「腸呼吸」でイグ・ノーベル賞 哺乳類も肛門から酸素吸収―東京医科歯科大の武部教授ら・米 時事通信 外信部2024年09月13日08時49分配信 12日、米マサチューセッツ州ケンブリッジのマサチューセッツ工科大で開かれたイグ・ノーベル賞授賞式で、生理学賞を受賞した(演壇から右に)武部貴則教授、芳川豊史教授、岡部亮医師ら研究チーム 【ケンブリッジ(米マサチューセッツ州)時事】独創的でユーモラスな研究を表彰する「イグ・ノーベル賞」の今年の授賞式が12日、米東部ボストン近郊のマサチューセッツ工科大で行われ、哺乳類が肛門を通じて腸で呼吸できることを発見した東京医科歯科大の武部貴則教授(37)らのグループが「生理学賞」を受賞した。日本人の受賞は18年連続。 【用語解説】イグ・ノーベル賞 教授らの研究は、新型コロナウイルス感染などで呼吸不全に陥った患者に対する症状緩和策につながると期待されている。 専門