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サイバーセキュリティインシデントはここ数年、増加し続けており、毎日のように被害が公表されている。 本稿では、IIJがこれまでに調査・支援してきたインシデントのなかから留意すべきポイントや有益な知見を抽出して紹介する。 ここ数年、ニュースでも大きく取り上げられており、経営上の大きな問題になっているのがランサムウェア被害です。 IIJへの被害相談でも(暗号化まで行なわれた)ランサムウェア被害、もしくは(ネットワーク内に侵入されたものの)ランサムウェア展開前に気付いて暗号化は免れたというケースが多くを占めています。以前は前者のケースがほとんどでしたが、最近では後者のケースも増えています。これはセキュリティ監視を強化した効果と見られます。 警察庁が公開している「令和5年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」によると、感染経路の81パーセントはVPN機器とリモートデスクトップが占めており
IIJ 広報部 技術担当部長 堂前 清隆 IIJの技術広報担当として、技術Blogの執筆・YouTube動画の作成・講演活動などを行っています。これまでWebサイト・ケータイサイトの開発、コンテナ型データセンターの研究、スマホ・モバイル技術の調査などをやってきました。ネットワークやセキュリティを含め、インターネット全般の話題を取り扱っています。 Xアカウント:@IIJ_doumae IIJ公式技術ブログ:てくろぐ コンピュータの仕組みについて話す時、必ずと言っていいほど「RAM」「ROM」が登場します。パソコンが普及して以降、RAMは「書き換えできるメモリ」、ROMは「書き換えられないメモリ」を指す用語として使われてきました。 ところが、最近のスマートフォンの仕様を見ると、例えば「RAM:8GB、ROM:128GB」などと書かれていて、「ROMには撮影した写真や動画が保存できます」と説明さ
PDF [588KB] 当社は、個人向けにSIMロックフリー端末を販売する「IIJmio(アイアイジェイミオ)サプライサービス」において、SHARP製スマートフォン「AQUOS R9」、「AQUOS wish4」を、2024年7月26日より販売開始いたします。また、当社グループ会社のネットチャート製超細経LANケーブル「eco-patch6(Cat.6)」を同日より販売開始いたします。 AQUOS R9は、CPUにSnapdragon® 7+ Gen 3 Mobile Platformを採用したAndroidスマートフォンです。ライカカメラ社監修の約5,030万画素のアウトカメラには光学式手ぶれ補正を搭載し、夜景も動画も美しく撮影することが可能です。また、12GBのRAMに加え、ベイパーチャンバーによる放熱システムを搭載し、安定したパフォーマンスを実現しています。 AQUOS wish4は
ホーム IIJについて 情報発信 プレスリリース 2024年 IIJ、Palo Alto Networksの「SP Interconnect」パートナーに アジア・太平洋地域で初めて認定 PDF [370KB] / English 当社はこのほど、Palo Alto Networks(本社:米国カリフォルニア州)が提供するクラウド型セキュリティプラットフォーム「Prisma® Access」の「SP Interconnect」パートナーにアジア・太平洋地域で初めて認定され、2024年4月からPrisma AccessとIIJバックボーンを相互接続する新機能の提供を開始します。 SP Interconnectは、Palo Alto Networksがネットワークサービスプロバイダ向けに提供するパートナープログラムで、Prisma Accessとサービスプロバイダ側のサービス基盤の相互接続を実
