米グーグル、独禁法訴訟に敗訴 検索市場で他社排除―連邦地裁 時事通信 外経部2024年08月06日07時49分配信 米グーグル本社の敷地に置かれた同社ロゴの看板=米カリフォルニア州(AFP時事) 【シリコンバレー時事】米首都ワシントンの連邦地裁は5日、米グーグルが検索エンジン市場などで反トラスト法(独占禁止法)に違反したとの判断を下した。グーグルの敗訴となる。アップルなどのスマートフォンメーカーに巨額の資金を支払い、検索エンジンをスマホに標準搭載させる契約が競合他社を排除する参入障壁となり、独占の維持につながっていると認定した。 スマホ寡占にメス 新法案で規制、欧州は先行実施 米司法省が巨大IT企業を相手取って起こした独禁法訴訟で実質的に勝利するのは、マイクロソフト(MS)以来約20年ぶり。ガーランド司法長官は「米国民にとって歴史的な勝利だ」とコメントした。裁判所はグーグルに制裁を科してい