近年のシューゲイザーの人気がすごい。しかも当時のリアルタイム世代というより、どちらかというとユース層の方がノイジーな轟音に虜になっており、Spotifyでマイ・ブラッディ・バレンタインやスロウダイブを聴くリスナーの多くがZ世代だというデータも。 そんなシューゲイザーリバイバルの真っただ中、次号ロッキング・オンの「気になるあいつ」では、新世代シューゲイザーアーティスト:ウィスプの分析テキストを掲載。イギリスのシューゲイザーバンドを源流としながら、デフトーンズやNOTHING、whirrといったアメリカのハードコア~ニューメタル~シューゲイザーバンドの影響も加えることで生まれた新たなサウンドを深掘りしている。 新世代シューゲイザーというとQuannnicやflyingfishなど多くのアーティストが活躍しているが、その中でもウィスプの独自性といえば、ガーリーなムード。今年リリースしたEP『Pa