3. フォーカス・リサーチ(2) IIJとデータセンターの変遷〜この30年を振り返って 3.1 1990年代「始まりはスペースの有効活用」 1985年の日本電信電話公社民営化(いわゆる通信の自由化)以前から、システムインテグレータではダウンサイジングの流れの中で計算機センターに設置されるコンピュータの小型化によって空いたスペースで他社のコンピュータを預かるビジネスがあり、国際通信会社ではこちらも交換機や伝送装置の小型化に伴って空いた通信局舎のスペースに外資系金融機関のディーラーホンや構内電話交換機を預かるビジネスがありました。いずれの建物も一般の建築物よりも頑丈に造られおり、それが今のデータセンターの原形であったと回想されます。 通信の自由化以前から、国際通信は国際電信電話株式会社(以下KDD、現在のKDDI)が専業で行っていましたが、自由化以降は複数の新規参入電気通信事業者(以下NCC)
(※)ギガプランの契約数にかかわらず、IIJmioひかり1回線あたり660円の割引になります。 お申し込み方法 IIJmioのWebサイトでご契約 家電量販店やコンビニ等でパッケージを購入いただき、IIJmioのWebサイトでご契約 タイプDの音声eSIMには、開通手続きにご利用端末のEID(※4)の入力が必要です。お申し込み手続き時、本人確認後、ご利用端末のEIDを登録いただくと、会員専用ページ(eSIM専用)にアクティベーションコードが表示されます。EIDを登録したeSIM対応端末でコードを読み取り、SIMプロファイルをダウンロードすることで、通信サービスがご利用いただけます。 (※4)EIDはeSIMの利用に必要となる識別番号で、利用端末の設定情報もしくは外箱記載等から確認いただけます。開通手続きにおいて、一定期間EIDの入力がなかった場合、お申し込みはキャンセルとさせていただきます
PDF [402KB] / English 当社は、1枚のSIMカードで複数の携帯電話網に接続可能な「マルチプロファイルSIM」を、ネットワーク機器及びIoT端末事業者向けに、本日より提供開始いたします。マルチプロファイルSIMは、1枚のSIMカードの中に、複数の通信事業者のプロファイル(携帯電話網に接続するための情報)を保持することが可能で、端末側で所定のコマンドを実行することにより自由に通信プロファイルを切り替えることができます。例えば、IoTゲートウェイなどの端末に、携帯電話網の通信断を検知しプロファイルを切り替えるプログラムを組み込んでおくことで、人手を介さずサブ回線に移行し通信を維持することができます。 なお、本SIMについては開発後、2022年10月よりコネクシオ株式会社(以下、コネクシオ)とPoC(Proof of Concept、概念実証)を行ってまいりましたが、今般、同社
ホーム IIJについて 情報発信 プレスリリース 2023年 IIJ、特定SaaSの宛先情報を自動収集し、ローカルブレイクアウトを実現する「IIJクラウドナビゲーションデータベース」を提供開始 PDF [434KB] 当社は、Microsoft 365やGoogle Workspaceなど予告なく変更されるSaaSの宛先情報を自動収集し、特定SaaSへの通信を拠点から直接インターネットに流すことで、ローカルブレイクアウト(※)を実現する「IIJクラウドナビゲーションデータベース」を、本日より提供開始いたします。 本サービスは、国内法人IT市場でニーズの高いSaaS、クラウドサービスのなかでMicrosoft 365、Google Workspace、Windows Updateの宛先情報を自動収集し、各拠点のネットワーク機器へ経路を自動配信します。これにより、運用の手間無く各拠点からのブレ
ホーム IIJについて 情報発信 プレスリリース 2023年 IIJ、文章ごとに異なるアクセス権限を設定できる文書共有アプリケーションを独自開発し、オープンソースソフトウェアとして無償公開 PDF [611KB] 当社は、当社の現場エンジニアが業務改善のために開発した文書共有Webアプリケーション「cats_dogs (キャッツ・ドッグス)」を、オープンソースソフトウェアとして共有サービス「GitHub(ギットハブ)」を通じて、本日より無償で提供開始いたします。 「cats_dogs」について 「cats_dogs」は、グループやプロジェクトチームでの利用を想定し、複数人が参照する文書を効率的に共有・管理することを目的としたWebアプリケーションです。一つの文書内で、文章ごとに異なるアクセス権限を設定できる機能を持ち、参照者の権限に応じて特定の文章を特定の人にだけ表示、閲覧させることができ
