小林製薬の大株主に香港系ファンド 5%超取得、株主提案も 時事通信 経済部2024年07月24日21時29分配信 小林製薬の看板 香港系投資ファンドのオアシス・マネジメントが小林製薬の株式5%超を取得したことが24日、明らかになった。オアシスが同日、関東財務局に大量保有報告書を提出した。保有目的の一つに「重要提案行為」を挙げており、「紅麹(べにこうじ)」配合サプリメントによる健康被害問題を抱える小林製薬に対し、株主提案を行う可能性がある。 創業家会長、社長の辞任発表 小林製薬、「紅麹」問題で引責―記者会見開かず 報告書によると、オアシスが取得した小林製薬株は406万2075株。同社の発行済株式総数の5.2%に当たる。オアシスは報告書で「株主価値を守るため、重要提案行為を行うことがある」と明記している。 オアシスは近年、ドラッグストア大手のツルハホールディングスに社外取締役の総入れ替えを提案