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ノーベル賞
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世間では「鬼滅の刃」が大流行しているが、私としては中身を知った結果として若干渋い顔をしている。というのも、作中の主人公側の団体「鬼殺隊」が以前に記事として取り上げたスポーツ界のパワハラの典型構造ををしていたためである(フィクションに突っ込むのが野暮なのは承知しているが、前に記事を書いた身として書かざるを得ない、ということでお願いしたい)。 「鬼滅の刃」の「鬼殺隊」は、育成中の若手に過大な負荷をかけ、結果的にその過半数が死んでしまう。いや、「育成」という言い方は正しくない。作中で明言されている通りこれは「選別」であり、選良を得ることが目的であり、その過程で選別落ちしたものは壊れても構わない、というスタンスをとっている。 これはスポーツ界のパワハラ案件でも同様の意見を見かける。スポーツ界のパワハラは「負荷をかけるほど強くなる」「負荷に耐え抜いたものだけが本当に強い」「最善のチームを得るのが最優
湘南の監督にパワーハラスメント(以下パワハラ)疑惑が浮上し、にわかに喧しくなっている[参照]。従前から氏の指導はスパルタ的であることが知られており、それをパワハラとすることに不満を示す意見も散見される。 曹貴裁監督には育成年代で本当にお世話になりました。 曹さんはできない事は絶対に要求しないし、僕も厳しく言われた時は本当は出来ることをしなかった時でした。 日本では珍しい誰にでも言うべき事をハッキリ言える指導者です。 とても尊敬できる指導者です。 — Shuichi Gonda (@gonchan20) August 12, 2019 しかしながら、世間一般の倫理規範として、あるいは厚生労働省の方針として、パワハラはなくすべきとする方向に動いている。JFAも2012年の桜宮高等学校バスケットボール部体罰自殺事件を受けて「サッカー界から体罰や暴力行為を撲滅」「サッカーの活動における暴力根絶」等
岡田武史評価企画なのですが、時間がない時に雑に書いてるので、至らないところはご指摘願います……後で改定します データ活用だけなら20年前からやっている 昨今「データを活用しろ」などと喧しく言われているが、単にデータを取って戦術に落とし込もうなどという活動ならば、JリーグがOptaの活用を始めた2000年代には盛んになっている。例えば、山本昌邦がよく言っていた「奪ってからパス3本以内でシュート」の話などはデータをもとに戦術を決めようという試みの一環だったと言えよう。この「奪ってからパス3本以内でシュートしろ」という方針は定着せず今に至るが、これはデータ(統計)の基本的な扱いが分かっていなかったからという部分があるだろう。例えば、 hit, false alarm, miss, correct rejectionの区別ができていない パス3本以内で攻撃に成功しなかった場合が勘定に入っていないな
ACL浦和・済州戦での乱闘騒ぎでAFC側から処分内容が発表されましたが、それを受けて現地映像(メーン側・バック側)を見直してみました。 AFCの処分 今回の裁定は、かいつまんで説明すれば 浦和の選手に処罰に値する非はなし 済州の3選手の罪は重い 済州スタッフは乱闘に積極関与しておりより重い罰金。 浦和スタッフも口論で応戦しており乱闘への関与とみなす というものです。詳細に見た場合、 20番 チョ・ヨンヒョン イエロー2枚で退場(47条)+退場命令無視(63条)+暴行での不品行行為(50条) 6か月追放+罰金2万ドル(50条) 3番 ペク・ドンギュ ベンチから飛び出してエルボーで一発レッド(47条) 3か月追放+罰金1万5千ドル(48条) 5番 クォン・ハンジン 試合後に周囲の選手に暴行でレッド(47条) 罰金1千ドル(48条) 済州 スタッフの乱闘への参加(51条)という不品行行為(50条