GIGAスクール構想における公立学校への帯域確保型接続の一斉導入は国内初 学習用途トラフィックの増大に対応した、快適でストレスのないネットワーク環境 PDF [272KB] / English 当社は、東京都立学校248校(島しょ地域を除く高校、特別支援学校、中学校、小学校)に、1校あたり2Gbpsのインターネット専用線接続サービスを提供し、合計496Gbpsの帯域確保型インターネット接続環境を構築いたしました。GIGAスクール構想における学校ネットワークの構築では、1Gbpsのベストエフォート型(最大1Gbpsの通信速度)(※1)回線を導入する学校が大半を占める中で、公立学校への2Gbps(1Gbps×2回線)の帯域確保型インターネット接続の一斉導入は国内初であり、学校現場におけるインターネット接続環境整備の規模としても国内最大級の案件となります。 (※1)ベストエフォート型:回線業者が
新型コロナのパンデミック以前から、ビジネスのクラウドへの移行は進んでいました。それがここ数年でさらに加速しつつあります。一方で、ワークプレイスが多様化し社内と社外の境界線が曖昧になることで、そこを狙ったサイバー攻撃も増加しています。今回は、コロナ禍でセキュリティ対策としてさらに注目が集まるSASEとゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)について解説します。 SASEとは SASE(Secure Access Service Edge)は2019年にGartner社が提唱した、クラウドを前提としたネットワークセキュリティモデルです。ネットワーク制御とセキュリティを統合している点が特徴で、SASEの導入によって従来まで別々に提供されていたネットワーク制御と、ネットワークセキュリティを一元的に管理できるようになりました。 クラウドが浸透する前までのビジネス環境は、社内ネットワークの中で業務
2. フォーカス・リサーチ(1) IIJの新バックボーンネットワーク「VX」 2.1 はじめに 2022年6月にIIJでは広帯域で柔軟なクラウド接続を実現する新たなネットワークサービス「IIJプライベートバックボーンサービス/SmartHUB」(以下SHBサービス)の提供を開始しました。SHBサービスのネットワーク基盤として、新たなバックボーンネットワークとなるVX(Virtualization eXchange 社内呼称:ブイエックス)を構築し、リリースを行っています。本稿では、IIJの新たなバックボーンネットワークとして仲間入りをしたVXの概要と構築に至った経緯、これまでのバックボーンネットワークとの違いを様々な観点から深く掘り下げます。 2.2 IIJバックボーンの歴史を振り返る 最初に今まであまり多くを語られてきていないと思われるIIJのバックボーンネットワークについて歴史を紐解い
ホーム IIJについて 情報発信 プレスリリース 2022年 IIJ、オンプレとマルチクラウドのデータ連携を容易にする「IIJクラウドデータプラットフォームサービス」を提供開始 PDF [578KB] / English 当社は、クラウド利用におけるデータ活用を推進するデータ連携サービス「IIJクラウドデータプラットフォームサービス」を2022年12月21日より提供開始いたします。オンプレミスのシステムとクラウドサービス間を流れるデータを本サービスのプラットフォームに集約することで、既存のシステムに影響を与えずに必要なデータを抽出し、クラウドサービスへデータを連携させることができます。本サービスでは、Salesforce、AWS(Amazon Web Service)などのクラウドやOracle Database、Microsoft SQL ServerなどのRDBMS(リレーショナルデー
