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夏の料理
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人工知能による創作や、人工知能と人間との協調による創作は、SFの重要なテーマの一つです。我々は、適切な人工知能(AI)技術の使用が、創作において大きな手助けになりうることを理解しており、その発展を歓迎します。日本のSF作家や関係者は、AIの開発のために許諾済みの著作データを提供し、アイデア提供や広報に協力するなど、AI技術の開発に大きく協力してきました。我々は原則として、生成AIが人々の権利を侵害しない形で創作に使われ、人々の創作活動が広がることを歓迎しており、AIを作り、使い、AI生成物を楽しむ権利は守られるべきだと考えます。 一方で、現在広く使われている生成AI技術では、学習に用いたデータが、生成物にどのように貢献したかを示すことが技術的にできていません。この問題が未解決のため、生成AIの使用者は、生成物における学習元著作の影響や貢献度合いを評価することが困難です。そのため現状の生成A
過去のニュース 第三期理事会および会員有志からのインボイス制度への反対声明 第三期理事会および会員有志からのインボイス制度への反対声明 2022年7月6日 日本SF作家クラブの理事一同と会員有志は、SFおよびファンタジー文化の発展に大きな影響を及ぼすインボイス制度(適格請求書保存方式)に反対し、制度の見直しを求めます。 制度の導入に伴い、免税事業者取引も対象としていた仕入税額控除は2023年10月から6年間の経過措置を経て廃止されることが予定されています。 そんな中、SF・ファンタジー活動を行なっている個人事業主の作家やイラストレーター、評論家やフリーランスの編集者の多くは現在、インボイス(適格請求書)を発行できる課税事業者になるか、免税事業者のままでSF・ファンタジー活動を続けるかどうかの決断を迫られています。 免税事業者のままでいる決断をした場合、作家や画家、演者たちは、仕入税額控除が
第42回日本SF大賞は、2020年9月1日から2021年8月31日までに発表されたSF作品のうち、もっとも優れた作品に贈られるものです。 2022年2月19日、オンラインで行われた選考会の結果、第42回日本SF大賞は、『大奥』よしながふみ(白泉社)に決定いたしました。 贈賞式は、4月16日(土)に代官山 蔦屋書店にて開催されるイベント「SFカーニバル」内で行われ、日本SF作家クラブ公式YouTubeにてオンライン配信いたします。 日本SF作家クラブ公式Youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UC-zZT661Iyh_df6AX07IkgA 「SFカーニバル」4月16日&17日開催 公式サイト https://store.tsite.jp/daikanyama/sf-carnival2022/ (2/21以降オープン) 公式ツイッターアカウン
(2022年2月1日より改訂版適用) 日本SF作家クラブ(以下SFWJ)は当会の活動、および活動に参加している会員の行動が、年齢や性別、性自認、性的指向、人種・民族・エスニシティ、出生と先祖の経歴、障害、病状、思想信条と宗教、学歴あるいは職歴と地位、婚姻歴、または国籍と市民権に基づくあらゆる形での嫌がらせ、脅迫、差別のないものであることを希求して、この行動規範を制定します。 なお、この行動規範は会員のSF・ファンタジー活動に対して制約を課すものではありません。SFWJは行動規範によって行われる報告や調査、勧告などが、会員のSFを書き、描き、翻訳し、演じ、演奏し、開発し、研究し、編集し、批評し、または出版するなどの表現活動を侵さないよう、細心の注意を払います。 この行動規範は、日本のSFおよびファンタジーの発展を支援するSFWJの組織と、その会員が日本におけるSF・ファンタジーの発展に貢献す
