石破茂首相が自民党幹事長在任中の2年間で政策活動費を17億5050万円受領していたことが3日、政治資金収支報告書から分かりました。政策活動費は支出を受けた政治家個人名を書くだけでよいとされ、その先の使途はブラックボックスになっています。石破氏はこれまで使途を「可能な限り明らかにする」と述べており、幹事長時代の使途を公開するかどうかが問われます。(三浦誠) 石破氏は安倍晋三政権のもと2012年9月28日から14年9月3日までの約2年間、幹事長を務めました。 石破氏が受け取った政策活動費は、12年が6回に分けて計2億6000万円、13年が38回で10億2710万円、14年が28回で4億6340万円。1回あたりの金額で目立つのは3000万円です。多い時では5000万円もらっています。 国政選挙前になると、石破氏への政策活動費が増加する傾向があります。政権に復帰した12年12月16日投開票の総選挙