IIJは 2022年12月3日に、 30周年を迎えました。 30年前、イニシアティブをつけた社名に、 迷いはありませんでした。 つねに先駆者としてインターネットの可能性を切り拓いてきたIIJは、これからも新たな イノベーションに挑戦し続けていきます。 IIJの真ん中の I はイニシアティブ ―IIJはいつもはじまりであり、未来です。IIJは2022年12月3日に、30周年を迎えました。 30年前、イニシアティブをつけた社名に、迷いはありませんでした。つねに先駆者としてインターネットの可能性を切り拓いてきたIIJは、これからも新たなイノベーションに挑戦し続けていきます。IIJの真ん中の I はイニシアティブ―IIJはいつもはじまりであり、未来です。
● 実践的な実習中心の教育プログラム ● ● マンツーマン方式で個々人の課題や目標に応じた指導 ● ● インターネット事業者ならではの設備を利用した実習環境 ● ● 経験豊富なIIJ現役社員による指導 ● インターネットは、政治、産業、経済から暮らしに至るまで、あらゆる仕組みを変えてしまう巨大な技術革新ですが、その具体化は、未だ、現在進行形です。百年を超えて、通信の主役は電話でしたが、通信を支える基本的な技術がコンピュータサイエンスになることで、あらゆる領域で世界を変えてしまうダイナミズムは、時を追うごとに、その広がり、激しさを増しています。情報の世界の革新が急速に進む現在、巨大な技術革新を支えるもっとも重要な基盤はネットワークであり、そのネットワークをいかに構築し、トラブルなく安定した運用を可能とするかが、重要であることは言うまでもありません。 一方、コンピュータサイエンスを基盤とするネ
全国情シス実態調査2022 結果サマリ 情報システム部門の平均人数 3,001~10,000人規模では、昨年よりも正社員の平均人数が増加。 今後の人員計画 昨年に比べ、「人員を増やす方針」の企業が増加。業種別の傾向も明らかに。 今後強化すべき、 したいと考えている点 「セキュリティ強化」がトップ。次いで「情シス内の人材育成」「中長期のIT戦略立案」と続く。
IIJグループは2021年8月、クラウド事業者(IaaS)として世界で初めてBCRの承認を取得しました。 BCRの概要やクラウドサービス契約者のメリットなどを易しく解説します。
IIJは2022年9月、APEC CBPRの認証を取得しました。 CBPRの概要やクラウドサービス契約者のメリットなどを易しく解説します。
PDF [1.0MB] / English 当社は、1枚のSIMカードで複数の携帯電話網に接続可能なマルチプロファイルSIMを開発し、今般、IoTソリューションを提供するパートナー企業とのPoC(Proof of Concept、概念実証)を開始いたします。マルチプロファイルSIMによりお客様が任意のタイミングで携帯電話網を切り替えて利用することが可能となります。この機能を携帯電話網の障害時に利用することで、IoT機器や電子決済端末など社会インフラとなっているシステムにおいて、これまでよりも可用性の向上が見込まれます。 なお本SIMはコネクシオ株式会社が実施するPoCに採用され、本年10月26日~28日に開催される「第13回Japan IT Week 秋(IoT&5Gソリューション展【秋】)」の同社ブースにて、エッジコンピューティング・ゲートウェイ「CONEXIOBlackBear」の活用
ホーム IIJについて 情報発信 プレスリリース 2022年 IIJ、個人向けモバイルサービス ギガプラン タイプ A において、 音声通話機能付き eSIM の提供を開始 PDF [470KB] / English 当社は、個人向けMVNOサービス「IIJmio(アイアイジェイミオ)モバイルサービス」のギガプラン タイプA(au網)において、音声通話機能付きeSIM(以下、音声eSIM)を、2022年10月25日より提供開始いたします。また、音声eSIMの提供開始にあわせて、オンラインで本人確認を完結できる仕組みである「eKYC(イー・ケーワイシー)」を導入いたします。 eSIMは、スマートフォンなどの端末に通信サービスの利用に必要な加入者情報(SIMプロファイル)を遠隔で書き込める組み込み型のSIMで、端末にSIMカードを挿入することなく、eSIM対応端末にプロファイルをダウンロードす