過去の日本SF大賞 第40回日本SF大賞 受賞のことば 第40回日本SF大賞 受賞のことば 2020年4月22日公開 | 2019年4月・SF大賞フェア店にて配布された冊子より SF大賞に選んでくださってありがとうございます。いろんなものをありったけ盛り込んだ話なので、選考委員の方も読むのが大変だっただろうと思います。イラストの富安健一郎さんにもお礼申し上げます。読んだ人はみんな実感すると思いますが、この話の顔は二巻表紙の、あの「競技場」です。以降、細密で絢爛なイラストの数々で、《天冥の標》ワールドを作り上げてくださいました。心から感謝します。(最終巻あとがきでお名前を挙げ忘れていました。すみません、この場を借りてお伝えします!) そして、ここまで応援してくださったファンの方々に一番感謝します。他のどの作品にも増して、この長い話は、おりおりのみなさんの声に支えられた話でした。実際私は話の後
過去の日本SF大賞 第39回日本SF大賞 受賞のことば 第39回日本SF大賞 受賞のことば 2019年7月2日公開 | 2019年4月19日・贈賞式会場にて配布された冊子より この度は私の『飛ぶ孔雀』が日本SF大賞を頂いたとの連絡を頂き、急にはるか昔に引き戻されたような、眩暈がするような感覚があって、ちょっとぼうっとしてしまった。それは有難く光栄なことだけれど、四十年近くも放っておかれて私はすっかり老け込んでしまったではありませんか、と。何しろたとえば大原まり子さんとは辛うじて面識がある、お名前がわかるのはぎりぎり野阿梓さんあたりまで、というレベルの大昔に縁が切れてしまったのだ。以後のことはとにかくまったく何もわからない。どうせSFの賞を下さるなら、旧作をまとめた『山尾悠子作品集成』のほうがふさわしかったのでは、などとぼんやり考えるうちに、たいへんお久しぶりの野阿梓さんから祝電が届いた。昨
過去のニュース (プレスリリース)一般社団法人日本SF作家クラブ設立のお知らせ (プレスリリース)一般社団法人日本SF作家クラブ設立のお知らせ 2017年8月30日 1963年に任意団体として発足した日本SF作家クラブは、2017年8月24日に一般社団法人日本SF作家クラブを設立しました。 旧任意団体の権利義務は新法人が全て継承し、日本SF大賞をはじめとする事業を今後も運営できるように鋭意努力してまいります。日本SF作家クラブを支えていただいた皆様、そして日本のSF、ファンタジー作品を愛好していただいている読者の皆様、今後とも引き続き変わらぬご指導とご支援を賜りますよう、お願い申しあげます。 名称:一般社団法人日本SF作家クラブ 代表理事:藤井太洋 登記完了日:平成29年8月24日 主な事業:当法人は、我が国におけるSF及びファンタジー分野に関する文化及び芸術の振興を目的とし、その
過去の日本SF大賞 第37回日本SF大賞 選考経過 選評 第37回日本SF大賞 選考経過 選評 2017年5月10日公開 | 2017年4月21日・贈賞式会場にて配布された冊子より 第37回日本SF大賞選考経過 渡邊利道 第37回日本SF大賞の選考会は、日下三蔵、高野史緒、飛浩隆、長谷敏司、牧眞司の全選考委員出席のもと、2017年2月25日に行われた。運営委員会からは司会として藤井太洋会長、オブザーバーとしてYOUCHAN事務局長、記録係として渡邊利道の三名が出席した。 まず選考委員それぞれに大賞に推したい作品を推してもらったところ、『WOMBS』が二人、『君の名は。』が一人、『ドン・キホーテの消息』が一人と評価がわかれるかたちになった。また「積極的に推すわけではないが受賞に反対しない」作品として、三人が『シン・ゴジラ』を、二人が『WOMBS』と『大きな鳥にさらわれないよう』を、一人が『君
過去の新刊案内 『夢をのみ 日本SFの金字塔・光瀬龍』 『夢をのみ 日本SFの金字塔・光瀬龍』 2017年7月13日発売 | 立川ゆかり(著) | ツーワンライフ 光瀬夫人との800通に及ぶ往復書簡、書斎に残された日記、膨大な資料をベースに、生前彼と親交のあった人々を訪ね歩き、光瀬の知られざるエピソードや作品に投影された彼の人生を追憶。作品の真意を解いていく本格的評伝。 書誌データ 書籍名:『夢をのみ 日本SFの金字塔・光瀬龍』 著者:立川ゆかり 出版社:ツーワンライフ 発売日:2017年7月13日 判型/ページ数:四六判/624ページ 価格:本体2000円+税 ISBNコード:978-4-907161-89-7 Webサイト:『夢をのみ 日本SFの金字塔・光瀬龍』 | ツーワンライフ (書籍紹介ページは、7月15日ごろ公開予定)
