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衝撃の宇宙没入体験をIMAXで!IMAX(R) is a registered trademark of IMAX Corporation. (C)2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures. All Rights Reserved.クリストファー・ノーラン監督の代表作のひとつ「インターステラー」(14)が公開10周年を記念して、11月22日からIMAXで期間限定で再上映されることが決定した。 第二次世界大戦下、世界の運命を握った実在の天才科学者の栄光と没落の生涯を彼の心の時間軸を通して描き、第96回アカデミー賞作品賞・監督賞を含む最多7部門を受賞した「オッペンハイマー」。時間を“逆行”させ、未来に勃発する第三次世界大戦を防ぐために奔走するタイムサスペンス「TENET テネット」。夢の中の迷宮を舞台に企業スパイた
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(C)1985 Universal City Studios, Inc. All Rights Reserved10月26日は、大ヒットSFアドベンチャー「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の主人公・マーティがタイムマシンの実験を行った日だ。このほど、このアニバーサリーの日を含む10月25日から「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が1週間限定されることがわかった。一部劇場では「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3」も上映される。 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は、マーティ(マイケル・J・フォックス)、歳の離れた親友で科学者のドク(クリストファー・ロイド)が、デロリアンで過去や未来にタイムスリップする傑作SFアドベンチャー。1985年に1作目が公開され大ヒット。全米で“フューチャー”現象と呼ばれる一大ブーム
また、アメコミを原作とした作品にもかかわらず、2019年の第92回アカデミー賞では、「作品賞」「監督賞」「主演男優賞」「脚色賞」など最多11部門にノミネートされたのです! そして、ジョーカー役のホアキン・フェニックスが「主演男優賞」に輝きました。 「ジョーカー」の成功の要因に、圧倒的なリアリティーがあります。 ある意味で荒唐無稽なアメコミの作品を、生身の人間が圧倒的な演技力で体現してみせたのです。 (C) & TM DC (C) 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reservedそして、「ジョーカー2」では、物語を発展させるために「ミュージカル」的なシーンを加える手法で作られています。 本来的には、この「ミュージカル」的なシーンは、妙案と言えます。 というのも、主役のホアキン・フェニックスは歌がとても上手いからです。 「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」
“家族”という他者との20年にわたる対話の記録(C)2024動画工房ぞうしま面倒見がよく優秀な姉に統合失調症の症状が現れた。父と母は玄関に南京錠をかけ、彼女を閉じ込めた――家族という他者との20年にわたる対話の記録をとらえたドキュメンタリー映画「どうすればよかったか?」が、12月7日からポレポレ東中野ほか全国順次公開される。 本作は、統合失調症の症状が現れた姉と、彼女を精神科の受診から遠ざけた両親を、弟である監督自身が記録していく。カメラを通した家族との対話は20年に及び、“どうすればよかったか?” という正解のない問いが容赦なく響きつづける破格のドキュメンタリーとなっている。山形国際ドキュメンタリー映画祭2023や、座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル2024で上映されるやいなや大きな話題となり、劇場公開を待ち望む声も多く聞かれた作品だ。 (C)2024動画工房ぞうしま面倒見がよく、
