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大谷翔平
mizunowa.hatenablog.com
昨日、神戸の海文堂書店から直委託品の返品が届いた。9月末の閉店に向けて、直委託品は8月末で〆と相成り。「神戸市戦災焼失区域図復刻版」と「本屋の眼」(平野義昌著)の2点だけ、9月に売れる見込分を買取扱いにしてもらって販売継続中。 「My Private Fukushima 報道写真家福島菊次郎とゆく」(那須圭子 写真・文)が僅か1ヶ月の販売期間で、20預けて4返品。16売れていた。まったく記事が出とらんなかで、これは快挙だ。売れなくなったとはいうても、やっぱり、ここにはええお客さんが居てはるといふことだらう。 海文堂閉店とネット書店について。以下、ご一読されたし。 ★★★ 海文堂書店の閉店とネット書店の台頭について ■ ウチが神戸にいた時分から長らくお世話になってきた海文堂書店が、創業99年にして、この9月末で店を畳むことになった。売るのに時間のかかる人文社会科学書を粘り強く売ってくれる今や
【写真】 いつまでも片付かん、ワシの机廻り。 【大手版元の既得権】 けふ26日付の朝日新聞文化面(大阪本社版)に「民事再生法による再建手続き中の出版社、草思社を応援する動きが書店に広がっている」といふ記事が出た。記事の詳細は端折るが、聞き捨て(読み捨て?)ならぬ箇所が一つ目に付いたので、ここに記す。 記事の末尾のほうに、次の記述がある。 出版社は新刊を出すと取次から前払い金が入るが、返本が多いと最終的に過払いが発生し、それを埋めるためにもまた新刊を出す。 「新刊を出すと取次から前払い金が入る」――それは、大手出版社だけである。ウチらみたいな零細版元には、ビタ一文とて入りはしない。あたかも世間の出版社が全てさうであるかのように書かれては困る。 雑把に云へば、「委託品」は納品半年後にその間の返品数を差し引いた分が精算され、「注文品」は納品2ヵ月後に精算されることになっている(これは一旦「売れた
【写真】 今月上旬猫庵にて。てんこ盛りコイワシ700円分、安上がりな贅沢。 【書肆アクセス閉店について その5……だったかな?】 地方・小出版流通センター通信No.372(2007.8.15)が届いた。書肆アクセスの閉店について、継続すべき、売上不振について、支援の申し出など6社から意見が寄せられた、という。「(前号で)数字を出さずに、単なる経営不振という言葉では説明不足であったと思いますので、この9年間の書肆アクセスの読者販売、書店現金卸販売の推移を表にしました」とある。 それによると、展示売上は年々減少の一途、書店現金卸は2003年をピークに減少に転じている。この9年間の減少率は、展示売上-31.5%、書店現金卸-51.9%に達し、なかでも昨年の落ち込みがひどく、展示売上-18.7%、書店現金卸-44.0%。さらに今年度に入って以降の読者販売の落ち込みがひどく、書肆アクセスを独立採算事
★みずのわ出版からのお知らせ 昨年11月刊「医療への信頼 Trust in Medical Care」(河田真智子写文集)。小社サイトと案内ハガキに、次のように記しました。 ……3年前、河田の心電図に突然死の波が出た。ICD(植込み型除細動器)を胸に植め込んだ母親の予後は長くはない。重度障害をもつ娘の夏帆を遺して死んでいくのかもしれない。河田は夏帆出生の瞬間から36年間絶えることなく、夏帆と医療を写真に記録し続けてきた。写真画像に定着された医療従事者たちの素顔から、かれらのプロとしての喜びや葛藤、苦悩とともに、患者、家族が寄せる医療への信頼の強さもまた伝わってくる。この写文集を、これから医療を志す若い人たちにすすめたい。また、患者、家族の立場にある人たちを励ます一冊になるであろうと確信する。 ジャケット写真はタラワ環礁。彼岸と此岸のあわい。ジャケットをめくると表1(おもて表紙)には、水平線
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