Jリーグサポーターがスタジアムに求めるものはおおむね以下のような要素だろう。 客席とピッチの距離が近い専用スタジアムが欲しい 屋根(や座席暖房)が欲しい 見やすいよう傾斜のある客席が欲しい 交通至便な場所に欲しい こういったサポーターの要求が満たせるかどうかについて考える。 比較:野球専用スタジアムはなぜ建ちやすいのか サッカーに比して野球は専用スタジアムがポコポコと建っており、羨ましいものである。野球専用スタジアムが建ちやすい最大の理由は収益性である。まず、プロ野球興行は開催日数が多い。ホームゲーム開催数はポストシーズンの期待値など含めて70あまりである。Jリーグの場合、リーグにカップ戦も合わせて30足らずに過ぎない。また、野球は人工芝でよく、このためプロ野球興行が行われない期間はコンサートなどへの転用も容易であり、稼働率はさらに高まる。 この収益性の高さにより、プロ野球の本拠地のうち半
近年のJリーグを取り巻く環境について「スター選手流出し過ぎ」「代表が盛り上がっているのにJが盛り上がっていない」「秋春制絶対反対」「ACLは罰ゲーム」など、様々な不満が聞かれる。こういった不満を解決したいところだが、そのための下調べをしていくと、原因の多くがUEFAの金満化にある、ということにたどりつく。これについていくつかトピックを列挙していく。 *急いで書いているので資料の添付は後回しにします 要約 プレミアリーグと欧州チャンピオンズリーグの営業が成功して放映権料で金満化した 欧州でもアジアでも代表選は減らされる。 EPLはホリデーシーズンに稼ぐために冬をリーグ戦で埋めたい。この結果、冬を開けたいJリーグには不利なAマッチ日程が押しつけられている。 UEFAがUCLを強化した結果、CLの世界再編でJリーグにとっては減益要因にしかならないACLを押しつけられ、Jの日程が過密化していてる。
南アフリカワールドカップ以降、日本人選手が相次いで海外移籍していった。その中で、いわゆる「ゼロ円移籍」と呼ばれる移籍がいくつかあった。香川真司はその代表例であるし、岡崎慎司のケースでは清水とシュトゥットガルトの間で訴訟騒ぎになった。このような事例が相次いだため、一部からは「選手が不義理」となじるような声もある。では、このようなゼロ円移籍がなぜ急に問題となったのだろうか。選手が急に不義理になったのだろうか。その背景にを少し考えよう。 ゼロ円移籍は移籍金制度の変更に伴うもの ゼロ円移籍が発生するようになった直接の端緒は、Jリーグが2010年にボスマン判決を受け入れたことである[1]。旧来、サッカー界ではクラブが選手の「保有権」を持ち、仮に契約満了で雇用関係が終了していようとも、選手が別のクラブと新規に契約するには「保有権」を元所属のクラブから買い取る必要があった。ベルギーの選手ボスマンは、雇用
Wataru Endo has recently adapted to his new team and is showing his potential. However, not much is often said about what he adapted to. It has been said that he could not keep up with the physical demands of the Premier League at the beginning of the season. But in common sense, a 30-year-old man cannot be physically adapted in three months; generally it is understood that he has improved his dic
2014/5/20 一部修正しましたので、最下部でご確認ください。あわせて出場クラブの視点で見た分析もお勧めします。la vie en violette – なぜ”ACLは罰ゲーム”と揶揄されるのか(2014ACL小括)上・下 この数年、Jリーグクラブはアジアチャンピオンズリーグ(ACL)で分が悪い。もちろんJリーグクラブの実力が足りない部分はあるのだが、それ以外にもACLで勝てなくなる要因が多数ある。その勝てなくなる理由について、ここで少し触れる。 まず最初に、(よく言われるところの)JクラブがACLで勝てない要因を3種類さっくりと提示しておく。 Jクラブはリーグに1軍を、ACLに2軍を出す。他国はリーグに2軍を、ACLに1軍を出す。 Jリーグは1位から降格ラインまで実力が変わらない一方で、ベンチ層はどこも薄い。他国は上位常連に選手が一極集中している。 他国のトップクラブは実力的にも成長
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