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ウーバーイーツの配達員が労組を結成したというニュースがあり、それに対して意識高い系が批判的な発言をしていた。確かに消費者や暇々に小遣い稼ぎをしたい人にとっては不利益な話なのかもしれない。 本業があって、空き時間に稼ぎたい人にとっては、上がりがまるまる小遣いになるわけで、採算ラインは低い。本業の側で家賃食費やら社会保険料を賄っていて、可処分所得の中から趣味として自転車を買っているなら、暇つぶしに対価が得られるだけでもまるもうけだし、ダイエットのための運動って感じなら、お金なんか貰わなくてもいいかもしれない。 しかし本業で配達員をやる労働者にとっては、給与は家賃・食費やらの生活費、社会保険料、再生産としての子育てのコスト、仕事道具のメンテコストに加えて老朽置き換え用の償却費的なコストもかかってくる。なので採算ラインはずっと高い。 社会にあるヒマをあつめることで成立するいうギグエノコミーであるが
これまで等閑視されてきた組み体操のリスクが明らかにされて、国をはじめ行政が動き始めている。その中で、自治体での対応は分かれている。 まずは、基準を決めて規模を制約というパターン。ピラミッドとかタワーとかの段数に制限を加えるもの。労働衛生規則の2mに準拠した事例となっている。これで大幅にリスクは軽減できるが、子供にとって2mはまだまだ危険だ、という観点からすればより段数は低くなり、ほぼ成立しなくなるだろう。逆に、一律の規制では学校を不必要に制約することで考える力を失わせる、という意見もある。 逆に、さらに踏み込んで全面禁止に進みつつある自治体もある。実質的に学校ではこれまでまともにリスク分析を行えてなかったんだから、今後もちゃんと出来るとは思えない、というある種の不信任に近いところもある。「ゼロリスク」志向の末路だという批判もあるし、学校現場の萎縮を懸念する声もあがっているが、それなりに支持
ツイッターにちょっと書いたことを書き直す。 まず、おいらのスタンスを書いておく。 一つは、分析には「セコい政府」論を使うこと。 これは政府は最低限の手間でそこそこの結果を出すであろうという話。 例えば企業に源泉徴収では徴税コストを負担させることで、政府は少ない手間で効率良く税金を集める事が出来る。また企業の社宅が政府の公的住宅制度の肩代わりをし、終身雇用が雇用保険などの代用となっている。 また司法だと、起訴便宜主義では、検察官の裁量で大幅に裁判コストを低減している。 このように、小さな政府の最低限の公的コストで、大きな政府に類似したサービスを提供しているのである。ただし類似であるので、公正さやカバー率の観点では課題を抱えている。しかし、大きな政府に動こうとすればサービスレベルはさほど改善されないわりにはコストがふくれあがるし、小さな政府にしようとすると、コストはさほど下がらない割りにはサー
ここに襲撃事件についての2つの言説がある フランスの新聞社 シャルリー・エブド襲撃事件について - alternativeway http://blog.goo.ne.jp/iida-miki/e/0d68f604177d2bdeb387e20a5dc9afb0 これはテロでなく集団殺人事件だ Parisシャルリ・エブド襲撃事件を斬る−藤原敏史・監督 | 日仏共同テレビ局フランス10 http://www.france10.tv/international/4581/ 前者については、一読して身の毛がよだつようなおぞましさを感じた。 前者のおぞましさは、努力して名誉フランス人になれた、という上から目線があるからだ。そしてその国家体制で居心地がいい、といっているところにある。独裁国家のエリート市民が自分は弾圧されることもないので幸せですっていってるようなもんだ。イスラム団体が非難声明を出した
