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『大学で量子力学を学んだけれどエンタングルメントとかベルの不等式については知らないという人が「ベルの不等式の破れ」について知るための約 100 分(倍速で 50 分)の講義』 田崎 晴明 公開:2022 年 10 月 6 日 / 最終更新日:2022 年 10 月 6 日 田崎晴明のホームページ / 田崎晴明のオンライン講義 / 田崎晴明の YouTube チャンネル これは私が公開している『量子力学の講義の最後のあたり』というコンテンツの使い回しです。 タイトル通り、大学レベルの量子力学をしっかりと学んでいるものの「ベルの不等式の破れ」などのテーマは学んでいないという(おそらくはかなり多くの)人のために、上記のコンテンツから必須の部分だけを抜き出したものです。面白ければ他の部分もご覧ください。 私は量子基礎論の専門家ではありませ。講義の内容はおおむね正確だと思いますが、深いことには触れて
2021_qm1mgr『量子力学の講義の最初のあたり』 田崎 晴明 公開:2021 年 9 月 14 日 / 最終更新日:2021 年 9 月 14 日 / 田崎晴明のオンライン講義 私の量子力学の講義の最初の部分です(姉妹編の『量子力学の講義の最後のあたり』もあります)。 第一回は量子力学を全く知らない人のためのイントロです。物理学科向けのガチの講義の一回目なので一般向けの完結した「量子力学超入門」とは全く違いますが、でも(物理を知らない人にも)けっこう面白いのではないかと思います。第二回も作るつもりですが、まだ先になりそうです。 学習院大学での講義とほぼ同じですが、大学での講義では、毎回の課題の提出と添削、(物理やそれ以外についての)質問や感想の紹介と返答、そして、すごく面白い雑談などが加わります。それらは「有料コンテンツ」なので受講したい人は学習院大学に入ってください! この講義は、
専門: 理論物理学、数理物理学、統計物理学 住所: 〒171-8588 東京都豊島区目白 1-5-1 学習院大学理学部 電話: 03-5992-1107(理学部) fax: 03-5992-1029(理学部) e-mail: hal.tasaki[atmark]gakushuin.ac.jp or hal.tasaki[atmark]gmail.com([atmark]を@に置き換えてください) 生年月日:1959年8月28日 1986年9月:理学博士(東京大学) 1986--1987: Research associate, Department of Physics, Princeton University 1987--1988: Instructor, Department of Physics, Princeton University 1988--1990: 学習院大学理学部
量子力学 私はかなり前から(時間の感覚が曖昧なのでなんでも「かなり前」と感じられてしまう)学部生向けの量子力学の講義を担当しており、いずれは量子力学の教科書を出版することを計画している。 ここでは関連して公開している素材をまとめておく。 公開している文書 演算子の定義域と自己共役性 (pdf 500kB、2021年1月29日更新) 執筆中の量子力学の教科書の付録。量子力学の数学的な定式化(の一部)についての解説。他にこういう解説がないようなので、この部分だけを公開。 非相対論的量子力学における生成・消滅演算子の方法(いわゆる「第二量子化」)の手引き (pdf 400kB、2023年10月16日更新) タイトル通りの解説。学部の量子力学の知識だけを仮定して「第二量子化」を正確かつ明快に解説している。内容は標準的だが、こういう解説は(不思議なことに)内外に見当たらない。 この解説の主眼は生成消
2020_qm3mgr『量子力学の講義の最後のあたり』 田崎 晴明 公開:2020 年 12 月 4 日 / 最終更新日:2022 年 10 月 4 日 / 田崎晴明のオンライン講義 2022/10/6 この講義集から「ベルの不等式の破れ」に関連する部分だけを抜き出した「使い回し」コンテンツの『大学で量子力学を学んだけれどエンタングルメントとかベルの不等式については知らないという人が「ベルの不等式の破れ」について知るための約 100 分(倍速で 50 分)の講義』というのもあります。 できれば、こちらで全部を見ていただいた方が面白いと思いますが。 私の量子力学の講義の最後の部分です。(姉妹編の『量子力学の講義の最初のあたり』もあります) 扱っているのは全て標準的な内容ですがこういうテーマを教えない大学もあると思うのでもしお役に立てばと思って公開しました(ただし、私は量子情報や測定理論の専門