ホーム > 作品情報 > 映画「HAPPYEND」 > インタビュー > なぜ日本人のアーティストは政治的な発言をしないのか――金子文子からもインスピレーション「HAPPYEND」空音央監督 なぜ日本人のアーティストは政治的な発言をしないのか――金子文子からもインスピレーション「HAPPYEND」空音央監督空音央監督(C)佐藤久理子 2023年、坂本龍一の最後の演奏を収めたドキュメンタリー、「Ryuichi Sakamoto | Opus」のワールドプレミアで、ベネチア国際映画祭の地を踏んでから、わずか1年後。念願の初長編フィクション「HAPPYEND」で、再びベネチアの地を踏んだ空音央監督は、終映後、キャスト陣とともに満場の拍手で迎えられた。彼が胸にパレスチナの旗と「フリー・パレスチナ」と書いたワッペンを付け、「ケフィエ」と呼ばれる伝統的なパレスチナのスカーフをつけて登壇すると、観客席か
本作は、2011年6月23日に不慮の事故でこの世を去ったポエトリーラッパー「不可思議/wonderboy」の代表曲の1つ「世界征服やめた」に強く影響を受けた北村が脚本を書き下ろし、自らメガホンをとった短編映画。 不可思議/wonderboy独特な言葉のセンスとパフォーマンスで注目を浴びた「不可思議/wonderboy」は、11年に日本を代表する詩人・谷川俊太郎と共演し、本人許諾で「生きる」を音源化。しかし、1stアルバムを発表後に不慮の事故に遭い、24歳で死去した。 北村は、「学生時代の僕は、正直絶望していた。自分にとって未来が光あるものに思えなかった。そんな中出会ったのが、ポエトリーリーディングという音楽ジャンル。中でも不可思議/wonderboyさんでした」とその出会いを振り返る。 そして、「不可思議/wonderboy さんを知った頃には、彼はもう亡くなっていました。悲しかったんです
原作の味わいを感じるスチル写真(C)石黒正数・徳間書店/映画『ネムルバカ』製作委員会人気漫画家・石黒正数氏による傑作青春漫画「ネムルバカ」の実写映画化が、久保史緒里(乃木坂46)と平祐奈の主演で決定した。「ベイビーわるきゅーれ」シリーズで知られる阪元裕吾がメガホンをとる。超ティザー映像(https://youtu.be/aBqjz0f6dx4)と、スチル写真が披露された。 原作は、「それでも町は廻っている」「天国大魔境」といった大ヒット作で知られる石黒正数による同名コミック。2008年に発売され、1巻完結の漫画であるものの、今なお新たな読者を増やし続けているロングセラー作品だ。この傑作青春漫画を映画「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」(9月27日公開)も控える阪元監督が実写映画化。本作で初めて原作がある作品の映画化に挑戦することとになった阪元監督は、「漫画を映画化するという行為はとてつも
9月15日が50歳の誕生日硬軟自在に役を生きる俳優・井浦新が、本日9月15日に50歳の誕生日を迎えた。今や映画界だけでなく、テレビドラマでも欠かすことのできない存在となった井浦だが、かつてはARATA名義でモデルとして活躍していた時期を覚えている人もいるだろう。是枝裕和監督作「ワンダフルライフ」(1999)で俳優デビューを果たしてから現在に至るまでの軌跡を井浦が思い入れたっぷりに語り尽くした。(取材・文/大塚史貴、写真/間庭裕基) 【目次】 ■是枝裕和監督が映画の世界へ導いてくれてから四半世紀 ■「俳優です」とずっと言えない状況だった ■一度は「自分は向いていないのでは?」と背を向けたが…… ■「50歳」の実感 ■12年前、箱根で見せた清々しい笑顔 ■是枝裕和監督と若松孝二監督からの教え ■「新、おまえは自分の可能性を狭めている。映画館を満席にできる俳優になれ!」 ■「アンナチュラル」で飛
柳楽優弥(右)と黒島結菜(左)乃木坂太郎氏による大ヒット漫画を映画化したサスペンス映画「夏目アラタの結婚」(9月6日公開)で、“死刑囚に結婚を申し込む男”&“日本で最も有名な死刑囚”として共演を果たした柳楽優弥と黒島結菜。面会室のアクリル越しでスリリングなやり取りを披露し、刺激的で特別な2人の関係性を見事に体現している。2014年放送のドラマ「アオイホノオ」以来、約10年ぶりに共演した柳楽と黒島が、再会がもたらしたものや、“究極の愛”について語り合った。(取材・文/成田おり枝、写真/間庭裕基)