日本スゴイ系番組が花盛りである。というか各局ともゴールデンタイムがそれだよな このブームの原因を何に求めるか、日本はすごいからだ、という身も蓋もないけどそれどうなのよ的な見方もあるし、パッケージ化された社会科見学系番組の作りやすさを指摘する向きもあろうし、衰退する日本にとっての都合のいい夢だ、と小馬鹿にする向きもある。それぞれにまあそうだろう、というところがある。 いわゆるテレビ的教養論とかはあって、そこからすればそれなりに質の高い番組ではあるんだよな。国民を統合する物語としても前向きだし、同業者の活躍はそれは誇らしいわけで、誰も損をしていない。元から、微妙な時間帯に1スポンサーでかなり掘り下げた内容の国内の企業とか研究者に密着する番組とかあるけど、それが鉱脈であったと気づいた、ということもあろう。 丸山真男が戦前の天皇制に対しての社会の中の矛盾した2つの考えを説明したものに、顕教と密教と
冨山和彦:我が国の産業構造と労働市場のパラダイムシフトから見る高等教育機関の今後の方向性(PDF) http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/061/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2014/10/23/1352719_4.pdf 大批判を受けているG型L型大学の話である で、くだんのページでなぜ大型2種なのか気になった人はいないだろうか。これは冨山氏が創設したみちのりホールディングスという地方のバス会社などの再生を手がける企業の存在があると思う。シェークスピアではなく観光を、というのはグループ中のホテルなどで働く人材を想定しており、大型2種をというのは再建中のバス会社の運転手を想定している、と考えると全て納得がいく話である。 会津バス 再生への物語:日経ビジネスオンライン http://busines
堀義人氏 JR西の判断を問題視する(弁解三加) - Togetterまとめ http://togetter.com/li/731514 かようなことで炎上している案件があった もとより、これは去年より主張していることが現実化したことである 高度防災国家におけるエクストリーム出社の是非 - よりぬき障害報告@はてな http://d.hatena.ne.jp/lm700j/20131024 また、これはJR西日本が仕掛けた一種の革命への闘争だったのではないか、と思い始めた ご理解とご協力を強制するセルフ順法闘争 - よりぬき障害報告@はてな http://d.hatena.ne.jp/lm700j/20110217/1297976364 いくつかの報道や周辺情報からから決定に至った事情を整理する ・台風の来る連休の末日で行楽客などが少なくなっていたこと ・抑止されたり、立ち往生した列車に乗客
超過分の話で、撮り鉄問題がクローズアップされた。 『あすか』騒乱 鉄道ファンはなぜ列車を止めたか - Thsc http://d.hatena.ne.jp/Thsc/20100215/p1 詳細はここに 超要約すると、他社で、そしてかつてはなあなあで許されていた線路脇のまあ安全であろう敷地で三脚を立ててる場合であっても、自社の敷地であれば厳しく取り締まる、という話。 そして警察を呼び出すは、いちいち安全確認として列車を停めたりと、極めて厳格な対応を取るようにした。 例えば列車を停めること自体は、利用者にとってもJR西日本にとっても益のある話ではない。ていうかこれってかつての順法闘争じゃね?って思ってしまった。 順法闘争とは極めて厳格にルールに則り業務を停めてしまう戦術である。 順法闘争 ‐ 通信用語の基礎知識 http://www.wdic.org/w/RAIL/%E9%A0%86%E6%
要するに楽天が運営している、というか運営を引き継いだ無料ホームページサービスが、無料版の部分を終了させ、有料版に移行しない場合には削除するという。 しかもプレスリリースから2ヶ月で削除と来た。よく検討して、という言葉が余りにも白々しい。それとも2ヶ月前になって消さなければならないと気付くほどのボンクラであったのだろうか。 インフォシーク iswebライト 終了のお知らせ - インフォシーク ユーザサポートからのお知らせ - 楽天ブログ(Blog) http://plaza.rakuten.co.jp/usersupport/diary/201008250000/ 現在も更新しているアクティブユーザーなら有料版の費用対効果には関心を示さず、他のサービスに移行してしまうだろうし、連絡が付かないユーザーなら有料版への移行をせずに消えてしまうだろう。何にしろ楽天にとっては何の利益ももたらさない決断