できるだけシンプルな遠隔授業・試作公開版へ / ハイブリッド型オンデマンド講義へ 遠隔授業教材作成について(教員向けメモ) 公開 2020 年 3 月 28 日 / 更新 2020 年 4 月 17 日 Zoom などの特別なサービスを使わずスマホが一台あれば小さな通信量で受講できるシンプルな遠隔授業のフォーマットを提案する。 「ギガに優しい」遠隔授業がモットーである。 ほとんどの大学で新たなシステムを導入せずに実現できるはずだ。 さらに、PC やインターネットに不慣れな教員でも(一定の手助けは必要だろうが)教育効果の高い教材を(自宅にいても)作成できるノウハウを確立し公開することも目指す。 私がこの方式で試作した遠隔授業の実例で公開している。 ここにまとめたノウハウのほとんどは、最初の試作版の公開の後、多くの人たちに(主にツイッターを通して)教えていただいたものだ。一人一人のお名前はあげ
ここでは、講義ノートなどの資料の pdf ファイルと容量の小さな音声ファイルを提供する「ラジオ講座」風のシンプルな遠隔授業の形式を紹介しています。 パソコンを使うのが望ましいですが、スマホが一台あればしっかりと学べることを考えて作りました。 また、スマホだけでインターネットに接続する受講者を想定してファイルの容量の小さい「ギガに優しい」授業にすることも心がけました(幸いにも学生への通信料の援助が決まりつつあるようで、通信量についてはそれほど悩まなくてよくなったのかもしれません。ありがたいことです。いずれにせよ容量が小さければ聴く方にとって楽だと思います)。 ここでは本格的な授業の準備のための短めの試作品(と言っても内容はちゃんとしていますが)を二つ公開しています。 かっこいい動画も効果音もありませんが、真面目に学ぼうと思っている人ならば、このような形式の授業から多くを学べるのではないかと期
統計物理学懇談会(第 7 回)の記録 トップページへ 公開:2019年1月8日、最終更新:2019年3月7日 研究会は無事に終了しました。参加してくださったみなさん、講演してくださったみなさんに感謝いたします。 一部の講演のスライドを見ることができます。 統計物理学とその周辺の分野について、様々な話を聴き自由に議論することを主眼にした研究会を開きます。 ご興味のある方は、ぜひ積極的にご参加ください。 この研究会は 2013 年から始めて今回が 7 回目です。 これまでの研究会には幸いにして多くの人に参加していただき充実した素晴らしい会になりました。 過去の記録はトップページからご覧ください。 肩の凝らない、しかし、長い目で見て意義のある会にしていきたいと考えています。 どうかよろしくお願いいたします。 世話人:齊藤 圭司(慶応大学理工学部)、田崎 晴明(学習院大学理学部) 日程 2019
本稿は2016年12月2日に朝日新聞のwebメディア「WEBRONZA」に掲載された(オリジナルはこちら)。 pdf 版はこちら 田崎晴明 今年のノーベル物理学賞は、デビッド・サウレス (David Thouless)、ジョン・コスタリッツ (John Kosterlitz)、ダンカン・ハルデーン (F. Duncan M. Haldane) に与えられる。受賞対象を一言でまとめれば「単純な要素が無数に集まったときに生まれる驚くべき現象」の研究と言える。少し説明が必要だろう。 水を冷やしていくとちょうど 0 度で氷になる。物質の性質が急激に変化する「相転移」の代表例であり、「単純な要素が無数に集まったときに生まれる驚くべき現象」の最もわかりやすい例だ。 どこが「驚くべき」なのだろう? 水は無数の水分子が集まったもので、一つ一つの水分子は周辺の分子たちと影響を及ぼし合いながら単純な法則に従っ
日々の雑感的なもの ― 田崎晴明 一覧へ 最新の雑感へ タイトル付きのリスト リンクのはり方 前の月へ / 次の月へ 茶色の文字で書いてある部分は、相当に細かい仕事の話なので、ふつうの読者の方は読み飛ばしてください。 2016/10/20(木) ノーベル賞は(言うまでもないことだけど)科学の本質とは大して関係ないわけで、それほどは気にしないのだけれど、「科学を人に伝える」という観点からは手頃なきっかけになるし、ここ何年間かは理学部恒例の「ノーベル賞解説の会」のお世話をしている(たとえば、2011/10/13 の日記とか参照)こともあって、一応、どういう人が受賞したかはその日のうちにチェックするようにしている。 といっても、ライブ中継に張り付いているとかいう本格的なのじゃなくて、Twitter を流しっぱなしにして仕事しながら覗いていると、だれか真面目な人が中継してくれるからそれを見るって感