誰? でもよく見ると……1979年の傑作「エイリアン」の“その後の物語”を、巨匠リドリー・スコットの製作で映画化した「エイリアン ロムルス」の公開直前イベントが9月5日にユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、タイラー役の石川界人、ケイ役の内田真礼、ナヴァロ役のファイルーズあいら本作の吹き替え声優陣、大のエイリアン好きである研ナオコ、カズレーザーも来場した。 「ドント・ブリーズ」のフェデ・アルバレスがメガホンをとり、リドリー・スコットが製作を手がけた本作は、人生の行き場を失った6人の若者たちが、逃げ場のない宇宙空間で、次々と襲い来るエイリアンに翻弄(ほんろう)され、極限状態に追い詰められていくさまを描くSFサバイバルスリラー。 イベント途中では、エイリアンのフルメイクアップを施した研が登場し、会場を驚がくさせるひと幕も。このメイクには3時間かかったそうだが、「なぜこのメイクをやりたかったのか?」
対談した山田尚子監督と新海誠監督「けいおん!」「映画 聲の形」「リズと青い鳥」「平家物語」等で知られる山田尚子監督が、オリジナル劇場アニメーション映画を創り上げた。人が色で見えるトツ子と才色兼備のきみ、音楽好きのルイの3人がバンドを組む「きみの色」(8月30日公開)だ。公開に先立ち、「君の名は。」「天気の子」「すずめの戸締まり」の新海誠監督との特別対談が実現。独自の“色”を持つふたりが、創作論から監督ならではの悩みに至るまで、とことん語り合った。(取材・文/SYO、編集/大塚史貴) 新海:僕が最初に山田さんの作品に触れたのは「けいおん!」でした。社会的に大ヒットした作品ですが、アニメーションそのものの新しさや面白さ、楽しさ、可愛さすべてが当時衝撃で「キャリアや世代がかけ離れているような、自分から遠い人が作っているといいな」と思っていたんです。自分と全く違う属性の人が作っているなら耐えられる
解説 現代の時代劇撮影所にタイムスリップした幕末の侍が時代劇の斬られ役として奮闘する姿を描いた時代劇コメディ。 幕末の京都。会津藩士の高坂新左衛門は家老から長州藩士を討つよう密命を受けるが、標的の男と刃を交えた瞬間、落雷によって気を失ってしまう。目を覚ますと、そこは現代の時代劇撮影所だった。新左衛門は行く先々で騒動を起こしながら、江戸幕府が140年前に滅んだことを知り、がく然とする。一度は死を覚悟する新左衛門だったが、心優しい人たちに助けられ、生きる気力を取り戻していく。やがて彼は磨き上げた剣の腕だけを頼りに撮影所の門を叩き、斬られ役として生きていくことを決意する。 テレビドラマ「剣客商売」シリーズなど数々の時代劇に出演してきた山口馬木也が主演を務め、冨家ノリマサ、沙倉ゆうのが共演。「ごはん」「拳銃と目玉焼」の安田淳一が監督・脚本を手がけ、自主制作作品でありながら東映京都撮影所の特別協力に
南家こうじの功績を語ったかねひさ和哉氏(右)と田中大裕氏広島市で8月18日まで開催されたアニメーション芸術の祭典「ひろしまアニメーションシーズン2024(HAS)」で、伝説のアニメーション作家・南家こうじの功績を振り返る上映とトークショーが行われた。 南家氏は、1971年竜の子プロダクション(現タツノコプロ)の仕上げ部門に入社し、特殊効果を担当したのちアニメーターに転身。1974年に竜の子プロダクション退社以降はフリーランスで「うる星やつら」や「らんま1/2 熱闘編」など数多くの話題作でクレジットタイトルを担当した。 アニメーションと音の緊密なシンクロ、洗練された抽象的なパターン、多彩な技法や画材の導入といった独創的な表現が特徴的な作家だ。本映画祭では特に2024年現在、番組史上最も多くの楽曲を手がけたNHK「みんなのうた」の中から「上級生」「ママが白鳥だった日」「ぼくとディジャヴ」「僕は
AIスタートアップのNarrativと画期的な契約Photo by Mario Tama/Getty Images米俳優組合(SAG-AFTRA)が、AIスタートアップのNarrativと画期的な契約を結んだことを明らかにしたと、米Deadlineが報じている。俳優のAI音声合成における権利を守りつつ、倫理的な利用を可能にする新たな基準を定めるもので、AIをめぐる労使交渉のモデルケースになりそうだ。 Narrativは、広告主向けに音声AIを活用した広告制作プラットフォームを提供するスタートアップだ。俳優があらかじめ音声合成の利用条件を登録しておき、広告主とマッチングする仕組み。AIを使って手軽に音声付き広告が作れる一方、出演料に相当する利用料が俳優に支払われるため、双方にメリットがある。 その際、Narrativは俳優の事前同意と公正な報酬の支払いを保証。俳優が希望条件を細かく指定し、個
