「出生地主義見直しは違憲」 大統領令のトランプ氏を提訴―米18州 時事通信 外信部2025年01月22日06時55分配信 20日、ワシントンのホワイトハウスで大統領令に署名するトランプ米大統領(EPA時事) 【シリコンバレー時事】米国で生まれた子どもに自動的に米国籍を与える出生地主義を見直す大統領令は合衆国憲法に違反するとして、カリフォルニアやマサチューセッツなど18州と首都ワシントン、サンフランシスコ市が21日、トランプ大統領(共和党)をマサチューセッツの連邦地裁に提訴した。同氏が掲げる不法移民対策の強化を巡り、早くも対立が生じた。 トランプ米政権、2期目始動 主要政策を全面転換―不法移民送還、関税引き上げ カリフォルニア州政府のボンタ司法長官(民主党)は「大統領は、権限をはるかに踏み越えており、責任を負わせるつもりだ」と指摘。訴訟継続中は、大統領令発効を差し止めるよう求めた。 州側は訴