大辞典 第2版 全13巻別巻1』(小学館 2000-2002年) ・『広辞苑 第7版』(新村 出/編 岩波書店 2018年)〈資料番号0107182958〉 ・『新明解国語辞典 第8版』(山田 忠雄/編 三省堂 2020年)〈資料番号0107533077〉 2.俗語事典等を調査 ・『日本俗語大辞典』(米川 明彦/編 東京堂出版 2003年)〈資料番号0104906821〉p.458には「なるへそ」の項目があり、「納得・同感の気持ちを表す「なるほど」のふざけた言い換え。「ほど」は「へそ」のことなのでこう言う」とある。 ※次のものには掲載がなかった。 ・『俗語大辞典(辞典叢書)』(堀籠 美善/編 東出版 1995年)〈資料番号0103991360〉大正6年刊の復刻 ・『俗語百科事典』(米川 明彦/著 朝倉書店
酒井忠次の得意芸「えびすくい」についての資料を紹介してほしい。「えびすくい」の歴史、どういう風に始まったものなのか、いつ頃、目的、どんな時に踊っていたのかなどを知りたい。 【資料1】天正14年(1586)、家康が北条氏政を訪ねたときの酒宴で「忠次が海老すくいを踊った」との逸話があると記載あり。 【資料2】【資料1】と同様の内容で、どじょうすくいを彷彿とさせる珍妙な御座敷芸とのこと。また、新潟県に「綾子舞」の狂言のひとつとして「海老すくい」が伝わっているとの紹介あり。 【資料3】天正3年(1575)、三方ヶ原の一戦に敗れ、また甲州軍が来襲し元気を失くしている諸将を前に、家康は酒井忠次に海老すくいの踊りを命令した。滑稽な踊りで、家康は家臣たちを陰から陽へ転換させたと記載あり。 【資料4】天正3年長篠決戦前夜、忠次の報告に喜んだ信長が酒宴でエビ踊りを命じ、大いに気をよくしたと記載あり。 【資料5
「世界線」を自館の国語辞典等で探したが、収録されていなかった。 次にインターネットで検索すると、「コトバンク」では物理学用語として説明されていたが、事前調査事項の歌詞で使われている語義とは違うように思われた。 一方、「ニコニコ大百科」には「シュタインズ・ゲート」との関連が記載され、作品中での定義が説明されており、歌詞中での使われ方から見てこのサイトの説明が近いように思われた。 また、インターネットでOfficial髭男dism「Pretender」と「シュタインズ・ゲート」の関わりについて検索したところ、「歌ネット」に掲載された作詞者・藤原聡氏のインタビュー記事の中で「シュタインズ・ゲート」からインスピレーションを受けた旨が語られていた。 他の情報源を探すため「世界線 辞典」で検索すると、『三省堂国語辞典 第八版』の公式サイトで新語の例の中に「世界線」があること、「絵本ナビ」のサイトにて『
1.CA1637 - 日本における漫画の保存と利用 / 内記 稔夫,秋田 孝宏(カレントアウェアネスNo.293 2007年9月20日) (https://current.ndl.go.jp/ca1637)には、 「長い間漫画は「低俗なもの,単なる娯楽」と位置付けられていたため,計画的かつ体系的な収集保存がなされていないのが実情である。」とあります。 2.図書館資料としてのマンガの現状と課題 村木美紀 (2010年11月 秋季研究発表会)(日本出版学会) (https://www.shuppan.jp/reports/shukikenkyu/2011/01/31/392/#:~:text=%E6%9C%AC%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%81%A7%E3%81%AF%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E9%A4%A8,%E3%81%84%E3%81%8F%E3%81%B9%E
新潟県の翡翠が沖縄でも出土したと聞いた。いつ頃のものか、またルートや手段など、当時どのような交流があったのか知りたい。 沖縄県内の翡翠製品は、縄文時代後期末から弥生時代初頭の遺跡からの出土品で、九州地域に分布する玉類の多くのもとは異なる別の流通・消費ルートであった可能性がある。 以下の資料を案内した。 ① 『南島考古 第26号』(沖縄考古学会/[編] 沖縄考古学会 2007.3) p65-80「南西諸島出土のヒスイ製品」(新里 貴之/著)より p66 「図1 ヒスイ製品出土遺跡分布図」の中に沖縄県内8カ所の遺跡(西長浜原遺跡、吹出原遺跡、木綿原遺跡、クマヤー洞穴遺跡、伊礼原A遺跡、城間古墓群、兼城上原第2遺跡、高嶺遺跡)の記載がある。 p67 「沖縄県域出土の製品は、北陸外の地域(九州・種子島)で再製作された可能性がある…移動ルートについては…九州西岸搬入ルートの可能性について示唆している
『衣食住語源辞典』p.55,57 「おにぎり」の項に「携帯や分配を容易にするために適当量を握り固めた飯。握り飯、おむすびともいう。」と記載されています。 「おむすび」の項にも同様の記述があり、加えて「おにぎり・握り飯を意味する女房詞である。」とあります。語源解説に「お結びは、おにぎりや握り飯に比べ、表現の仕方が婉曲的なので、いくぶん丁寧な語感がある。寿司にニギリはあるが、ムスビはない。ニギリは上等で、ムスビは飯だけの粗末な食事という響きがある。」と記載されています。 『日本国語大辞典 第3巻、第4巻』p.48,698 どちらの語も「にぎりめし(握飯)の丁寧語」と記載されています。「おにぎり」については、「もと、女性・子どもの語」の一文もあります。
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