日々の雑感的なもの ― 田崎晴明 一覧へ 最新の雑感へ タイトル付きのリスト リンクのはり方 前の月へ / 次の月へ 茶色の文字で書いてある部分は、相当に細かい仕事の話なので、ふつうの読者の方は読み飛ばしてください。 2015/7/30(木) やれやれ。 7 月はなんかとんでもないことになってしまった。 ときどき日記にも書いているけれど、去年から JST の さきがけ「社会的課題の解決に向けた数学と諸分野の協働」 CREST 「現代の数理科学と連携するモデリング手法の構築」 という二つのプロジェクトの領域アドバイザーというのをやっているわけだけれど、これらに関連したイベント(審査のための会議、函館に泊まり込みの領域会議、選考のための面接)で一つを除いたすべての週末がふさがり、残っていたたった一つの週末も学科の会議と大学院入試の面接でつぶれてしまった。週末すべてお仕事である。 JST 関連は
日々の雑感的なもの ― 田崎晴明 一覧へ 最新の雑感へ タイトル付きのリスト リンクのはり方 前の月へ / 次の月へ 茶色の文字で書いてある部分は、相当に細かい仕事の話なので、ふつうの読者の方は読み飛ばしてください。 2015/6/14(日) さて、6 月も半ばである。いろいろやばい。 というのはともかくとして、6 月の大きなイベントは、なんといっても、 相転移と臨界現象の数理(田崎 晴明+原 隆、共立出版『現代数学の潮流』) の出版であろう。 いわゆる「イジング本。」だ。 ここ数年くらいずっと「ここ数年くらいずっと準備している」と言い続けてきた本なのである。 実際のところどれくらいのあいだ準備していたのかよくわかっていない。 たとえば、震災よりも前の 2011/1/8 の日記には、 「イジング本。」というのは、もう、古くからの「雑感」読者でさえ何回か聞いた気はするが忘れているだろうと推測
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日々の雑感的なもの ― 田崎晴明 一覧へ 最新の雑感へ タイトル付きのリスト リンクのはり方 前の月へ / 次の月へ 茶色の文字で書いてある部分は、相当に細かい仕事の話なので、ふつうの読者の方は読み飛ばしてください。 2014/3/16(日) けっきょく、3 月は予想していたよりずっと忙しい。 特にこの一週間は、10 日(月)、11 日(火)は斉藤さんとぼくが主催する研究会 統計物理学懇談会のお知らせ 3 月 10 日(月)、11 日(火)、学習院大学南 7 号館 101 教室にて 昨年、大成功だった統計物理学懇談会を今年も(慶応の齊藤さんといっしょに)開きます. 今年も幅の広い面白そうな講演が並んでいます。 どこを聴いても楽しいと思いますので、ご都合のつく方は是非どうぞ。 懇親会にも是非ご参加ください! そして、 12 日(水)は原がやってきて議論、13 日(木)も少し来客、14 日(金
数学 — 物理を学び楽しむために — 暫定版(2013 年 4 月) 田崎 晴明 iii これは、主として物理学(とそれに関連する分野)を学ぶ方を対象にした、大学レベルの 数学の入門的な教科書である。高校数学の知識を前提にして、大学生が学ぶべき数学をじっ くりと解説する。最終的には、大学で物理を学ぶために必須の基本的な数学すべてを一冊で 完全にカバーする教科書をつくることを夢見ているが、その目標が果たして達成されるのか はわからない。今は、書き上げた範囲をこうやって公開している。 詳しい内容については目次をご覧いただきたいが、現段階では • 関数や収束についての基本(2 章) • 一変数関数の微分とその応用(3 章) • 座標、ベクトル、線形代数(5 章、6 章) • 常微分方程式(4 章、7 章) • ベクトル解析(8 章) の各テーマについては、ほぼ完成しており、市販されている(優れ
学会、卒業研究等の発表会でのプレゼンテーションを念頭に、守ったほうがいい(とぼくが考える)ごく基本的なルールをまとめる。 物理に近い分野での発表を想定しているが、おそらくほとんどのジャンルにあてはまる。 もちろん、すべての研究者が以下のルールのすべてを実践しているわけではない。 しかし、プレゼンテーションについて真剣に考えれば、多くのルールに賛同してもらえるはずだと信じている。 ここでは、よい発表をするための心がけや考え方には(ほとんど)触れていない。それはまた別に書くべきだろう。 また、実際に(PowerPoint や Keynote などの道具を使って)いかにスライドを作るかということには全く触れていない。これについて省みるに、ぼく自身が実際のスライド作成については確固たるノウハウを持たず、その場その場でなんとなく作ってきたため、人にしっかりと伝えられることがないのだと自覚した。 スラ