第40回日本SF大賞 選考経過 選評 2020年4月22日公開 | 2019年4月・SF大賞フェア店にて配布された冊子より詳細
受賞の言葉 平井摩利(故・平井和正氏 ご長女) わたしは父の作品をほとんど読んだことがありませんと言うと、よく驚かれます。父親=作家ということを、若い頃はあまり意識していなかったのかもしれません。もちろん数々の作品を紡ぎ出していたこと、沢山の読者様に支えられて頂いていたことは判っているのですが、自分とは別次元の出来事と捉えていたようです。 そんなわたしが父が他界したことで初めて、故・平井和正の創作活動を身近に感じることが増え、SF界や当時の若者世代に彼がもたらしたものの大きさを知ることとなりました。 父が亡くなってから3ヶ月あまり、沢山の方々に語って頂いた平井和正像はわたしにとって非常に新鮮で【父親】以外の彼の姿がむしろ生前よりも生き生きと輝き始めたことに、今とても驚きを感じています。 わたしは父に対して長い間、仕事がすべての一匹狼のようなイメージを抱いて参りましたが実際は本当に沢山の人々
宇宙船修理のための物探しをプレアデス星人に頼まれた五人の少女が魔法使いになって奔走するという可愛らしい物語ながら、その背景には平行宇宙設定や国立天文台の協力に与った科学考証がある。それらを物語的には「魔法」で済ませる語り口の巧さが際立っており、子供の小さな悩みを宇宙スケールで描く第四話などの詩情も卓抜。科学と詩の先達宮澤賢治を踏まえた繊細で緻密な脚本、音楽とリンクした場面演出、最新データで描かれた土星の輪ほか宇宙を描く背景美術など、映像作品としての完成度も高い。物語は空や星を夢みる権利を肯定し、宇宙の旅の果てに人と人のなかにある「私」を見つめ直して、日々の小さな一歩へと着地する。敵役はいても悪のいない優しさと、かといって甘くはない峻厳さもある、真摯な倫理性は貴重だ。児童書版や菅浩江による別視点の小説版など、子供向けにもSF的にも広がる懐の深さをもつ、ジュヴナイルSFファンタジーの傑作。 2
原始、ショートショートは日本SFの星であった。いや、星新一が築き上げたショートショートの山々があまりにも大きすぎて、長らくショートショート=星新一になってしまったのだ。田丸雅智の第一作品集『夢巻』は、日常から数センチの浮遊を感じるような作品群によって、ショートショートを星新一の呪縛から解き放ち、新たな地平へと指し示した。おそらく今作を含めた田丸作品は、新たなショートショートの書き手を呼び覚ますきっかけとなるだろう。よって今作を日本SF大賞にエントリーしたい。 江戸の長屋で起きた密室殺人。それを解くのは5人の少年少女たち。はたして彼らの正体は22世紀からやってきた高校生だった......とおもいきや、それをも二転三転させて、想像もつかないクライマックスへと展開していく。面白い物語のためならあらゆる要素を盛り込むことを厭わず、ノベルズの枠内で書く、大ベテラン辻真先の姿勢こそ、見習うべきものがあ
過去のイベント案内 日本SF展・SFの国 日本SF展・SFの国 終了しました 2014年7月19日(土)~9月28日(日) | 世田谷文学館(東京・芦花公園駅) 『竹取物語』から脈々と連なる、日本の伝統文化である「SF」的思考と、日本人の精神史との深い関わりを通観する初の大型企画展が世田谷文学館にて開催されます。日本SF作家クラブは、特別協力団体として「日本SF展」をサポートいたします。 ちなみに、なつこん(第53回日本SF大会)開催日が「日本SF展」会期初日と重なっています。地方からお越しのSFファンの皆様、お帰りのついでに、世田谷文学館まで足をお運びください。「日本SF展」は、9月28日までの開催です。図録ほか、物販も充実!
日本SF作家クラブからお知らせです。 今年も「日本SF作家クラブの小さな小説コンテスト」、通称「さなコン」を実施いたします。「日本SF作家クラブの小さな小説コンテスト2024(さなコン2024)」としてピクシブ株式会社 […]
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