“天然”信仰を見つめ直す サークル「醤油をこぼすと染みになる」は2024年8月12日に開催されるコミックマーケット104において、新刊『天然信仰』を頒布いたします。 食材には“天然”ものと、“養殖”や“人工”のものがありますよね。 そんな中でも“天然”ものの方が良い、“天然”が一番だとする“天然信仰”は本当に正しいのでしょうか。 “天然”には“天然”の、“養殖”には“養殖”の、それぞれ良いところもあれば悪いところもあります。そこを理解せずに「天然なら何でも最高」としてしまうのは、“天然信仰”と呼ばざるを得ません。 そんな“天然”への信仰に一石を投じ、現代の“養殖”の良さを見つめ直す。というのが本書のコンセプトです。 まあ、それよりも表紙が気になっている人も多いとは思いますので、まずは表紙の話からしていきましょう! はい。今回も『ミスター味っ子』『将太の寿司』『喰いタン』でおなじみの、寺沢大