「ルックバック」が大ヒット中の押山清高監督広島市で開催中のアニメーション芸術の祭典「ひろしまアニメーションシーズン2024(HAS)」でクリエイター志望者向けのプレゼンテーション「メイキング・オブ・『ルックバック』」が8月17日開催され、アニメーション映画「ルックバック」監督の押山清高が来場。「tampen.jp」編集長で、新千歳空港国際アニメーション映画祭のプログラムアドバイザーの田中大裕氏が聞き手を務め、押山監督が自身のキャリアや「ルックバック」制作の舞台裏を語った。 (C)藤本タツキ/集英社 (C)2024「ルックバック」製作委員会原作は「チェンソーマン」で知られる藤本タツキ氏が、ウェブ漫画サイト「少年ジャンプ+」で2021年に発表した長編読み切り漫画。小学4年生の少女・藤野と京本が、タッグを組んで漫画家を目指していくが、高校卒業を期にたもとを分かった2人に悲劇が訪れる。劇場アニメ版
ホーム > 映画ニュース > 2024年7月10日 > 主演・監督・脚本:松重豊!「劇映画 孤独のグルメ」2025年1月10日全国公開 ストーリーは“大盛り”な内容に 会見にたったひとり“孤独”に登壇した松重豊テレビ東京開局60周年特別企画として、人気ドラマ「孤独のグルメ」の劇映画化が決定。俳優の松重豊が主演に加えて、監督・脚本も務めることが7月10日、都内で行われた製作発表会見で明らかになった。タイトルは「劇映画 孤独のグルメ」で、2025年1月10日に全国公開。放送開始から12年、主人公の井之頭五郎を演じ、「孤独のグルメ」を知り尽くした松重が、監督・脚本(田口佳宏氏との共同脚本)に初挑戦し、スクリーン越しにファンの腹を減らせる。 会見にたったひとり“孤独”に登壇した松重は、「(ドラマ放送が)シーズン10という転換期を迎えて、これからどうするのかというタイミングだった。スタッフの人材も立
超高速で映画化(C)2024 チームオクヤマ 石丸伸二氏をモデルとした劇映画「掟」が、8月30日公開される。ポスタービジュアル、予告編、場面写真が披露された。 進行形の日本の現実に密着した政治エンタメ映画。石丸伸二氏をモデルとした主人公、高村誠也が市長選挙に立候補することを決意したところから映画は始まり、そこからは現実と並走した「フィクション」と謳い、人間と政治を深堀りしたブラックユーモア溢れる物語となっている。 本作企画が立ち上がり検討に入ったのが3月。安芸高田市の石丸伸二市長をモデルとした劇団トラッシュマスターズの2月公演「掟」の脚本を映画プロデューサー奥山和由が目にしたことから構想がスタート。演出家、中津留章仁による原作戯曲の政治に対する深い洞察力を持った鋭い表現に惹かれたという。映画の脚本・監督も中津留が担当した。 ブラックユーモアに溢れるエンタテインメントとして成立しているこの脚
自らの思いを真摯に語った奈緒男女間の性の格差を描いて反響を呼んだ鳥飼茜氏の同名漫画を実写映画化した「先生の白い嘘」の初日舞台挨拶が7月5日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、奈緒、猪狩蒼弥、三吉彩花、風間俊介、三木康一郎監督が出席した。 自らの性に対して抱える矛盾した感情や、男女間に存在する性の格差に向き合う女性の姿を通して、人の根底にある醜さと美しさを描き出した本作。俳優側がインティマシー・コーディネーター(映画、ドラマの性的なシーンで制作側の意図を的確に俳優に伝え、演じる俳優を身体的、精神的に守りサポートするコーディネーター)の要望があったにも関わらず、監督側が直接的なコミュニケーションをとっていたことが、オンラインメディアのインタビューで明らかになり、SNSを中心に炎上騒動となっていた。 舞台挨拶前にプロデューサーが登壇。製作委員会のコメントとして「本作の製作にあたり、出演者からインテ
主要キャラクターを映した場面写真3点を世界初解禁(C) 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.フランスで開催中のアニメーション映画祭「アヌシー国際アニメーション映画祭」にて6月11日(現地時間)、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ初となるオリジナル長編アニメーション映画「THE LORD OF THE RINGS:THE WAR OF THE ROHIRRIM(原題)」の記者会見が行われ、世界初となる映像と、主人公のヘラ王女ほかキャラクターを映した場面写真3点がお披露目された。 「攻殻機動隊 SAC_2045」シリーズなどで知られる神山健治が監督を務め、12月に全国公開される。 本作は、J・R・R・トールキンによるファンタジー小説「指輪物語 追補編」の一部であるローハンの最強の王ヘルムについての記述をふくらませたオリジナルストーリー。「ロー
