警視庁捜査員ら３人不起訴 大川原化工機、虚偽文書作成容疑など―東京地検 時事通信 社会部2025年01月08日16時57分配信 東京地検＝東京都千代田区 噴霧乾燥機の不正輸出容疑で社長らが逮捕され、後に起訴が取り消された機械メーカー「大川原化工機」（横浜市）への捜査を巡り、虚偽有印公文書作成・同行使などの疑いで書類送検された当時の警視庁公安部捜査員ら３人について、東京地検は８日、不起訴（嫌疑不十分）とした。 警官「捜査に問題」と証言 大川原化工機の起訴取り消し―賠償訴訟控訴審・東京高裁 不起訴を受け、同社の代理人弁護士は「犯罪の成否について裁判所の判断を仰ぐ機会が奪われるのは不当。検察審査会に審査を申し立てる方針だ」とのコメントを発表。刑事告発した元役員は「納得がいかない。不起訴ありきで形式的に手続きが進められたのではないか」とした。 捜査員らは２０１９年５月、同社製の噴霧乾燥機の温度実験