PDF [416KB] 当社は、国内企業の情報システム部門を対象に、「情シス人材に関するアンケート」を実施し、このほど調査結果を公開いたしました。過去に実施したいくつかの調査の結果から、多くの企業が人材の確保や育成に課題を抱えていることが分かったため、今回、より詳細な実態と具体的な課題、対応策などを調査し、808件の有効回答を得ました。 サマリ 情報システム部門における現状の人員・人材について、「豊富な経験を持った人材が足りない」、「若手人材を獲得したい」と感じる担当者が多いことが分かりました。また、従業員数3千人以下の企業では、「情報システム部門への新卒配属がない」という回答が半数を超えており、中途採用を実施しても、そのうちの多くは「応募者数が十分ではない」、あるいは「応募がなかった」と回答しています。人材の獲得にあたり、「給与等の待遇・条件を改善する必要がある」と考えている担当者は多い
IIJ基盤エンジニアリング本部 ネットワーク技術部ネットワーク企画課 篠井 隆典 2000年にIIJに入社以来ネットワークエンジニアとして勤務。現在は主に、IIJの国際ネットワークの企画や、国際回線の調達に従事。 個人でインターネットを使う場合、いわゆるブロードバンドの光回線を引くことは少なくなっていると思います。スマートフォンを使ってしまうからです。しかしスマホを使ったとしても、基地局から先は光回線に接続されているので、インターネットを使う場合、依然として光回線は重要な役割を果たしています。 皆さんは光回線の光ファイバがどこを通っているか、意識したことがあるでしょうか? 最近のマンションだと、光ファイバは共用部にある主配線盤(MDF)まで複数本がまとめて引かれていて、ブロードバンド回線の工事を依頼したとしても、それが屋外にどのようにつながっているのか見ることはないでしょう。事業所用のビル
2. フォーカス・リサーチ(1) Verifiable CredentialとBBS+署名 2.1 はじめに 新しいデジタルアイデンティティのあり方として、自己主権型アイデンティティ(Self-Sovereign Identity、SSI)が注目を集めています。デジタルアイデンティティは「自分が何者であるか」をデジタル空間の中で表現したもので、名前、生年月日、性別、メールアドレスのような属性の集まりでできています(注1)。従来、デジタルアイデンティティの管理はアプリケーションや業務システム、またはGAFAMに代表されるアイデンティティプロバイダによって行われてきました。これをアイデンティティの持ち主である自分自身が主体的に管理できるようにしようというのが自己主権型アイデンティティの考え方です。 本レポートのVol.43(注2)で自己主権型アイデンティティを取り上げてから2年が経過しました。
ホーム IIJについて 情報発信 プレスリリース 2022年 IIJ、世界シェアNo.1のWebサーバソフトウェア「NGINX」向けLDAP認証モジュールを無償提供 PDF [248KB] / English 当社は、Webサイトの構築に必要なWebサーバソフトウェア「NGINX(エンジンエックス)」 と組み合わせて利用する、アクセス制御機能(モジュール)「ngx_auth_mod(エンジンエックス・オース・モッド)」を開発し、本日より、ソフトウェア共有サービス「GitHub(ギットハブ)」を通じて無償で提供を開始いたします。 NGINXについて NGINXは、Igor Sysoev氏が2004年に開発・公開したWebサーバソフトウェアで、高速で大量アクセスの処理に向いていることから、大規模WebサイトやCDNなどで広く使われ、現在世界で最も高いシェアを持っています(※1)。現在はNGIN
PDF [534KB] / English 当社は、個人向けMVNOサービス「IIJmio(アイアイジェイミオ)モバイルサービス ギガプラン」の月額基本料金を、2022年4月1日より価格改定いたします。昨年4月に消費税を含めた総額表示が義務化されて以降、端数がつく価格表示が「分かりにくい」「覚えづらい」といったお客様の声が多いことに応え、また品質およびコスト改善を重ねてきた結果を反映することで、より分かりやすくリーズナブルな価格に改定いたします。 eSIMを除くすべてのデータ容量プランで値下げを行っており、例えば利用者が多い音声SIM 4ギガプランは、1,000円を切る税込990円で提供します。IIJmioのWebサイトや全国の家電量販店でお申し込みいただく新規のお客様だけでなく、既存のお客様にも4月1日から自動的に新料金が適用されます。 またIIJmioモバイルサービス ギガプランでは、