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日々の雑感的なもの ― 田崎晴明 一覧へ 最新の雑感へ タイトル付きのリスト リンクのはり方 前の月へ / 次の月へ 茶色の文字で書いてある部分は、相当に細かい仕事の話なので、ふつうの読者の方は読み飛ばしてください。 2013/10/4(金) 佐々さんが、10 月 2 日の日記で「記念すべき(一生記憶に残る)講義」のことを書いている。 自分の出身学部で、自分の専門分野の講義を担当することへの意気込み、誇り、そして、喜びがよく現われている。 学問的に素晴らしいことだと思うし、佐々さんの共同研究者・友人・ファンの一人としても、素直にうれしいと思う。 それと同時に、ちょっと「いいなあ」と思ってしまうのも事実だ。 ぼくが自分の出身学科で統計力学関連の講義をしていれば、少なからぬ学生に強い印象・影響を与え統計物理学や数理物理学への見方・考えを大きく変えられただろうという自信がある。 本郷の物理での学
公開:2013年10月3日 / 最終更新日:2014年年4月26日 まだやっかいな放射線 2 年半が経って汚染と被曝はどうなっているか 2014 年 4 月に、外部被曝の部分を中心に若干の書き直しをしました。 (下の「主要な更新履歴・訂正」を参照) 原子力発電所事故から 2 年半以上が経った今、汚染と被曝の現状をいくつかのデータにもとづいて解説する。 今の段階では内部被曝は日本中できわめて低く抑えられていること(4 節、5 節)、一方、一部の地域では高めの外部被曝をする可能性が否定できないこと(6 節)を説明するのが主な目的である。 本題からは逸れるが、福島第一原子力発電所の事故に伴う避難で生じた人的被害のこと(1.2 節)、原子力発電所の廃炉作業のこと(1.3 節)にも触れ、また、今回の事故で政府・地方自治体などによる初期被曝の対策は不十分だったということも述べる(3 節)。 放射線に関
日々の雑感的なもの ― 田崎晴明 一覧へ 最新の雑感へ タイトル付きのリスト リンクのはり方 前の月へ / 次の月へ 茶色の文字で書いてある部分は、相当に細かい仕事の話なので、ふつうの読者の方は読み飛ばしてください。 2013/7/7(日) いよいよ暑い。 しかし、かなり元気だ。 この一週間くらいになって、ようやく元気が戻ってきた気がする。 年度末に向けて(国際会議とか特別なことじゃなく、定番の)もろもろの仕事も着々とやっているし、研究も派手ではないがコンスタントに頭をつかっているし、他の人の仕事も少しずつ勉強する余裕ができている。 プールに行く余裕はないが、筋トレはやっている。さっきも汗をダラダラかきながら腹筋(50+25)、背筋(50)、腕立て(50)をした。 しかし、5 月冒頭の「無敵感」(5/26 の日記)のあとに、激しい揺り戻しが来て、最悪の体調に陥ってしまった教訓を忘れてはいけ
数学 — 物理を学び楽しむために — 暫定版(2012 年 3 月) 田崎 晴明 iii これは、主として物理学(とそれに関連する分野)を学ぶ方を対象にした、大学レベルの 数学の入門的な教科書である。高校数学の知識を前提にして、大学生が学ぶべき数学をじっ くりと解説する。最終的には、大学で物理を学ぶために必須の基本的な数学すべてを一冊で 完全にカバーする教科書をつくることを夢見ているが、その目標が果たして達成されるのか はわからない。今は、書き上げた範囲をこうやって公開している。 詳しい内容については目次をご覧いただきたいが、現段階では • 関数や収束についての基本(2 章) • 一変数関数の微分とその応用(3 章) • 座標、ベクトル、線形代数(5 章、6 章) • 常微分方程式(4 章、7 章) • ベクトル解析(8 章) の各テーマについては、ほぼ完成しており、市販されている(優れ
日々の雑感的なもの ― 田崎晴明 一覧へ 最新の雑感へ タイトル付きのリスト リンクのはり方 前の月へ / 次の月へ 茶色の文字で書いてある部分は、相当に細かい仕事の話なので、ふつうの読者の方は読み飛ばしてください。 2012/10/8(火) 今を去ること三十数年。 中学時代の田崎は、何人かの友人と「ロックミュージシャンが年をとったらどうするだろうか」という話をしていた。 友人 A:やっぱし、ハードロックは体力が続かないから無理だろ。すぐ死ぬ奴も多いし。 友人 B:ああ。でも、イエスとかは、おっさんになっても、続けると思うな。 友人 C:確かに。クラシックの人はもちろん年をとってもやってるし。ジャズもじいさんになってもやるよな。 田崎(中学生):なるほどなあ。でも、十年後とかに渋いおじさんになってやっているイエスとか、想像できないなあ。 どこからともなく五十過ぎのおっさんが現れて会話に割っ
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