「あんのこと」は公開中(C)2023「あんのこと」製作委員会「あんのこと」(2024)は、物語の主人公である杏(河合優実)の背中から始まる。その後ろ姿はどこか力無く、自ずとわたしたちは彼女の表情を想像しはじめる。やがて、彼女の姿を正面から撮影したショットを目にすることで、彼女の絶望を確信するのだ。表情や眼差しだけでなく、全身から漂わせる言葉よりも雄弁な絶念。それは「彼女と心の中でしっかりと手を繋いで絶対に離さない」と述懐する河合優実の信念が、役に宿っていると感じさせる由縁なのだろう。あくまでも本作は実際の事件を基にしたフィクションだが、彼女が演じるのは母親から暴力を振るわれ、生活のために売春を強いられるという過酷な人生を歩んできた21歳の女性。杏に対する演技アプローチには、モデルとなった女性への敬意を感じさせるのである。河合優実は「ナミビアの砂漠」(2024)などの演技と併せて、本年度の演
「超電磁マシーン ボルテスV」が熱狂的な支持を受けているフィリピンで実写化!(C)TOEI Co. Ltd, Telesuccess All Rights Reservedテレビアニメ「超電磁マシーン ボルテスV(ファイブ)」を、熱狂的な支持を受けているフィリピンで実写化した「Voltes V:Legacy(原題)」が、「ボルテスV レガシー」の邦題で、10月18日から劇場公開されることが決定。日本の観客のためにフィリピン製作陣が用意した“超電磁編集版”でのお披露目となり、字幕版に加え、吹替版での公開も決定している。 原作アニメ「超電磁マシーン ボルテスV」は、「超電磁ロボ コン・バトラーV」に続く“長浜ロマンロボ”の第2弾として制作。“ロマン”という言葉がつくように、敵を倒すロボットアニメの爽快感に、監督・長浜忠夫はストーリー性を追加し、敵味方双方の人間ドラマ、普遍的なテーマである“家族
「帰ってきた あぶない刑事」は公開中(C)2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会オープニングのテーマソング「She's So Good」が流れると胸が高鳴り一気に“あぶ刑事”の世界へ没入させられる。日本の名作刑事ドラマは数多くあるが、こんなにも記憶と聴覚に刷り込まれている作品は他にないのではないか。それもそのはず、1986年にテレビドラマが放映開始されてから38年。連続ドラマ2本がそれぞれ平均視聴率16.7%、20.4%を記録し、1998年の「あぶない刑事フォーエヴァー TVスペシャル‘98」は25.7%をマーク。その人気は社会現象を巻き起こし、映画は第1作(1987年)からこれまでに7本製作され、総観客動員は700万人を突破、興収は98億円に到達した。この数字だけを見ても昭和、平成と時代を超えて幅広い世代を魅了し続けている、他の作品とは一線を画す刑事ドラマと言えるだろう。 横浜を
石原さとみ/ヘアメイク:猪股真衣子、スタイリスト:宮澤敬子(WHITNEY)/KEIKO MIYAZAWA(WHITNEY) 「空白」や「ヒメアノ~ル」で知られる鬼才、𠮷田恵輔監督のオリジナル新作映画「ミッシング」が、5月17日に劇場公開を迎える。幼い娘が行方不明になって3カ月。手がかりを探す夫婦とその弟、取材を行う地元テレビ局員を中心に、各々の懊悩を描いていく力作だ。主演を務める石原さとみは、7年前に𠮷田監督の作品を観賞し「きっと自分を変えてくれる」と伝手をたどって本人に直談判。念願がかなった本作では、魂を削るような熱演を見せている。今回が初タッグとなるふたりが、撮影の日々をロングインタビューで振り返った。(取材・文/SYO、撮影/間庭裕基) 【「ミッシング」あらすじ】 (C)︎2024「missing」Film Partners 沙織里(石原)の娘・美羽(有田麗未)が突然いなくなっ
丸山正雄プロデューサー(2018年5月6日、徳島・マチ★アソビにて編集部撮影)NHK WORLD JAPANの海外向け番組「ANIME MANGA EXPLOSION」で、82歳の現役アニメプロデューサー丸山正雄氏の特集番組が放送され、無料でアーカイブ配信されている(https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/shows/2099011/)。 虫プロダクションでアニメ業界のキャリアをスタートさせ、マッドハウス、MAPPA、スタジオM2の創立者である丸山氏。細田守監督や今敏監督など、多くのクリエイターの作品を手がけてきた丸山氏の足跡や、最新プロデュース作の「PLUTO」、「この世界の片隅に」の制作秘話などが、関係者の談話を交えながら紹介されている(談話はすべて日本語、ナレーションのみ英語)。 丸山氏と縁の深い川尻善昭や兼森義則、「この世界の片隅に」「PLUTO」でプ