また、IIJより社外の方へパスワード付きファイルを添付し送信する場合においても、今後順次別の手段へ変更いたします。 上記の変更にともない、ファイルを共有するための別の手段を用意し、移行いたします。その利用につきましては、お客様、お取引先様に、個別にご連絡を差し上げます。 変更に至った背景 メールにパスワード付きのzipファイルを添付して送信し、そのパスワードを後送する「PPAP」は、日本において多く見られる情報セキュリティ対策の一つですが、効果が薄いだけでなく、ウィルススキャンをすり抜けてしまうことから、米国のサイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁においてもブロックすることが推奨されています。 この仕組みを悪用したマルウェアは今後も発生することが予想されることから、当社だけでなく、お客様、お取引先様よりお預かりする情報を守るためにも、対応が必要との考えに至りました。 当社のお客様、お
PDF [451KB] / English 株式会社インターネットイニシアティブは、当社一部サービスにおいて2020年3月以降、6件の個人情報及び通信の秘密の漏えいの事案(別紙記載 [161KB])が発生したことにつき、本日、総務省より書面による指導を受けたことをお知らせいたします。 お客様ならびに関係各位には、ご心配とご迷惑をお掛けしておりますことを、深くお詫び申し上げます。各事案において影響を受けられたお客様には事案認知後に速やかにご連絡のうえ、ご説明、お詫び申し上げております。ご連絡を差し上げていないお客様においては影響はございません。また、原因となった不具合は事案6を除きすべて修正を完了しております。 当社は、このたびの行政指導を厳粛に受け止め、全社を挙げて再発防止に向けた対策を実施し、お客様からの信頼回復に努めてまいります。 報道関係お問い合わせ先 株式会社インターネットイニシア
インターネットの接続サービスは、回線を多くのユーザ間で共有することにより、高速な通信サービスを低価格で提供しています。コンピュータ通信は間欠的で伝送路の利用率が低いため、回線を共有することで回線の利用率を向上できます。多くのユーザ間で一本の回線を共有すれば、利用が重ならない限り全帯域を利用でき、多少の利用の重なりはバッファリングで解決できます。このように同時利用率の低いリソースを共有利用して効率改善することを「統計多重効果」と呼び、これはインターネットの設計原理でもあります。 回線を共有することで、利用率が低い時には高い性能を出せますが、多重化が進み、全体の利用率が上がるにしたがって、利用の衝突が増えて性能が落ち、ついには渋滞状態に至ります。そのような通信の渋滞現象を「輻輳」と呼びます。統計多重効果の効率を上げようとすると輻輳のリスクが増えるので、バランスを上手くとって安定したサービスを低
PDF [187KB] / English 当社は、個人向けMVNOサービス「IIJmio(アイアイジェイミオ)モバイルサービス ギガプラン、モバイルサービス、モバイルプラスサービス」の国内音声通話料金について、2021年9月11日より、通常料金を11円/30秒(税込)に、同一の会員ID(mioID)内での通話料金を8.8円/30秒(税込)に改定いたします。 これまで、専用のスマートフォンアプリ「みおふぉんダイアルアプリ」からの発信、またはプレフィックス番号(0037-691)を先頭につけて発信すると国内通話料が半額になる割引サービスを提供していましたが、今後は通常の音声通話を割引価格と同額の11円/30秒(税込)でご利用いただけます。 タイプD(NTTドコモ網)、タイプA(au網)の音声SIMをご利用のお客様は、みおふぉんダイアルアプリの利用やプレフィックス番号をつける手間をかけずに、お
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