神戸新聞|文化|学芸員が一斉退職へ 芦屋市立美術博物館 http://www.kobe-np.co.jp/news/bunka/0003813530.shtml こんなニュースが飛び込んできた。 民間委託で安くなるのも限度がある。 あとこんな論争もあった Togetter - 「美術館に税金を投入するべきか? から派生してのいろいろ」 http://togetter.com/li/33639 少々この市議が怖い いろいろな考え方があると思う 市民のニーズにかかわらず公金を投入する 市民にニーズをもってもらうように説き伏せて公金を投入する あるいは圧倒的金持ちに持ってもらう 小金持ち市民にちょっとずつ出してもらう 文化なんかしらん、焼け野原 まあその辺のところでまとめられるだろうか 個人の美術館というと例えば電鉄系に限ってみても電鉄会社の直営ではないが、かつての経営者の意志も含めれば東急・東
小金井ゴミ戦争で村上春樹の壁と卵の話を思い出した。 そもそもの発端の二枚橋処理場近隣の住民の健康被害、というものが存在しなかったかと言えば否定はできない。敏感な人は何かしらのことで喘息になったりするし、処理場を恨めしく思えば体調を崩す人もいただろうよ。 もう一つの卵は蛇の目ミシン跡地の近所のマンション住民な。ローン背負ってマンション買って値段が下がったら困るので拒否らしい。 その中で、リスクが一定以下である、あるいは自らゴミを出したらそのリスクは引き受けるべきだ、という論調もあるし、より安全な処理場をちゃんと運営するならいいよ、という考え方もある。しかし、得てして「市民」的な運動は、ここにない答えを理想とする。その理想からすれば周辺住民は回避できるのにあえて回避しない損害を受けていると思うようになる。他の市で建てられないの?焼却以外の手段はないの?市内で他に場所はないの?しかしすでに代替案
この地震により多くのローカル線が壊滅的な被害を受けて、その復旧もままならない状況である。以前に述べたようにローカル線の存在価値って何なの、ということを整理した上で色々考える必要がある。 ローカル線で明確に価値があるとして残っている路線は、その価値でいくつかに分類できる。 まずは地方都市近郊で通勤通学輸送で大きな役割を持っている路線だ。これはダイヤを見れば朝ラッシュに結構な本数が出ていることでよく分かる。近郊の住宅地の中に新駅を作るなど自治体と連携して大攻勢をかけている。IGRいわて銀河鉄道では新駅や朝ラッシュに盛岡口10分おきにするなど積極的な動きをしているが、地方都市の通勤路線としては的確な施策であろう。また富山市は合併し巨大化した市域をつなぐ動脈として、高山本線の富山口を補助金を出して30分サイクル化した。 また通学に特化したローカル線というのもある。留萌本線で発生した高校生の積み残し
ついに通ってしまった都条例 ファンやクリエーターだけではなく大手の出版社が足並みをそろえて都主催のイベントへの拒否を行ったのはシャレにならない話である。あえてこの都条例を表現の自由の立場ではなく、「官製不況」としての都条例という視点から考えてみる。 官製不況とは、まあ弱者保護に偏りすぎた規制を行うことでビジネスがシュリンクしてしまう、という話である。耐震偽装に端を発した建築基準法改正と、それによる建築業界の混乱や景気の悪化というのは記憶に新しい。またサラ金規制も結果としては闇金の跋扈を煽った面もあるし評価が難しいところである。またPSE法騒動や水質汚濁防止法によるかけながし温泉弾圧論も、規制の誤爆という意味では批判される面が大きい。またこんにゃくゼリーのみを目の敵にした規制というのも、食べ物のリスクを総合的に考えない愚かな規制である。 都条例も、これはでは自主規制である程度はゾーンニングが
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