ホーム > コラム > 二村ヒトシ 映画と恋とセックスと > 映画を自分ごととして〈わかる〉〈おもしろい〉ってどういうことだろう? と考えた「異人たち」「異人たちとの夏」「94歳のゲイ」 作家でAV監督の二村ヒトシさんが、恋愛、セックスを描く映画を読み解くコラムです。今回は日本を代表する脚本家・山田太一の長編小説「異人たちとの夏」を、「さざなみ」のアンドリュー・ヘイ監督が、英国を舞台に、主人公をゲイ男性に設定変更して映画化した「異人たち」。そして、1988年に同じ原作を大林宣彦監督が映画化した「異人たちとの夏」を見比べ、さらには激動の時代を生き抜いてきた、日本の94歳の同性愛者の姿を追ったドキュメンタリー「94歳のゲイ」を見て、考えたことを綴ります。 ※今回のコラムは本作のネタバレとなる記述があります。 映画を自分ごととして〈わかる〉〈おもしろい〉ってどういうことだろう? と考えた「異人た
北条司氏の大人気コミックを日本で初めて実写化するNetflix映画「シティーハンター」が、4月25日から世界独占配信された。東京の大都市・新宿の裏社会で起こるさまざまなトラブル処理を請け負う、超一流のスイーパー(始末屋)である主人公・冴羽獠を演じるのは、原作の熱狂的なファンとして「責任と愛を持って演じた」と語る鈴木亮平。原作に対する多大なるリスペクトと、緻密な理論に裏打ちされた肉体改造でそのキャラクターになりきることに定評がある鈴木が、俳優人生を賭けてあこがれのキャラクターに挑んだ。 スタイリスト:臼井 崇(THYMON Inc.)/ヘアメイク:Kaco(ADDICT_CASE)亡き兄の相棒だった冴羽獠とともに、兄の死の真相を探ることになるヒロイン槇村香は、森田望智が演じている。アクションシーンにも果敢に挑戦し、次第に獠と息の合う“バディ”となっていくさまを違和感なく演じてみせた。 抜群の
「オッペンハイマー」の公開記念トークイベントが行われた(C) Universal Pictures. All Rights Reserved.第96回アカデミー賞(2024)の作品賞を含む最多7部門で受賞を果たした「オッペンハイマー」(公開中)の公開記念トークイベントが4月19日、新宿バルト9で行われ、平野啓一郎氏(小説家)、大島育宙氏(XXCLUB)が登壇した。 本作は、第二次世界大戦下、世界の運命を握った天才科学者J・ロバート・オッペンハイマーの栄光と没落の生涯を実話に基づいて描いた作品。クリストファー・ノーランが監督、脚本を務め、主演キリアン・マーフィのほか、エミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.らが出演。第96回アカデミー賞では、作品賞のほか、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、撮影賞、編集賞、作曲賞の7部門でオスカーを獲得した。 (C) Universal
【解説・考察】ここを押さえれば物語がもっと“わかる” オッペンハイマーはなぜ苦しんだ? 聴聞会の目的は? あの人は誰? あのシーンの意味は? 2回、3回、4回と 観に行きたくなる、微ネタバレありの徹底解説第96回アカデミー賞で最多7部門を受賞した「オッペンハイマー」(クリストファー・ノーラン監督)。3月29日に日本公開され、大きな話題となっていますが、同時にSNSを中心にさまざまな評判が飛び交っています。 1度鑑賞し、もっと内容を理解したい、あのシーンの意味はなんだろう、などと思う人はとても多いはず(その証拠に、Google検索では「オッペンハイマー 解説」などとサジェストされますよね)で、筆者もその1人でした。 そこで今回の記事では、映画.com編集部が“映画「オッペンハイマー」が繰り返し観たくなる解説・考察”を書いていきます。本作は「2回目、3回目の鑑賞がさらに興味深くなる」作品でもあ
前編では「ラヴィット!」の反響や、「親に嘘をついて高校1年からピアノを始めて大阪芸術大学に入った」というエピソードなどを聞いたが、後編ではみょんふぁさんの「そんなことあるんだ」という波乱万丈な人生、そして「“女優で活躍したい”というこだわりを捨てたら、逆に女優の道がひらけてきた」という興味深い仕事論などを取材した。(企画・編集・取材・文/尾崎秋彦)
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